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株式投資術

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イベント投資!(5)

5.優待権利落ち

権利付き売買日の翌日は配当分の単価が下がる配当落ちとなります。が、曲者が株主優待!
1単位100株で優待が貰える銘柄が多くありますが、10,000株でも優待は同じで大口さん泣かせ。
さて、優待銘柄の権利落ちを狙ったイベント投資です。

(1)優待銘柄空売り
有名なのは優待タダ取り!でして、現物を1単位買って、1単位を空売り。権利確定日の翌日に現渡で空売り返済。手数料・貸し株料を無視すれば1単位で貰える優待、例えば1,000円分がタダ取りになります。手数料・買い株料が1,000円以下なら少し儲かるわけです。

但し、信用売りが多く逆日歩が多くつくようなら逆日歩のせいで損になる場合も時々あります。
(注)興味ある人は、「株主優待タダ取り」で検索して調べて下さい。

空売りに現渡をしないで空売りの買い返済で利益優先にすることも可能であります。
配当+優待分の下げがあると読めば、単純な空売りも。多くの場合、逆日歩よりも優待落ちが大きく、儲かる確率が高い。

(2)権利以上に落ちたら買い
例えば、単価1,000円−配当分20円−優待分10円=970円以下なら株を持っていたよりもお得という事で買えたら儲けもののダメ元買いです。私はこちらが好きです。配当+優待分の2倍ほど下げた買い注文でありますが。まあ、お得になった銘柄だけを買うのでありまして、買えなくても困りません。

私は、権利前に利が乗っていたら利確優先で売り。株主優待は利確できなかった残念賞なのであります。
(注)抜群の優待利回りのコロワイドは大幅含み益で保有しております。@N村

まあ、配当+優待で4%以上の利回りなら保有していても損はないか。3%以下では利確優先であります。

大口株主さんの圧力か、はたまた、小口個人投資家が増えすぎて優待負担が重くなったか、時々、優待廃止・優待改悪があります。優待銘柄の最大の弱みです。業績が悪くなった、株主数が増えすぎた、と危険な場合もございます。見切るしかないでありましょうか。



イベント投資!(4)

4.銘柄入替(日経平均、MSCIインデックス)等

日経平均225銘柄
日経平均が採用している225銘柄の一部入れ替で、定期入替は9月上旬。指数採用の銘柄入替は、指数を指標としたインデックス投信に伴う売買において、指数採用銘柄の買い、指数除外銘柄の売りが発生するので採用銘柄、除外銘柄で明暗が分かれます。日経新聞社が決めます。

指数採用銘柄は上昇、指数除外銘柄は下落の傾向。指数採用を見込んで上昇していた銘柄が採用ならずで失望売りになることもあります。

今年の例では「日本経済新聞社は9月4日、日経平均株価を構成する225銘柄のうち、3110日東紡、平和不動産を除外し、新たに1808長谷工コーポレーション、2432ディー・エヌ・エー(DeNA)を採用する。10月1日の算出から入れ替える。」と発表されました。結果は除外銘柄は売られる展開でしたが採用銘柄は日経平均並みの動きで期待外れでありました。軟調相場が背景にあったと思われます。

MSCIインデックス(モルガンスタンレーキャピタルインターナショナル)
312銘柄構成で、銘柄の入れ替えは四半期ごと(2月、5月、8月、11月)、大幅な入れ替えが行なわれるのは5月と11月。8月には6770アルプス電気、4922コーセー、7453良品計画が採用され、6366千代田化工建設、6740ジャパンディスプレイ、6857アドバンテストが除外になり、これも除外銘柄に厳しかったようであります。

TOPIX(Tokyo Stock Price Index)
TOPIXは東証一部の全銘柄の時価総額を基準にした指標で、東証一部に新規上場等で銘柄が追加される場合のTOPIX指数組み入れルールは下記でして、TOPIX買いが発生するとされてまして、新規上場日の翌月末(最終営業日)には買い需要があるそうです。

(銘柄の追加)
東証一部に新規上場および東証一部に上場市場変更: 新規上場日・上場変更日の翌月末(最終営業日)
但し、株式移転等に伴う新設会社等が市場第一部に速やかに上場する場合は新規上場日

東証一部に新規上場からTOPIX採用日までに下落しているような銘柄はTOPIX買いを期待して買う手もあるか。

日本郵政グループの大型上場で初値よりも大幅に下落するようなら買いでありましょう。
初値が高ければ必ず下がると思っておりますが。



イベント投資!(3)

3.株式公開買い付け(TOB(Take Over Bit)) MBO(Management Buyout、経営陣による買収) 

既に上場している株式を買い付け価格、買い付け数量、買い付け期間を定め、市場を通さずに公開買い付け代理人の証券会社経由で買い集めることであります。(TOBのうち、経営陣が買収する場合はMBOと呼ばれます)

