鉄の表情ぎゃらりー

今年も古物市探索頑張るぞ〜!

天然砥石

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各地の天然砥石について、特徴、傾向など。
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今日は 頂いた青砥 のメンテナンスについてです。

イメージ 1



上のリンク先に書いたのですが、青砥はひび割れやすく、

割れそうな物は養生が必要なことが多い砥石ですので、使用前にカシューにて養生してあります。


しかしただ単にカシューを塗るだけですと、強度的に完全ではないので、

布を巻いた上からカシューを塗り固め、カチコチにしています。


これ位までやると落としたとしても、ちょっとやそっとでは割れない位に頑丈になりますが、

反面頑丈になりすぎて、角を落とすときにダイヤモンド砥石でも上手く削れず、なかなか難儀します。



そこで今回は、ダイヤモンド砥石を使わない方法で簡単に済ませてみます。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7053/img_7053_7045806_13?1254673409 https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7053/img_7053_7045806_14?1254673409


カチカチのコテコテ。

砥面が磨り減り、右みたいに角を落とせなくなったら、もうダイヤモンド砥石では手に負えません。


そこで―、 カッターナイフを使い布を外します。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7053/img_7053_7045806_15?1254673409 https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7053/img_7053_7045806_16?1254673409


切り落としたい厚み分だけ、定規でしっかり押さえながら切れ目を入れ、

切れ目を四面全てに入れ一周させます。


切れ目がしっかり入ったら、砥石本身と布の間にカッターの刃先を入れ、一気に剥いでいきます。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7053/img_7053_7045806_17?1254673409


ん〜、ちょっと快感かも。


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一週剥ぎました。


剥いだ後には隙間に入った研ぎ汁が乾いた粉などで汚れていますので、

角落としのついでに洗っておきます。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7053/img_7053_7045806_18?1254673409


これで綺麗に角が落とせました。

人造砥石よりも手間が掛かりますが、 流石に研ぎは素晴らしく、 その価値はあります。


包丁などを研ぐときは角が残っているだけで刃先にダメージを与えることも多いので、

砥石の角は早めに落としておきたいものです。
先日 頂いた砥石を掲載してみましたが、 よく考えてみるともう一丁、
黄色系の砥石をも持っていたのを忘れていました。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7053/img_7053_7045806_9?1253187548


厚さ10mmちょっとと薄板のコッパで、しかも丁度良い所に大きくヒビが入っています。 https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7729/img_7729_443179_24?1253186673
しかしこの石、質は問題なく、硬さはやや硬口かなという感じで扱いやすく、キメも細かい。

研磨力も強く、ハイスでもモリモリ下りますよ。



ヒビに他の砥石の粗い粒子が入り込んで研ぎの際に引け傷が入らないよう、
それだけは注意は要りますが・・・・・。 https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7729/img_7729_443179_25?1253186965



https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7053/img_7053_7045806_10?1253187548


産地は疑いもなく中山一帯ですが、見たこともない判で、流通のルートは私には分かりません。



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濡らしてみました。

黄板系は黄板系でも、土気色のタイプですね。



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これは和鉄系の東京鉋、 武蔵國秀 で研いだときの物。


武蔵國秀は地金が大変大人しく、普通以上の硬さでキメ細かければどのような砥石でも、

十分な仕上がりになってくれるので悩む鉋でしたが、この中山のコッパも最終仕上げ候補の一丁でした。



イメージ 3



こんどは三木の鉋、 輝久 (てるひさ)です。

どのような刃物で研いでも十分以上に下りてくれる石ですが、その分やや砥面は狂いやすいかな?

