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良太です。
前回だいぶ長々と出雲大社にまつわる神話について
書きましたのでそれ以外のことが書けませんでした。
実は、もうひとつ出雲大社での出来事で書きたいものがありましたので今日はそれについて書きます。
これは前回も掲載した最初の鳥居をくぐった直後の参道ですが、
この参道の左前方(手前のカップルの頭上くらい)に
何やら露店らしきものが二軒あるのがおわかりでしょうか?
はい、
そのうちの一軒は80代後半かな?くらいのおばあちゃんがやっていたんですね。
「おみやげど〜ですか?」 ←私に直接ではありませんが
私は(というか皆そうだと思いますが)あまり呼び込みの類には乗っかりませんし
参拝をしていない行きはもちろんスルーです。
そして帰りもスルーするつもりでした。
神社の敷地を出てしまえばおみやげやさんがたくさんあるし、
そのうち一軒とは帰りに何か買っていくことを約束し駐車場を借りていたからです。
時刻はちょうどお昼時、素通りすることに少し心を痛めつつもチラッとおばあちゃんに目をやると
下を向いてご飯を食べています。
「あぁ、よかった。これで気づかれないな…」
「!!」
「おみやげど〜ですか?」
…びっくりしたのと体裁悪いので、結局私は笑顔だけ残してその場を立ち去ってしまいました。
そしてくだんのおみやげ屋さんでショッピング。
しじみだしの醤油と社員さん達の饅頭を買い駐車場へ。
しかし…買うものは買った筈なのに、妙に心がそわそわします。
そして自問します。
「おい、オマエは本当にそれでいいのか?」
おばあちゃんの笑顔が頭から離れません。
後ろ髪引かれるというか、ものすごく胸がしめつけられました。
よし、戻ろう!
別におばあちゃんがかわいそうで戻ったわけではありません。
ご高齢なのにこの肌寒い中笑顔で頑張っているおばあちゃんに
挨拶のひとつもできずに、元気の出る言葉のひとつもかけてあげられずに
すごすごと立ち去ってきた己の人間性を省みたから戻ったのです。
一体オマエはここに何しに来たんだ、と。
及ばずながらも豊かな国づくりのために日々邁進していく旨を
出雲の神様にお伝えに来たのではなかったのか、と。
いやはや戻って本当に良かったですね。
一生とはいわないかもしれませんが出雲大社の単語を聞くたびに後悔していたと思います。
おばあちゃん、90歳でした!すごいですね!
なんでも先日は鶴瓶師匠が来店されたそうです。
静岡から来たと伝えたら、お茶の話をしきりにしていました。
大阪にいる娘さんが美味しい宇治茶をいつも送ってくれるそうです。
出雲も美味しいお茶が採れるとも言っておられました。
箸やらしゃもじやらいっぱい買いました!
そしたら、いっぱいおまけしてくれました!
そんなにいらないよとも言えずありがとうといただいてきました!
ここで買った茶さじ、おばあちゃんを思い出しながら
これからもずっと使い続けることでしょう。
おみやげの価値って値段や大きさだけで決まるものではないのですね。
その土地の人の温かさや情景などの物語がプラスされることにより、
さらにそれが高められていくんだなぁ…と、つくづく感じさせられました。
おばあちゃん、だんだん。
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