●感動編●

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看護学生だった頃の話。

受け持った患者さんはずっと昔に家族と生き別れになった方で、
生活保護をうけながら1人で生活されている方でした。

面会にくる家族もなく、もう最終末期、今週一杯持つかという
状況でした。

ある日、検温に行き、何事もなく終え、部屋を出ようとすると
酸素マスクのしたで何か必死に言ってる。
何回聞いてもうまく聞き取れず、繰り返すこと10回近く。
よく聞くと、「水」と言っていて、吸い飲みから水を口に入れました。
すると満足され、目を閉じました。

それを見て部屋を後にしようとすると
消えてしまいそうな声で「あぁ・・・・」と聞こえ、
振り返ると手招きしています。
また何かを必死で言っていますが、聞き取れず、
「ごめんなさい、もう一度おっしゃっていただけますか?」と言うと、
酸素マスクを外し、とぎれとぎれに、
しかしその方にとって精一杯の声で
「あ・・・り・・・が・・・と・・・」
と私の手をとり、おっしゃいました。

毎日悪くなっていく患者さんをみるのが辛くて、
実習に行きたくなくなってしまったり、
正直、その患者さんを見るのが恐くなっていたので、
そんな自分に情けなくなり、思わず患者さんの横で泣いてしまいました。

その患者さん、翌々日の朝、私が病棟についてしばらくして
お亡くなりになりました。

なくなる瞬間にもご家族の方は誰もおらず、
私と病棟スタッフが立ち会いました。

あの「ありがとう」は今まで聞いた「ありがとう」の中で、
最も重たいありがとうでした。
私のほうがお礼を言いたい気持ちで一杯です...



※「感動する話、泣ける話」より

●たかし君

この話の主人公、たかし君(9歳)は、折り紙の好きな
明るい少年である...

彼は5歳の時、重度の心臓病、心筋症であると診断される。
完全に治すためには移植するしか方法はなかった。

貴嗣君が2年生だった6月の朝、母親の節子さんは貴嗣君の
様子がおかしいことに気付く。呼びかけにも応えず、
右足が硬直しているようだった。
急いで病院に運ばれた貴嗣君は、脳梗塞の疑いがあると言われる。

 子供が脳梗塞になることは非常に稀なことであるが、
心筋症であった貴嗣君の脳の血管がつまってしまったのだ。
彼は右半身が麻痺してしまい、その上、声が出せない、
つまり失語症になってしまったのである。

節子さんは、紙に平仮名を書き、
貴嗣君に指してもらって意志を確かめようとしたのだが、
平仮名を読むことも困難らしく、できなかった。
せめて声だけでも出せるようになってほしい、
と両親は願っていた。

 そんな貴嗣君を病から救ったのが、クラスメイトのみんなだった。
病気で入院している貴嗣君のために千羽鶴を折っていたみんなは、
お見舞いに行きたいと担任のT谷先生に言う。

しかし、病状の悪化していた貴嗣君は面会謝絶の状態が続いていた。
そこで土谷先生は、クラスメイト全員の声のメッセージを
テープにとり、千羽鶴と一緒に貴嗣君のもとへ届けたのである。

節子さんはそのテープを、何日も貴嗣君に聞かせた。
そして、奇跡は起こったのである。

 節子さんが貴嗣君にジュースをひとくち飲ませ、クラスメイトの
テープを流していた時だった。

「もっとのみたい...」

貴嗣君がしゃべった。
節子さんは信じられず、
「もう一度言ってごらん」と言うと、たどたどしいながらも、
「もっとのみたい」と言ったのだ。

貴嗣君に、声が戻ったのだ。
医師や看護婦も、信じられないような奇跡に、喜んだ。

この春、4年生になった貴嗣君は、右半身に少し麻痺が残るものの、
暖かい同級生たちに囲まれて、楽しい学校生活を送っている。


※「感動する話、泣ける話」より

祖母が弱ってきて、寝たきりになった時、
遊び盛りだった私は、見舞いにも行かなかった。

母から、もう何もわからなくなってしまって意識もない、
いよいよだと聞かされて、さすがに心苦しく思い顔見せに行くことに...

