葉隠【聞書】

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・・・私ははじめ、「葉隠」を死の哲学ばかりと思い込んでいた。
しかし、それはあくまで一朝有事の心得だった。
だが、その一朝有事を考えた場合、「武士道とは死ぬ事と見付けたり」と言ってすぐその場で死んでしまっては何にもならないのだ。
葉隠の素晴らしさは、人間の生き方を教えていると言うことだ。
それは、宗教でも道徳でもない。
それを超えたところにある人間の美学だ。
すべては“最高に生きる”ための知恵・・・


―奈良本辰也、訳編「葉隠」
(訳編者前書き)葉隠を読む人のためにより
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葉隠【聞書ニ】



“時代の魂”というものは

 過ぎては掴みえぬ


 その勢い 弱まりたるは

 世の末を意味するなり


 されば 今の世を

 百年以上も前の風にかえたくとも

 ならざることなり


 肝要なるは

 その時代を生きることなり








                映画『GHOST・DOG』より

葉隠【聞書ニ】




 “一瞬を想う一念”
  それのみが大事なり

 一瞬一瞬を重ねること
  それが人の人生なり
 
  その大事を悟れば
  もはや 他に行うべきことはなし








                  映画『GHOST DOG 』より













   端的只今の
   一念より外は
   これなく候。









  つまるところ重要なのは
  現在の一念であって
  他には何もないという事である

  一念・・・また一念と・・・
  積み重ねることが
  つまりは 一生となるのである

  この事に思いつきさえすれば・・・
  他に 忙しい事もなく
  捜し求めることもなくなり

  ただ この一念を ひたすらに守って
  暮らすだけである








         マンガ日本の古典26『葉隠』黒鉄ヒロシ著より

葉隠【聞書一】




 “大雨の戒め”といことあり

 にわか雨に出会い 濡れまいと急ぎ走り出す
 しかし軒下などを伝い走っても
 やはり 身は濡れる

 最初から濡れる心構えあらば
 濡れても苦にならず

 これ 世の万事に通ずる心得なり








                      映画「ゴースト・ドッグ」より

葉隠【聞書一】



「いま」というときが、「いざ」である

「いざ」というときは、「いま」である
 

そのいまと、いざというときを二つに分けて
考えるから、
いざというときに間に合わないのである。

いまのいまがいざというときだと、
一つのものとして頭に入れることだ。




―「葉隠」奈良本辰也訳編より

葉隠 【聞書一】


さてまた、
その場に居合わせて、酒狂いでも暴言でも、
気に障ることを言う人間がいるときは、
それ相応の返事をしておけばよいのだ。


それをくよくよして、すぐ怒りで胸がいっぱいになり、
心があせって即座の一言が浮かばず、
これでは自分の意地が立たぬと、すぐに刀を抜いて
かかるのは、まことに馬鹿げた死に方である。




「馬鹿者」と相手が言いかけてきたら、

「たわけ者」と答えたらすむことである。










―「葉隠」奈良本辰也訳編より


 

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