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JAZZな家造り(^^♪
尼崎市空家活用アドバイザーになりました。

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不便な家

現代人はスポ−ツジムなどに通い、高いお金を払って、どこにも行けない
自転車に乗り、前に進まない歩行やランニングをしています。
一方で、どこに行くにも自動車など乗り物に乗り、3Mの距離を惜しんで
あらゆるスイッチをリモコン化し、自己の筋肉をほとんど使うことのない
便利な日常を築き上げています。

文明とは便利さを追い求めることですが、必要以上に便利となった現代は、
不便さを買う時代なのかもしれないなと思うことがあります。

家のプランニングは、日常において便利な生活が営めるようにいろいろと
工夫する作業ですが、大邸宅ならいざ知らず、ネコの額のような狭小土地
にウサギ小屋のような家を建てて動線短縮を図り、これでもかというほど、
日常生活が便利な家ってナンナノだろう?ってちょっと考えちゃいました。

たとえば、アスリ−ト系の家族なら、ひょっとして日常を筋力トレ−ニング
できる不便な家ってのもありかもしれないと、悪いクセで役にも立たない思考
に入ってしまいました。

結構、面白い家だな・・・と。

たとえば、3階建て住宅なのに階段はありません。ハシゴです。
鉄パイプ1本でも良いかも・・・ホ−ムエレベ−タ−は人力でハンドルを廻して
上下します。庭に井戸を掘り、家には水道もなく、井戸からキッチンまで
バケツで水を運びます(少林寺?)。

冷暖房エアコンなんて便利なものもありません。
寒くなったら運動して体を温め、暑い夏はサウナのつもりでガマンします。
スト−ブはあっても良いかも・・・薪スト−ブで、山に行き木を切り出し、
庭で薪割りを行います。

ダイエットなんてしなくても体脂肪率の低い健康的で美しい肉体を
維持できるかも…?

広い庭のある家ならば、全ての部屋を庭に点在させちゃいます。
廊下など作りません。雨が降れば傘をさして移動します。
不便ですが、筋力もアップしとても健康的です。
アンドウさんの「住吉の長屋」などはそういうコンセプトだったのかな?
あの人の住宅って不便みたいだし、とても快適とは言えないし。

水木しげるの風刺漫画で、古代人の村にブンメイという怪物が出現し、
村人に「ベンリ」という道具を与え、村人はベンリを手にし、
ブンメイを神と崇めるという話しがあります。
ブンメイという怪物の餌は「労働」です。餌をやるとお尻から
ベンリな物をひりだします。怪物は大食漢で、餌を与えないと大暴れして
村を壊します。なので村人は毎日アクセク働いて、ブンメイからたくさん
のベンリを与えられます。ブンメイから与えられるたくさんのベンリで
村人の生活は裕福になり、財産も増えます。

でも…村人はある日気づきます。

とてもベンリになったけど、毎日働いてばかりで、くたびれて…
財産が増えた分、心配事も増えて争いも起きて、ちっとも幸福に
なっていないことに・・・。

結局、村人たちは村から逃げ出してしまいます。

一方で便利を求め、便利なモノを買い集め、日常生活を楽にし続けながら、
一方で、アスレチックジムに行き、高いお金を払いどこにも行けない自転車
やマラソンで汗を掻く…。


ナニしてるんでしょうね…(笑。


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