病室に入ると、やせ細った姿の祖母がいました。

母に「手にぎってあげなさい」といわれ、
そっと握ると、意識のないはずの祖母が手を強く握り返してきて、
目からは涙が・・・

握った手のぬくもりから、幼い頃手をつないでいろいろなところに
連れて行ってもらった記憶か蘇って号泣してしまいました...

祖母がなくなったあと、遺品の中からスケッチブックが。

まだ意識のあった頃に病室で書いたと思われるそれには、
私や、孫たちの絵で埋まっていました......


※「感動する話、泣ける話」より

母方の曾祖母の話です。

身内で唯一の曾祖母で、私が会いに行くと
「アイスでも買ってお食べ」と毎回1000円をくれた。
毎回お金をくれるし温和な性格だったから、しょっちゅう遊びに行ってた。

曾祖母と祖母は同じ家から嫁に来ていて(曾祖母が養女だったらしい)、
曾祖母は気の強い祖母にいつも気を使っていた。

意見を通すことは滅多に無く、
いつの頃からか晩酌にコップ1杯の日本酒を飲んで不満を忘れようと
しているように見えた。

いつからか私が小声で話すのは聞こえても祖母に話し掛けられると
耳の遠いふりをするようになった。

曾祖母の体調が悪くなって入退院を繰り返すうち、
祖母はだんだん厄介者扱いをするようになり、
寝ているベットにはあまり行かなくなった。

曾祖母はお風呂が大好きだったが、介護で入浴させることは大変だったらしく
あまりお風呂には入れていなかったようだった。

曾祖母が危ないという話だったので駆けつけてみると、
うわごとのように何かを呟いている...

私も上手く聞き取れなくて「ぴいばあちゃん、お風呂に入りたいの?」
と言うと、大きく頷いた。
握った手をぎゅっと握り返してきた。
私は必死に「ぴいばあちゃん、お風呂に入りたいって言ってるよ、
入れてあげようよ!」と言ったが、
何年も介護している祖母に対しては言わなかったことらしく、
「もう何も反応も無いし、そんなこと言うわけ無いよ」と言われた。

半泣きで「お風呂に入れてあげようよ」と繰り返したが、
聞き入れてもらえなかった。

内孫でない私が言ったところで聞き間違えにしか取ってもらえなかった。
ぴいばあちゃん、ごめんね。私がもっと強く意見を言えば、もしかしたら
お風呂に入れたかもしれなかったのに。ごめんね...

曾祖母が亡くなって10年以上が経ちました。
たまに曾祖母の手の暖かさを思い出しては涙がこぼれます......


※「感動する話、泣ける話」より

●父がくれたドーナツ

『ドーナツ』

学生時代、書類の手続きで1年半ぶりに実家に帰った時のこと。

本当は泊まる予定だったんだが、次の日に遊ぶ予定が入ってしまったので
結局日帰りにしてしまった。

母にサインやら捺印やらをしてもらい、
帰ろうとして玄関で靴紐を結んでいると、父が会社から帰ってきた。

口数が少なく、何かにつけては小言や、私や母の愚痴を言う父親のことが苦手で、
一緒に居ると息苦しさを感じていたの私は、
父が帰宅する前に帰ってしまいたいというのも、
日帰り、ひいては通えない距離の学校を選んだ理由の一つだった。

父が、「お前、泊まるんじゃなかったのか」と訊いたので、
「ちょっと忙しいから」とぶっきらぼうに答えると、
父は手に持っていたドーナツの箱を私に差し出し、
「これやるから、電車の中で食え。道中長いだろうから」と言った。

駅に着くと、電車は行ったばかりのようで人気がなく、
30分は待たされるようだった。
小腹が減ったので、父からもらったドーナツの箱を開けた。
3個ずつ3種類入っていた。
家族3人でお茶するつもりだったんだなぁ。
でも、私が9個貰っても食べきれないよ。
箱の中を覗き込みながら苦笑した...

その直後、
あぁ、あの人は凄く不器用なだけなんだろうなー

ふとそう思うと、涙がぼろぼろ出てきた...
様々な感情や思い出が泡のように浮かんでは消えるけど、
どれもこれも切なかったり苦かったりばっかりで、
手持ちのポケットティッシュが無くなっても、
ハンカチが洗濯して干す前みたいに濡れても涙は止まらなくて...

結局、一本あとの電車が来るまで駅のベンチでずっと泣き続けていた......



※「感動する話、泣ける話」より


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