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先日頂いた砥石です。 まさに浅黄の中の浅黄、カチコチ! ヒビが見難いですが、丁度色が変わっている部分に沿っていて、 綺麗な層成りの様子が分かります。 ヒビの所を鑿で突けば綺麗に平面が出てきそうですね。 中山などの浅黄は大突と見分けが難しいですが、多分中山かな〜と思います。 といってもかなり当てにならない見当ですが・・・・・。 裏面は畳敷き。 大突の浅黄によく見かける気もしますが・・・・・? 大突の浅黄程綺麗な畳敷きではないような気もします。 裏面、畳敷きに混じってカラスが少し飛んでいます。 大突より中山の方がカラスが混じる確立が高いようなので・・・・・。 それを根拠に中山かな、と判断しました。 全然的外れかも知れないですけど。 ニスで養生しました。 本当は本漆やカシューなどが天然砥石の養生では最も強度がありますが、 この石は産した山について自信が持てないので、側面や裏面など、 わずかな判断材料も後で見直せるよう、ニス等の透明な塗料での養生が便利です。 ピンボケですが、ヒビの写真です。 サラサラに薄めたニスなどの塗料をこのヒビに流し込み、 接着の効果で割れを防ぎます。 研いで見ました。 か〜なり硬く、一歩間違えると地金を引きます。 名倉砥石などを上手く使えば、案外、良く研げます。 結構ツヤツヤの黒味がかった仕上がりになり、物凄いキメの細かさです。 ピンボケで研ぎ汁の様子は分かり難いですが、あっという間に鉄粉が酸化し、 カメラを構えるまでには研ぎ汁の色は錆色に変わります。 常に鋭利な刃付けが必要な鰹削り器の刃に重宝しそうです。
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天然砥石
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各地の天然砥石について、特徴、傾向など。
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こんにちは、しばらく放置していましたが・・・・・。 天然砥石の面直しをしていたら、コノドント化石が出てきました。 もっとも、天然砥石からコノドント化石が出てくる事自体は、 言うほど珍しくもないかも知れないですが・・・・・。 まっ、とりあえず画像だけ貼っておきます♪ 小さいのでルーペを使っています。 矢印の先、黒っぽい粒がそれです。 もうちょい拡大してみますか。 上の写真より少しはマシに見えますかね? ただの黒っぽい粒ではなく、シャコの腕の爪のような形をしています。
ウィキペディアで調べてみたことによると・・・・・。 コノドント化石はカンブリア紀から三畳紀の地層から発見されるようで、 およそ6億年前から1億8千万年前の生物らしいです。 そして紛らわしいですが、コノドントとは化石自体に付けられた呼び名のようで、
厳密にはコノドントというのは「クリダグナサス」という生物の一部分の、 化石として残った物を指すようです。 さらに―、
とのこと。 つまり私の砥石に出てきた化石もこの部分ということですね。 そんな生き物だったことから、研究者達も初めは全体像を掴めず、 これは何かの歯だの、爪だのと、様々な議論があったようですが、 現在ではヤツメウナギに似た、体長2cm〜5cmの生物だったらしいと、 一応の結論が出ているようです。 ま、よく分かりませんが、ロマンのありそうな話ですね♪ ■この化石が出てきた砥石についてのリンクを追加です。■ この石↓、丸尾山の天井戸前層の石です。 |
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原石のコッパは多少のヒビが有ったので、要養生でした。 養生には透明なニスを使ったので、塗装後も側面の観察を妨げません。 試しに研いで見たら、思ったより裏の座りが悪かったので、台も付けました。 これでもうすぐ準備万端ですが・・・・・。 しかし、何だかじれったいですね〜! 早く動画の撮影をしたいと気持ちは先に行っているのですが、 ヒビを放置するわけにもいかないし、台も無いとグラグラするし。 こういう時こそ、辛抱が大事だと分かってはいるのですが。
少量ですが、ビーカーの中に入っているのは天然砥石の金筋です。 自然界では酸化した状態が自然なFeちゃんですから、 これ以上錆びたりはしないでしょうが、興味本位で塩水に漬けています。 勿論、さびは出ませんでしたとさ。( ̄口 ̄;)アホカー
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今日は何とか原石の敷内曇をカマボコ形に面出ししましたが、 研ぐ刃物の方が未調整なのと、動画を撮ろうとしていて苦戦しているので、 先に天井内曇から掲載します。 既に敷内曇の砥石を二丁掲載しましたが、今度は天井内曇層の砥石です。 整った規格サイズで厚みもありますが、筋があるからかでしょうか? 運良くリーズナブルな値段で入手できました。 私は筋があっても彫って使うので有難いです。 敷内曇と並べて撮影してみました。 天井内曇の厚みは47ミリもあります。 これなら昨日の敷内曇の原石のように、 砥面にアールを持たせて面擦りするのも全然余裕です。 濡らしました。 内曇らしい青灰色に黄色系が混じった、賑やかな砥面ですね。 研いだ感じ柔らか目ですが、モリモリ研磨している感じが指から伝わりますね。 結構良い感じに曇った仕上がりになります。 丁度刃引き用の内曇が欲しかったので、いいタイミングでした♪ 簡単に鉋刃が立ちましたが、キメは細かく、研ぎ汁はすぐに錆色になりました。 研磨力の力強さは敷内曇の方が少し強めかな? ただし硬さ的にはどちらも好みの感じです。 今回は天井内曇と敷内曇の研ぎ比べをしたくて二つ買って見ましたが、 どちらも大当たりだったようです。 今後は高島や水木原などの内曇も入手して、研ぎ比べてみたいな〜と思いますが、 懐が涼しくなりそう。(笑)
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今日は原石の敷内曇は普通に平面の砥面を出すか、アールをつけるかで悩み、 一先ず平面を出して試し研ぎをしてから考えることにしました。 原石らしく面白い姿ですね〜。 濡らして見ました。 濡らすと若干黄味がかるようです。 何本か見える筋もまるで当たらず、ヌルリとして研ぎ易いです。 柔目ですが研ぎ汁はサラリとしていて、ラフランスを連想する研ぎ味(謎)です。(笑) 研いで見た感じ、硬度は丁度刃引きに良さそうだと思いました。 やはり予定通り、砥面はアール気味にすることにします。
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