ここから本文です
JAZZな家造り(^^♪
尼崎市空家活用アドバイザーになりました。

書庫全体表示

断熱材は繊維系と発泡系に大きく区分されますが、環境に優しい断熱材
という括りで自然素材系断熱材があります。

自然素材系断熱材は、これまで使用したことがありません。
理由はいくつかあるのですが、何といっても高いことが第一の理由です。

炭化コルクを除き、自然素材系断熱材は繊維系断熱材に区分されるものが
多いですが、透湿抵抗が低く吸放湿性に優れていることで、断熱材内結露
が起こりにくいとされています。

それと自然素材系の特徴として、一応安全であることが挙げられています。
一応と書きましたのは、少し疑問があるからです。

自然素材系断熱材は人間に安全なのですが、シロアリや家害虫やカビなど
の菌類にとっても安全な素材なのです。
セルロ−スファイバ−断熱という高価な自然素材系断熱材があります。
セルロ−スファイバ−は古新聞を原料に作られ、インキに化学薬品が
使われているという指摘もあります。
シロアリは木のセルロ−スを好むので、外壁の中にシロアリの餌が
充満していることに…。そんな木造の家ってどうでしょう?

ご安心ください(笑。自然素材を売りにしていながら、しっかりと防虫と防火
を兼ねた薬品処理が行なわれていて、ホウ酸とか防蟻剤のアンモニウム塩素系
のDDACとかが使われています。

ホウ酸については、目薬に使われているくらい安心な薬品という
説明がされているのをよく見かけますが、日本語が間違っていて、目薬にしか
使えない薬品です。毒ですので飲み薬に使用することはできません。

基本的に、家害虫を殺す毒性を持っているのです。

本来環境に優しいということは、耐久性に問題があるということで、何らか
の処理をする必要があるのです。ピレストロイド系の薬品を使用するケ−ス
もあるみたいです。100%自然素材ではないことにお気づきください。

でも、それら薬品処理をしなければ、壁の中にシロアリやゴキちゃんを大量
に飼う家になります。シロアリなどは、それこそ家自体の崩壊をもたらします。
そうなれば断熱もクソもないわけです。

防虫・防カビ・防炎薬品は、致死量になるほど含まれているわけでは
ありませんので、心配する必要はないのですが、自然素材に拘るお客様、
特に化学物質過敏症で自然素材に拘っている人にとっては、がっかりかも。

ところで繊維系断熱より、好んで発泡系断熱をよく採用するのですが、
それは熱伝導率が低いということと、結露しにくいということが採用理由です。

自然素材系断熱材の中で、発泡系断熱に似た断熱材があります。
炭化コルクです。これも、高価ですが炭の効果と断熱と併せ持っています。
炭の効能そのまま持っていますので、優れものです。

炭化コルクは輸入品で、取り扱う商社は神戸コルク、千代田コルク、
東亜コルクの3社です。

ボ−ド状で間柱間に充填断熱するとスキマが気になります。
外断熱に向いてるかもしれません。

炭化コルクは透湿性・吸放湿性に優れていて、薬品処理がないので
本当の自然素材系断熱です。

その他に羊毛断熱材がありますが、セルロ−スファイバ−断熱と同じで、
自然界にある素材は全て自然界にあるもので犯されるので、薬品処理されます。

自然素材の美名にごまかされないように注意しましょう。もちろん、害のない
範囲での使用ですので心配いりません。
でも害がない範囲での使用が許されるなら、別に自然素材に拘らず、
安く断熱効果が高く、結露など起こさない断熱材を使用したほうが
良いのではと思います。

自然共生住宅というキャッチコピ−の家に棲むことに憧れるのであれば、
それも快適度の一部なのだと思います。

お客様が自然素材に拘る方なら、お薦めは炭化コルクです。
炭化コルクは現場発泡断熱の高価なタイプと同程度の断熱性能も持っています。
しかし、外壁通気工法を採用する必要があるので、コスト的には発泡系断熱
よりかなり割高です。もちろん、グラスウ−ルに比べれば高価過ぎます。

炭は自然の防ダニ・防カビ剤です。ついでに消臭効果もあり住宅建材として
優れものです。




この記事に

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
  • 名前
  • パスワード
  • ブログ

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事