研ぎ上がりが早いので問題はありませんが・・・・・。



実はこの石、薄くて使うのが勿体無いので、普段は他の石の下で眠っています。 https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7729/img_7729_443179_7?1253186965
この石は何でも一定以上には研げる分、他のどの石でも研ぎ難い刃物を研ぐときしか使う気になりません。



それが理由で二軍扱いですが、そんな私が持っていても可愛そうなだけと思えば・・・・・。

ひょっとするといずれ誰かに譲ってしまうかもしれません・・・・・。

って、プチ爆弾発言でしょうか。(笑)


ホームページでもあればキリ番に賞品にしちゃうかなぁ〜♪
こんにちは〜♪


一通り必要なバックアップを済ませましたし、夏の暑さも峠を越して涼しくなってきたので、

本格的に復活してみようと思います。(って、気分的にですが。)



さて、復活したともなれば?

第一段目に書くべきはすっかり頓挫してしまった、例の頂いた巣板以外はありえませんよね。



この↓巣板♪


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7053/img_7053_3290803_0?1252684920



実はこの巣板ですが、小口にクラックが見つかったのです! https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7153/img_7153_43834_2?1239571555 ヒェーッ!

面出しをしているときに、層に沿って砥面と平行にピキッときていました。



今更私が説明するまでもないかもしれませんが・・・・・。

巣板の層の石は硬度・産地などに関係なく、層に沿って割れやすい特徴があります。


私も過去に一枚巣板を割ってしまったことがありますので、

今では念には念を入れ、少しでもヒビを見つけたらすぐに養生することにしています。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7053/img_7053_7045806_0?1252955051


恐らく面出しをしている時に、側面が水を吸って砥石が膨張したのでしょう。


この場合割れを防ぐためには、単純に大元を絶つべく、

側面を漆やカシューなどの塗料でコーティングし、水を吸わせないようにすれば良いのです。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7053/img_7053_7045806_1?1252955051


定規で引いたように真っ直ぐなヒビですね。 https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7729/img_7729_443179_15?1247044044

今はカシューが切れてしまっているので、ちょっと安っぽいですが木工用のニスで代用しました。

水を弾くためだけなら同じ事で、カシューの難は強度が足りないことです。

しかしメリットもあり、色を選べるのでクリアカラーの物を使えば元々の石肌を塗った後も確認できます。

漆やカシューは丈夫ですが、真っ黒になってしまうので一長一短ですね。



養生が済むまで研ぎはお預けですが、こういうときは石橋を叩いて渡るのが懸命。

ニスは乾きが早いので、大体半日〜一日ほどは大人しく待ちます。



さて、乾きました。


イメージ 1



平面をしっかり出しているうちに、焼けが強かった部分からジャリっとした鉄の不純物が出てきてしまったので、

その部分は鑿でハツッてあります。



これでちゃんと使えるようになりましたので、いよいよ刃を当ててみましょう。

 後編に続く。
あ゙あ゙ぁぁ〜、更新が滞り始めとる〜!
せっかく今月に入って三日間は休まず続いたのにっぃ〜!! https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7729/img_7729_443179_13?1247044044
すっかり三日坊主だぁー・・・・・。><

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昨日はお預かりしていた鉋刃2枚と、例のガチガチ浅黄をお返しに、浅草橋の森平さんまで行って来ました。




https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7055/img_7055_9912_54?1246047627
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7055/img_7055_9912_52?1246047627
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/33863/img_33863_90388_6?1244351337


さて、今回もしっかり研げた!・・・・・と、個人的には思っています。

鉋刃2枚はそれぞれ個性があり、研いでいてワクワクしました。



昨日は鉋刃と砥石をお返ししたついでに、古い砥石の在庫の整理をちょっとだけお手伝いをさせて頂きました。
この前も大突の巣板の選別のお手伝いをさせて頂きましたが、今回は古いマルカ巣板の選別作業でした。
古い極上・極厚の物が多く、20万円を越える物も普通に出ましたよ。
私も値付けの手伝いをさせて頂きましたが、最高の物は34万円までいきました!

