鉄の表情ぎゃらりー

今年も古物市探索頑張るぞ〜!

骨董市・フリマ・ヤフオク

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包丁の里親探し!?

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こんばんは、ご無沙汰のブログ更新です。


―で、いきなりなのですが、今日フリマで刀身が折れたマグロ切包丁を見つけてきました。


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作者は会津の重次(小林幸次郎)のようで1000円と安かったので押さえておきましたが、正直言って私は全く使わないと思います。

ただ、多分いつも私のブログをご覧の方々の中には会津の包丁に興味をお持ちの方もおられるかと思ったので捕まえて帰りましたが、どうでしょう?

状態は芳しくなく、ベタ裏なうえ全面に錆があるので実用となると裏を何とかしないといけませんし、柄も割れがあるので、できれば換えた方が良さそうです。

今のところ資料性も考慮し刀身のネジレを軽く修正しただけですが、これを使うとなると裏を修正した上で切っ先を作り、反りのあるタコ引きへと改造するという案が良さそうですが・・・・・。

まぁ、「ヨコセ!」って方が現れなければそれはそれで、私がコレクションとして持っておきます。(笑)

早い者勝ちですよ〜!


あ、それと写真の写りが悪かったため銘が良く見えない画像しかありませんが、明日にでもまた再度撮影してみます。
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こんばんは。

今日は小遣い稼ぎにやっている研ぎ物を頑張っていましたが、腱鞘炎になりかかりでこれ以上は無理そうなので、久々にブログで気晴らしです。


昨日と一昨日は頑張って早起きし、世田谷ボロ市に行ってきました。

毎年一緒に行くこまんたれBOO!さんは今年は用があるとかで急遽休みになり、ブログ友でお会いしたのはtyousan一人でした。

以前はsixpenceさんとも一緒にうろついたりしてましたが、彼は最近全く音沙汰無し。

さて彼は今頃どうしているやら・・・・・。


それはそうと今年の収穫は結構な物で、この日のために秋から貯めていたヘソクリが殆ど消えて無くなりました。(汗)

「ヤフオクで売れそうなの探して来て!」って誰かさんの命令分を抜きにしても、4万も一度にPONです。

例年なら戦利品を掲載するところなんですが、いつも顔を合わせている骨董市仲間や先輩の方々に「あのバカあんなのに4万出したのかよ」って笑われそうなので、今年はしばらくは存在感を出さないようひっそりおとなしくしています。(笑)


今年のボロ市はひとコマひとコマが強烈に記憶に残るようなコトばかりでしたが、埼玉のKさんに見せて頂いた初代豊廣のコミ栓叩鑿や、新品未使用品の会津吉房などは特に目の覚めるような品で、買物以外でもなんだかす〜っごく得した気分です。

世田谷ボロ市

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こんばんは。

今年は本当に暖冬なようで、所々で梅の花が咲く光景も見られますね。


昨日・今日は毎年恒例の世田谷ボロ市がありました。

・・・・・が、早起きして行ってはみたものの、今年の出品は昨年の売れ残りばかりで、当然これといった収穫も無くボウズでの帰宅となりました。

そのまま帰るのもなんなので、帰りに広尾の今西砥石さんに立ち寄りダイヤモンドブリックを調達してきました。

おつとめ品のコーナーにあった軸付き砥石は、新春のサービスとのことで。

どうやら今年初めのボロ市の遠征の収穫は、ボロ市とは全く無関係な所から出てきたようです。

スカでした。(泣)

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こんばんは。

今年ももう3日だけとか、またまたご冗談を(笑)って気分です。


先週末もフリマは行きましたが、土曜日は特にめぼしい物も無く写真のヒッキリ鑢を一本買っただけ。

そして日曜日に至っては、行ってみるとフリマ自体がお休みだったようで、余計な運動をした分だけ損しました。

フリマ会場の隣のスーパーでも、特にお買い得な物も無かったしなぁ・・・・・。

ヤフオクの方もこれといった注目のオークションも見当たらないし、どうやら今年はこれで狩り収め(謎)のようです。


https://blogs.c.yimg.jp/res/blog-68-91/new_alces/folder/705982/53/27455653/img_15_m?1451305328


そうそう、先日掲載した敷居の樫材ですが、早速木取りはしてみたんです。


https://blogs.c.yimg.jp/res/blog-68-91/new_alces/folder/705982/53/27455653/img_16_m?1451305328


すると予想どおりではありましたが、節のあった所が微妙な木目になっていました。

あと3mmは削り落とすつもりですので今後どうなるかまだ微妙ですが、ヒビなども入っているので、その深さ次第ではギリギリまで長さを詰めなくてはいけないかもしれません。

もっとも昔の何かと大らかだった時代の鉋台では、あまり大きな物でなければ節などがあってもそのまま使われていたりするし、広がらないようであれば多少のヒビも見逃しても大丈夫なのかもしれませんが?

