|
(注意:07年3月19日の話です)
この日は仕事が休みで家に引き篭もっているのも勿体無いと思い、カメラと時刻表を片手に18きっぷを使って由比駅から薩堙(さった)峠を越えて興津駅まで歩く事にしました。

名古屋から約3時間ちょいで由衣・・・じゃなくて由比駅に到着。由比は桜えびの水揚げ量日本一で有名で、駅前には桜えび料理を出す食堂があるのですが、この日は定休日でした・・・残念。
国道へ出れば営業している店があるかもしれませんが、あまり時間が無いので別の機会に食べる事にして、旧東海道を西へ。

古い家並みが残る旧東海道を進むと薩堙峠へ続く急勾配の上り坂。これを上ると「眺望絶景」の案内板があったので寄り道。

富士山は残念ながら雲がかかって拝めませんでしたが、休憩しながらしばらく景色を堪能してから先へ。みかん畑を眺めながら進むと十字路に差し掛かり、左に折れて展望台のある駐車場へ。

駐車場近くの展望台から駿河湾を一望。例によって富士山は見ることが出来ませんが、この薩堙峠を(右から)東名高速道路、国道1号線、東海道本線が通っており、今も昔も交通の要所であるのが分ります。

ここからしばらく遊歩道になっています。
駿河湾を眺めながら歩いていると、反対側から旅人の格好をした2人組が歩いてきました。
一瞬タイムスリップしたかと思ったら、どうやら個人映画の撮影中だったようです。何かのPRだったのかもしれませんが。
今は遊歩道として整備されていますが、当時の姿がそのまま残っている数少ないスポット。これからも大切にしていきたいものです。
撮影の邪魔にならないように(気にしないでと言ってくれましたが)先へ急いでいると、途中で雨が降ってきました。不注意に雨具を持って来るのを忘れたのですが、運良く東屋を見つけてそこで雨宿りも兼ねて休憩にしました。
東屋から一望できる駿河湾を眺めながら雨が止むのを待つ事数刻。雨が弱くなったのを見計らって出発。
しばらく歩いていると上がって一安心。

遊歩道をさらに進んで穴のような道を下へ降ると興津側の駐車場。ここで遊歩道は終わり、舗装された道になります。
駐車場から坂を下った先にある十字路を右に曲がって集落を抜けると興津川に差し掛かります。

道しるべ通りに進むんで興津川沿いに歩いていくと、公園になっている「川越遺跡」に到着。
昔の旅人達はここから対岸へは連台(みこしのような物を想像すれば分りやすいと思います)か肩車で渡っていたそうで、料金もその日の深さで変わっていたとか。冬季は仮橋が掛けられて無賃で渡れたそうです。
昔は川一つ渡るのも一苦労だったみたいですが、今ではどんな場所にも橋が掛けられて人や物の行き来が楽になりました。
東海道線のガードを潜り、旧国道1号の興津川橋で対岸へ渡ってしばらく進むと、「甲府、身延方面」へ向かう国道52号線との交差点に差し掛かり、「身延道」と書かれた案内板もありました。今も昔も静岡(駿河)と甲府(甲斐)を結ぶ重要な街道との交差点で、交通量もかなり多いです。

交差点を渡りしばらくすると興津駅に到着。由比駅から約7km、約2時間半のウォーキングでした。
今回歩いたルートは東海道宿駅400年を記念してJR東海が催した「日本往来・東海道ウォーキング」で紹介されたコースの一部ですが、私が回った5つのコースの中でも2番目に好きなコースです。
私は街道ウォーカーではなく浅知恵でやっていますから詳しく紹介する事は出来ませんが、旧街道を歩いていると色んな史跡やご当地ならではの物を発見できて面白いです。何より、登山と違って気軽に出来るのが良いですね。
|