それと産地色々、層色々、質色々の砥石の山も見たのですが、五つほど煙硝を起こし黒蓮華の出ている巣板があり、そのまま放って置くと割れやすく危険ですので、要養生ということで別に取り分けたりもしました。
一日に五つも黒蓮華を見た珍しい日でした。
殆どが古過ぎて産地がよく判らない物でしたが、一つは層の成りがヨロイ調で、恐らくは新田産の物と思われる砥石でした。

マルカの選別作業の前なのですが、煙硝を起こしていた砥石か積まれている山の中で、質が良さそうだな〜と目が留まった石があったのですが・・・・・。


それあげる♪

っと、なんと頂いてしまいました! https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7729/img_7729_443179_20?1247044044

もの凄く嬉しいプレゼント、↓こういう古い巣板です!
イメージ 1



産地は不明ですが、一部の層に見られる薄カラス、皮、砥面の様子などから、恐らく大突、奥殿等に近い、鳴滝付近、白砥、五千両山の巣板だと思われます。


イメージ 2



側面ですが、あまり知らない人なら「中山の巣板」と言っても判らないかもしれない、綺麗な横顔ですね。
鳴滝や五千両の巣板にはよくある横顔。

この石、卵色基調にやや桃色がかった良い感じの色なのですが、一部に焼けの強い部分があり、地金を引きこそしないものの、その部分だけ研ぎ感が重く、引っかかるような感じがします。
後一部ほど使えば消えるのではないかと思うのですが、それまでは避けて研がなくてはいけませんね。
しかし私なら避けて研いで何事も無いでしょう、ということで頂いたのです。

試し研ぎした感じではなかなか良い硬さの硬口で、研磨力があり黒い研ぎ汁が出ます。

この石の研ぎはまた研ぎ汁ぎゃらりーで♪ https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7729/img_7729_443179_9?1247044044
一度旧ブログで適当に紹介していましたが、もうちょっとちゃんと紹介してみようかなと思いました。
今回も中砥石です。


イメージ 1



恐らく福島県産と思われます。
もしそうなら?刃物に艶を出すゆえそう呼ばれるという、シンプルなネーミングの砥石のようです。

一見三河の白名倉の偽物と区別のつかない外見ですが、全体的に色が淡く、縞模様はクリーム色に白いラインが入る、脆く割れやすい、研磨力が白名倉より弱いなどの特徴で明らかに区別できます。

初めから純正品の白名倉をお使いの方には説明は不要でしょうが、白名倉は市場に偽物が多く出回っていますので、知っておいて損も無いのではないのでしょうか?


研磨力が弱い、弱いが故に砥石当たりが固く感じるものの実際の石質は柔らかい、―という感じですので、「なんだ白名倉よりは劣る物か」と思ってしまうかもしれませんが、キメが細かいので使い方次第ではコマ名倉と同等か、使い方次第ではそれ以上の可能性を秘めている面白い石です。

まぁ、強い食付きが欲しくなってしまう鑿や鉋などの研ぎは苦手な分野でしょうけどネ・・・・・。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7053/img_7053_10511_22?1245251258
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7053/img_7053_10511_23?1245251258


研いで見ました。
研ぎ汁の色が淡いので、研磨力がそう強くないことはすぐに判りますね。
しかしこの砥石の売りは、水切れし難い、白名倉より不純物が少ない、柔らかい分多少粗い粒子が混じっても引けが入りにくい、研ぎ次第ではキメ細かく仕上がるので仕上げ砥石を使いやすいなど、使い手の工夫によって生かされるメリットが多いです。
そういうメリットを生かしきれば、刀剣研磨や包丁の研磨で、時にはコマ以上に良好な仕上がりになります。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/68/91/new_alces/folder/7053/img_7053_10511_24?1245251258


コマ名倉と並べて研ぎ汁の写真を撮って見ました。
どうしても研磨力が欲しければ、人造砥石で面摺りをし研磨力を多少補うこともできます。

研磨力以外の欠点は、研ぐ刃物次第では地金がパサついたような艶になってしまうことです。
が、この現象はコマ名倉でもたまに起きますので、使い分ければ心強い石だと思います。

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