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JAZZな家造り(^^♪
尼崎市空家活用アドバイザーになりました。

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土地には、様々な法規制がかけられています。

木造用防火サッシが近年、通則認定から個別認定に変わったことで
サッシの値段がとても高くなったので、土地にかけられている法的
防火規制によって、家の値段が変わるというお話です。
すでに土地を所有している方は仕方ないのですが、家を建てるために、
これから土地を探そうという方には、有益な情報です。

−法的な土地にかかる防火規制は、防火地域・準防火地域・法22条地域です。
 市街地の防火規制なので、市街地でない土地は無指定です。

まず、防火地域の土地には、家の床面積が100㎡を越えると、
耐火建築物にしなければなりません。木造でも耐火建築物は可能ですけど、
個別認定のため、仕様の自由度がありませんし、当然コストが高くなります。
防火地域で木造を見ますと、どれも小規模なのはそういう理由です。
でも、防火地域の延焼ラインは防火用サッシが義務付けられるので、やはり
コスト的に高い家造りとなります。

−延焼ラインとは、隣地境界線から引かれる離隔距離のラインです。このラインを超える
 外壁・屋根は何らかの防火的処置を義務付けられます。1階は3m、2階以上は5mの
 離隔距離で線引きされます。よほど広い土地でなければ、この延焼ラインから逃れる
 ことはできません。

次に、準防火地域の土地は、2階建て500㎡以下の戸建て住宅は準耐火建築物
にしなくてよく、普通の住宅です。しかし、延焼ライン内の外壁は防火構造に
しなければなりません。そしてサッシも防火用サッシとしなければなりません。
木造用防火サッシは個別認定に変わり、ほとんど規格の大きさが決まっています
ので、特注サイズで・・・ということはできません。

−値段も高くなって、サイズも規格サイズしかありません。
 大きなガラスの開口部の家も、延焼ラインにかかれば作れません。

準防火地域は防火上安全な地域だと喜んでいてはいけません。
準防火地域と法22条地域の境界ラインに全く同じ家が建っても、
家の値段が違うのです。

法22条地域も延焼ラインの防火規制はあります。でもサッシは防火サッシで
なくて良いのです。法22条地域に建つ家の窓は普通の窓ですが、隣の準防火
地域に建つ家は、高額な防火用サッシしか取り付けられないのです。しかも
決められたサイズしか使えないのです。特注もできません。

どちらがお得でしょうか?っていう判断も難しいですよね。
火事になった時、防火サッシは延焼を防ぐ能力が高いのですからね。
でも、あなたは安全代だとそれを納得できますか?
−質問を変えましょう、もしあなたが法22条地域にある土地に家を建てるとき、
 安全第一で延焼ラインを超える外壁の開口部に、高額な木造用防火サッシをつけますか?
 法的につける義務は無いのにです。

法22条地域で延焼ラインに防火サッシをつけていけないという法律はない
わけですので、延焼が心配なら付ければよいだけのことです。
法22条地域の場合、あなたに選択肢があるのです。たとえば、隣地から1m
以内にある外壁の開口部は、もしお隣が火事になったら、危ないので
防火サッシを取り付けてくださいということもできます。
そうでないところは、大開口のガラススクリ−ンでということもできます。
−もっと極端な例で言えば、隣地の家の庭があって、境界から5m以上離れた
 場所に隣家が建っていたとします。準防火地域なら、防火サッシを義務付け
 られますが、あなたの土地は法22条地域です。安全のために防火サッシに
 しますか?もちろん、将来も隣家がその位置にあるという保証はありません。

あなたの意志で工事費が高くなるのでなく、土地選びから家の価格コ−スが
決まっていくってイヤじゃないですか?

より良い家をより安く建てたいと考えている人、そして、大開口の家に憧れ
てる人は、土地の防火規制に気をつけて購入してください。
−木造以外の場合は、防火サッシが通則認定なので、問題ないです。



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