買い取り数の上限なしで上場廃止にしたり、子会社にしたり、自己株の取得目的であったりします。上限ありで上場維持の場合もあります。

買い取り数量の下限以下で株が集められない場合は中止にすることが出来ます。上限がある場合は応募した株式の全部は買い取ってもらえないこともあります。

通常、時価よりも高い価格での買い取りになりますので、株を持っていた人には朗報となることが多いですが、昔の高値で持っている場合は大損になることも。

全株買い取りの場合、買い取り価格と購入価格の差は利益となりますから、株式購入手数料、移管手数料を考慮しても利益が上がる場合は当該株式の購入で利益を上げられます。買えたら儲けものとダメ元買い指値をだすのもよいでしょう。

ストップ高になっても買い取り価格以下の場合にはダメ元で買い注文を出してみましょう。なかなか買えませんが。

本日発表の公開買い付け(TOB)! 5448 東京鋼鉄 買い付け価格 @630 
今日の終値 @386 ストップ高でも@466円ですから、買えれば大儲け、成行買い注文しましょう。
(配分はあたっても1単位ですから、大量に注文する必要はありません。)
10年前に@700円で買っていたホルダーさんはお気の毒であります。

買い取り数量に上限がある場合は、全株を買い取ってもらえないので、残った株は株式下落で損をする場合が多いですから、買取された分の利益と買い取りされなかった分の損失を考慮しないとなりません。
利ザヤは少ないので、大量資金で購入しないと利益が少ないのが難点です。

それと公開買い付け代理人の証券会社は野村等の大手がほとんどですから、大手に口座を持っていないと株式の移管も出来ません。


イベント投資!(2)

2.PO(Public Offering)

既に上場している銘柄の公募増資や売り出しであります。

発行価格は価格決定日の終値に対して仮条件の範囲での割引率が適用され少し安く、しかも購入手数料はかかりませんからお得であります。既存の株主にとっては「あっ痛っ!」って事が多い。

公募増資は株式の追加発行で一株当たりの利益の希薄化につながり公募増資の発表で大幅に値下りすることが多く、既存の株主泣かせであります。(昔は公募増資は設備投資のための積極的経営と評価されて値上がりすること多しでしたが)

売り出しは既存の大株主が持ち株を売りに出すのであって株式の希薄化はないのでありますが、それなりに売られることが多く、既存株主が泣きを見ることが多いのは公募増資と同様であります。

POの発表で大きく下がるようならPOで購入して儲ける機会が多い。

既存の銘柄ですから、空売りできる銘柄も多く、公募増資発表で売り気配なら空売り、公募価格決定日に買戻しの戦術も有効。最近は、かなり空売りが凄いです。

最近では株式売り出しの7732 トプコン、7412 アトムが売り出し発表で急落となってますが地合いの悪化と空売りが急増したのが原因か。

発表翌日の株価は
7732 トプコン 前日終値@1,928円→翌日始値@1,768円▼160円(▼8.3%)
           発行価格は@1,558円 現在@1,740円

7412 アトム 前日終値@858円→翌日始値@783円▼75円(8.7%)
           発行価格は@689円 現在@697円
私は7732 トプコンのPOを1,000株持っております。

PO銘柄で短期勝負するのも妙味があると言えましょう。

POもIPOは取扱いの証券会社が限られてますし販売数には限度がありますから、どこでも何時でも買えるわけではない。主幹事になることが多い野村、三菱UFJ、みずほ、日興SMBC証券あたりは買える確率が高い。

次回以降は TOB MBO 銘柄入替え(日経平均、MSCIインデックス等)、株主優待と続く予定。

イベント投資!(1)

イベント投資と言う言葉はプロ投資家の「夕凪さん」が広めた言葉だと思いますが、株式市場には時々、イベントがありまして、儲けるチャンスが多いようであります。損する場合もありますが、

夕凪さんのブログ http://yuunagi.enjyuku-blog.com/ 

どんなイベントがあるかと言いますと

1.I P O (Initial Public  Offering)
  新規上場株式の売り出しであります。人気がある銘柄は申し込んでも買えない場合が多いですが当選す
  れば大儲けのチャンスも。
   最近では7/16日上場の3917 アイリッジは公開価格@1,200の初値は@6,350円と何と4.3倍
  に!
    直近9/8日上場の1434 JESCOは公開価格@540の初値は@569でたったの+5%
  3917 アイリッジは現在@3,580に下落、1434 JESCOは@496で公開価格割れまで下落。

  相場環境にも左右されますので何ともですが、初値は上昇する銘柄が多く、利確の確率は高い

11月4日に郵政3グループが新規上場です。何と1兆4,000億円を市場から吸い上げる大型上場であります。6478 日本郵政 495万単位、7181 かんぽ生命 66万単位、 7182 ゆうちょ銀 @412万単位
1単位は100株。

IPO銘柄の売り時は、公開時の初値での売り、TOPIXの採用日での売りが基本でしょうか。

私は配当利回り等を確認してから申し込む予定ですが・・・人気なら買えないし、不人気なら上昇期待は少ない。。。


次回はPO (Public Offering)




  
 



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