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JAZZな家造り(^^♪
尼崎市空家活用アドバイザーになりました。

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人生に一度建てられれば良いという『家づくり』の考えを根底から
くつがえします。人生に2度家を建てようということです。

一度だけと考えるから、色々とややこしくなったり、大掛かりになって
しまうわけで…

そもそも日本の家というものは、着物の延長みたいなものです。
暑ければ脱ぎ、寒ければ着込むように、身の丈に応じて家を着替えればよい
という新発想の家造りです。

子供が生まれ成長すると、個室のニ−ズが出てきます。
間取り上、賃貸物件では対応が難しくなります。

借金してでも、子供のために家を建てようかということになります。
一戸建てはもちろん、マンション購入であっても似たような動機だと思います。

子供好きな夫婦の場合、将来を想定し4LDKタイプ以上ということになります。

でも、子供が自立した後の部屋数の多い家って、どうなのでしょうね?
女の子なら結婚すれば、一般的に家を出ることになります。
中には戻ってくるケ−スもありますが、いろんな理由で男女を問わず
子供は何らかの理由で親の家から出て行くケ−スが多いようです。
もちろん、自立後も親と同居することもあります。

しかし地方都市では、子供は大人になると都会に出てしまい、
広い家に老人になった親たちだけ取り残されているケ−スが多いです。

問題はそこです…。

夫婦が存在している場合はまだ良いのですが…一人だけになった時、
子供がたくさん同居していた時の家では、広すぎて正直寒々としてしまいます。

身体も弱り、手摺をつけても急な階段を上り下りするのは
正直シンドイでしょうね。

若い頃に建てた家は、老後のホ−ムエレベ−タ−など、予算の都合で
真っ先に減額案になってしまいます。
後で付けようと、とりあえず納戸にしてスペ−スを確保するのが、
資金的に精一杯というのが現実です。

庶民の家づくりに、不確実な未来への備えをする資金的余裕は
正直なところありません。

そして、ホ−ムエレベ−タ−を必要とする老人になってハタと気付くのです。
…何のために2階に行くのだ?と。
−2階には誰も住んでいないのです。

老化というのを舐めてはいけません。まず、広い家自体がシンドイ存在
なります。結局、2階は雨戸を締め切り単なる屋根裏的存在でしか
なくなるのです。

そんな家が地方に行くとゴロゴロあります。

少し前、200年住宅が話題になっていましたよね。
親の世代が消滅後、相続されて次世代に引き継がれることになります。
ライフサイクルを検討すると、部屋数の多い家を必要とするのは、
人生の20年くらいのものだと気付きます。

200年住宅ということは、恐らく4〜5世代に渡り暮らす家です。

その200年の家は単純に60年分のニ−ズに対応した家にすぎません。
残りの140年間は開かずの部屋を多く抱え、ガランとしています。

メンテナンスも大変だと思います。
設備交換も考えると、家など200年も持たないほうが良いかもしれない
と思います。
−社会的に良質な住宅ストックを確保し?…木造で作るなと言いたい。

感覚的に40〜50年くらいで建替えると考えたほうがお得なのです。
躯体はもっと持つでしょうね…でも倒壊はしないがガタは来ているでしょうし、
設備は間違いなく老朽化していることでしょう。

傷まない家を木造で建てるなど無理だと思うのです。
手を加えない限り必ず傷みます。…有機物に永遠などないのです。
いつか劣化し腐るのです。
−家に永遠を求めるならピラミッドのように、石で作るべきです。

伊勢神宮は木造の本質を啓示していて、20年で建替えます。
−神様は、「木造の家に永遠を求めること自体おかしい」とよくご存じです。

まして神や仏の家でなく人間の家なのですから…
築40年で次世代がまた建替えればよいと思います。

ここで、家は人生に2度建てるものと仮定してみます。

まず、長期優良住宅などという御上のお墨付きを頂くだけの高価な家造り
は不要になります。20〜30年も持つ短期優良住宅で良いのです。
いっそ、築15年くらいの中古物件を購入したほうが良いかもしれません。

子供が巣立ち、夫婦二人、そして一人になっていく人生の終末を迎える時期、
恐らく50〜60歳くらいでしょうか?