個人的には、やはり乾季と雨季の湿度差が大きいこの国では、一度ヒビが入った箇所はいつどんなタイミングでヒビが広がらないとも限らないので、合成樹脂を流し込んで割れの拡大を抑えられる大きさのヒビであれば様子見、無理そうなら思い切って切除、―って基準で考えています。


https://blogs.c.yimg.jp/res/blog-68-91/new_alces/folder/705982/53/27455653/img_17_m?1451305328

やはりカットと九州から関東に移動したことによる環境の変化の影響で、小口には小さな割れが出てきているので、がっちりニスで養生しました。

節とかを無視するとしても、片側を6mm、反対側は3mm位落とした方が良いでしょう。


さて話は変わりますが、先月も今月もブログ更新をずーっとサボっていたので、掲載できていない道具ののネタがいくつもあります。

新年に掲載する道具もまだ撮影できるところまで手入れはできていませんので、研ぎ収めも先の先って現段階では「今年もお世話になりました」って〆の挨拶をするには早いしねぇ・・・・・。

・・・・・ってコトで、できることなら明日から大晦日まで、毎日ブログ更新していけたらな〜なんて思っています。

今日のフリマの買物

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今日は大和の方でも骨董市があったので、近くのフリマに行くか大和に行くか悩みました。

今日の大和は今年最後の大和骨董市ですので、行きたい気持ちは山々なんですが、近くのフリマでどうしても買いたいモノがあったし、何よりも昨晩はちょっと風邪っぽくて早起きは絶対無理だということになったので、大和の方はサッパリ諦めました。

―で、買って来たのはこれらですが、欲しかったのはドリルやルーターに付ける回転砥石です。

以前広尾の今西砥石さんで買って来たのが結構磨耗してきたし、裏スキの修正などの必需品でもあるので、やはりそろそろ新しいのが必要だな〜、と。

先々週位だったかな?

いつもどこかの金物屋などの廃業品を持ってくる業者のブースでこの軸付き砥石を見かけましたが、その時は300円で買うかどうか迷い、どうせ売れそうにないから何週間か待って値下げされるようなら買おうと密かに狙っていたのです。

そして今日行って見たら200円。(笑)

まぁ、100円にして欲しいところだけど、これ以上は無理かな〜って感じですかね。(暴)


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そしてこの鑿も200円と言うので、迷った末に買ってみました。


作りを見るとなで肩の造形ながらも肩が尖っており、両側面側の鎬の落とし方が単調で甲と側面鎬の鎬筋が直線的です。

それに首も猪のように短い。

さらに裏を見ると、鋼が穂の途中までしか着いていません。

これらは徳川期〜明治初期頃の関西の鑿の特徴で、この条件からいくと100%日本鉄+玉鋼の内容と分かるため、この頃の鑿の地金に使われていた地金の内容に興味が出たのです。


https://blogs.c.yimg.jp/res/blog-68-91/new_alces/folder/705982/53/27455653/img_10_m?1450507713


家に帰って柄から抜いて見ると、コミはオベリスク型でした。

もう少し古い物であれば、コミの形状は錐形ってコトもありえますが、これでも十分古風な方です。


上で指摘したとおりこの鑿は突鑿にしては首が短すぎで、元々は叩きまくっても首が折れたり曲がったりしないよう、和鉄の弱さを考慮したデザインの叩鑿か半叩鑿だったと思われます。

そんな性質上、柄が無くなっても叩いて使おうとしたようで、コミの先端が潰れています。

こんな格好ではちょっとあんまりって気もするので、いずれ機会があれば少々温めて金鎚で叩き、元の姿に復元してあげようかとか思ったり。(笑)

和鉄以外の地金であれば、そういう事をすると鉄がボロボロになって上手くまとまらなくなってしまう可能性が高いですが、古い上質の和鉄であれば粘りが強いので叩いて直すようなコトもできちゃうんです。(笑)


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前の所有者が砥石に当ててからそれほど時間が経っていないのか、切刃はすこぶる健全ですね。

一見したところ地金と鋼の境界は明瞭で、鋼の硬度は十分なのかな?という印象もありますが、刃の真ん中辺りは鋼の色がぼやけているので油断はできません。


https://blogs.c.yimg.jp/res/blog-68-91/new_alces/folder/705982/53/27455653/img_12_m?1450507713


裏面もまた鋼の位置がハッキリしています。

地金の部分には赤錆が回っていますが、鋼だけは綺麗。

こちらも砥石に当てられてからそう時間が経っていないのかもしれません。


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おまけ。


明治以降の國弘系の名工の鑿と、この鑿のフォルムを図で見比べてみましょう。

穂の甲の部分に注目して見ますと、左の國弘系の洗練された造形では甲の面が酒瓶をひっくり返したような姿ですね。

穂の刃先から形にかけては緩やかに厚みが変化していっているので、肩近くまで甲・両サイドの鎬の面積を一定にし、肩のカーブの所から首に移行するにつれ甲も次第に幅が細く絞られてゆくこのデザインでは、鎬面は刃先側と肩側で角度が変わってくるのです。

この角度の変化を一定にすることで、造形にボリューム感が出て姿の洗練されたデザインが生まれるわけです。

また裏面は鋼を肩まで貼ったことで穂の強度も上がり、肩近くまで刃の鎬筋が近付くまで使えるようになった事も、國弘が出現した時代以降の鑿の構造です。


それに対して今回捕まえて来た鑿はといえば、鋼が穂の途中までしか付いていないことはもちろん、穂の甲の形が長い三角形のような形ですので、両サイドの鎬は刃先から肩に至るまで角度の変化が殆どありません。

それに加え、肩がなで肩であるにもかかわらず会津の重房や吉房などの鑿と比べて肩が角ばっているため、全体的に平面的な印象の造形になっています。

この辺りに國弘出現以前の時代のまだ未成熟な造形力がうかがえます。

ただ、その未熟さに粗野で荒っぽい印象を受けると同時に、強度についてだけは十分に気を使い、かつ打撃力を無駄無く刃先に伝達させる流線型の骨太な作りが感じられ、そこがこの時代の鑿の魅力の一つだと個人的には思っています。(←変態)

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