子供も自立し、仕事も定年退職をまじかに控え、夫婦2人の生活となり、
もはや子供を作る性欲もなく、人生の終末をどういう家で過ごしたいか
を自問自答してみましょう。

広い家は要らない、部屋数も要らない、車椅子になっても困らない、
寝たきりになっても介助がされやすく、サニタリ−もユッタリとり、
極力、ワンル−ム化し、開け閉めの面倒な建具も無くす、適度な
ワ−クスペ−スがあり、来客時に備えた6畳程度の和室があって、
老人の行動スケ−ルに合わせた…狭からず広からず掃除も楽な
コンパクトな家。そんな家でしょう。
18坪もあれば十分です。予算は1千万円前後かな?

部屋数の多い中古戸建てを購入した人は、老朽化の著しい家を取り壊し、
そんなコンパクトな人生の終末住宅に建替えます。
狭かった土地も家がコンパクトになれば、適度な庭ができるでしょう。
趣味の庭にピッタリの広さです。

30〜40代で家を建てた人は、法定耐用年数は終わる頃です。
でも、実質耐用年数はまだまだありますので、建替える時期ではないですね。
でも、もうそんな広い部屋数の多い家は不要です。
少し改造して、間貸しでも始めましょう。世話好きなら下宿屋も検討しましょう。
そして、夫婦に残された適度な広さの居住空間を快適に
リノベ−ションしましょう。

本当は家を建てる時に、そういうことも考慮した間取りにしておくべきですね。
間貸しの収益が入りますので、老後の生活にゆとりができます。
毎月温泉旅行に夫婦で行けるかもしれませんね。

永遠など求めない『ついの棲家』は最新の設備の便利で快適な住宅です。
あなたの老後の生活を明るく快適に支えます。

若い頃、金がないのに老後のサイクルまで想像した家づくりを多額の借金して
中途半端に作るより…こういう家造りって合理的だと思いませんか?

人生の終末住宅は50〜60代の家づくり…今の自分たちの身の丈に合った
人生の最終住宅です。

若い頃に老後を考えて家づくりをするのではなく、老化し体力が衰える頃に…
その行動能力に応じた、その時点でのあなたとそのご家族の状況に応じた
家づくりするという前提に建てば、30〜40代で建てる家の造り方も
予算も、かなり変わります。もちろん、中古住宅購入という選択肢も生まれます。

人生に一度の若くして老後を考えた贅肉の多い家を借金して建てることを
思えば、そのロ−ン支払差額で人生2度目の家造りの予算ができるかも
しれませんね。

30代40代に建てた名前だけの長期優良住宅は、あなたが80歳の頃
どうなっているでしょう?

予定していた長期修繕計画など、絵に描いたモチです。修繕費を限られた
年金の中から支払うなど勿体ないとやめてるかもしれません。そうならば、
ボロボロになり、シロアリさんも同居してるかもしれません。

言葉通り長期優良住宅であったとしても、2階には住人もなく、
夫婦2人きりでガランとした広いリビングで、夜になると、
電気代が勿体ないので、スポット的に照らし、後は闇です。
ちょっとさみしいですね。しかも夫婦2人から1人になった時…
今度は独居老人ですよ。部屋数の多い広い家にポツンと暮らす毎日です。
広いリビングなので暖房費もかかりますよね。
−都会に暮らす孤独より、無人島で暮らす孤独のほうが寂しくないのです。
 部屋数の多い家の寂寥感は、過去との対比で倍化します。

豪邸で誰にも看取られず無くなった大原麗子は、最後は、4.5帖の
女中部屋で生活していたそうです。さみしかったでしょうね…(TT)。

きっとそれ以上にガランとした空間の恐怖を感じていたに違いありません。

元気な快適な老後を送るために、広く部屋数の多い家にお暮らしの方、
ぜひ一度人生の終末住宅を検討してみませんか?
−なお、人生の終末住宅は、余生に合わせた短期優良住宅です。

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