渋谷レコード店日記-アナログレコードコレクションのススメ

渋谷の中古レコード屋next. recordsで日々思ったことやレコードについて書いてます

レコード

すべて表示

はじめての免税のお客さんが来た・・・しかしっ!(後編)

イメージ 1

前回のエントリー「はじめての免税のお客さんが来た・・・しかしっ!」ですが、先日ブログを読んだお客さんから、「クレジットカードが使えなくて、それでどうなったんですか?」ナンて訊かれました。
意外とその後が気になったようですね。
ん〜実は、その後もイロイロあったんですよ・・・。
まるでドラマのような出来事が・・・。
なので、前回の続きを後編として綴ります。

50枚以上のレコードの購入で、総売上10万円以上っ!免税手続きの書類もカンペキ!しかし、支払い時にそのお客さんのクレジットカードが使えないという最悪な事態に・・・。
この時点で、夜の9時を回っていました。お店の営業時間は夜8時までなのですが、コチラも本気で対応していました。
「このカード使えないよ・・・他のカードある?」と訊くと「NO〜」という返事。
ちなみにアルゼンチンのカード会社に電話連絡を試みるも向こうの時間は早朝でつながらず・・・。
「キャッシュで支払いする?」って訊くと「そんなに現金持ってないよ」って、ま〜フツーそうですよね。
「あ〜コレで、万事休すかぁ・・・」と完全に手詰まり状態になったのですが、お客さんの方から「明日、またココに来るからレコードをキープしておいてくれ!頼むっ!」という申し入れがありました。
更に「デポジットで2万円おいておくから!」というオファーまで。
お客さんからは、他のレコード店もイロイロ巡ってナンとかnext.にたどり着いて「自分の欲しいレコードがココまで揃っているレコード屋があったなんて初めてだっ!」ナンてとても喜んでくれていたので、やっぱり諦めきれなかったんでしょうね。
トーゼン、オイラも50枚以上で、10万円以上の売上ですから、コチラも出来るだけナンとかしたい・・・という思惑が一致。
「OK!わかったよ。じゃあ明日、カード会社に連絡してまた来てよ!待ってるよっ!」ってその日は、営業を終了しました。
アルゼンチンからのお客さんの対応したオイラとスタッフNは、「まぁ〜明日また来てくれるし・・・最悪は免れたね・・・」ってハナシして帰りました。

で翌日、その日の営業シフトは、オイラとスタッフKという組み合わせ。
昨日あった出来事をすべてスタッフKに伝えて、「アルゼンチンのお客さんが再び訪れたらデポジットの2万円は返金して、前に免税の講習会を開いた通りに対応してね」と伝えました。
「了解!わかりましたよっ!大丈夫です!」
オイラは、その後金融機関を周る予定が入っていたので、「もし、ナンか解らないコトがあったら必ず、オイラに連絡してよ」と念押ししてお店を離脱しました。
で、用事を済まして、next.に戻ると「あ〜アルゼンチンのお客さん来ましたよ!」ってスタッフKから聞きました。
「マジで?大丈夫だった?」って訊くと、「やっぱり今日もクレジットカードが通らなくて結局、現金で買っていきましたよ」って返事。
「そうなんだ、ちゃんと手続き出来た?」って訊くと「レコード2枚がキャンセルになったので金額が変わるので免税の書類を書き換えましたよ」って。
「えっ?そうなの?」ってココでちょっとオイラの気持ちの中で雲行きが怪しくなてきました・・・。
「レジをちゃんと個別に打ち直した?」って訊くと、スタッフKが「え?税抜きキーを押して合計金額だけ売ったレシートをパスポートに貼り付けましたよ」って。
「マジか!それっ!アカンやつやんっ!」ってマジギレしてしまいました。
前回の記事にも書いたとおり、免税書類にはナニを何枚購入して合計金額をまとめて書く場合は、その時の商品の単価がわかるレシートを添付するよう税務署から指導されていたコトが出来ていなかったんですよ。
「ちゃんと枚数と単価がわかるようにレシートを付けるよう説明したでしょっ!」ってソレを言うとスタッフKも「ハッ!そういえば、そんなコト言ってかも・・・」みたいに気付いたようでした。
お客さんが帰って5分くらいしか経っていないのでまだ、もしかしたら近くにいるかも・・・って慌てて、周辺を探しに出たものの見つからず・・・。
結局、免税書類に不備があるまま、パスポートに貼り付けてお客さんに渡して帰してしまいました。

その後、オイラのアタマの中は「どうしよう・・・?どうすればいいか・・・?ヤバい?マズい・・・」って不安な気持ちがグルグルと回り出しました。
なぜなら今回のミスで想定されるコトが、いくつか思い浮かんだからです。
パスポートに貼り付けた免税書類とレシートは、そのお客さんが帰国する時に税関で100%チェックされて引き渡される書類なのです。
だから、その書類に不備があると、税関でそのお客さんが「書類に不備があるから免税に出来ない。なのでココで消費税を払うように」っていうパターンが考えられます。
お客さん的には、「ナンだ?それっ!そんなの知らねーよ!」って気持ちになるかもしれませんが、空港まで行って出国手続きをしている時点で、申し訳ないですがもうどうしようもナイです。
で、お客さんから後日、「免税にならなかったぞ!どうしてくれる?」ってクレームが来たら「申し訳ございません・・・消費税分のお金を送金します・・・」って対応になります。
ま〜それは、ホントお金だけの問題で払ってしまえばイイコトなんでたいして気にはしていないのですが、税関で引き渡される書類の不備が原因で、免税許可の資格を失うという最悪な事態になるかも・・・って思ったからです。
免税資格の許可は、永久ではナイのでやっぱりちゃんと手続きが出来ないと、「お宅の店は、ちゃっんと手続きが出来てていないからダメね、資格を取り消すよ」ってなれば最悪です。
でも、もうお客さんは帰ってしまったので、どうしようもないです。「はぁ・・・打つ手がナイの八方塞がり・・・」です。
お店では、オイラが手続きの間違いでマジギレしたコトと、手続きを間違ってしまったスタッフKと気不味い雰囲気が漂っています・・・。
「まぁ〜もう終わったコトは、どうしようもないので、次から気をつけよう・・・」ってコトになりました。

慣れていないコトとはいえ、まさか最初の免税手続きでドエラい失敗をやらかしてしまうとは・・・。
思い返せば、今回のトラブルは、いくつもの不運が重なって起きたっていうのが解ります。
クレジットカードでの支払いが通らなかったコトや2枚のレコードがキャンセルとなって合計金額が変わったコト、事情をすべて把握している前日に対応したスタッフNが居なかったコト、オイラがその場を離れていたコトなど・・・。

その日は、金曜日でWEBサイトの更新作業があったので大失敗をやっちまった重苦しい雰囲気の中、シゴトを続けるコト2時間後にまさかの奇跡が起きましたっ!!
ナンとっ!お買い物をして帰っていったアルゼンチンのお客さんが再び「ハ〜イっ!」ってnextに訪れたのですっ!
その人の顔を見るなりオイラとスタッフK共に「うぉ〜っ!!マジかーーーーーっ!!」って思わず叫んでしまいました。
すべての事情を説明してもう一回すべての書類を書き直して50枚のレジ打ちをやり直して無事、すべての失敗がリセットされて事なきを得ましたっ!
もう、ホントにお客さんが戻って来たその時は「奇跡とはこのコトだっ!」て思いましたよっ!
「で、ナンで一回帰ったのに戻ってきたの?」ってお客さんに訊くと・・・。
「エビせんってナンだ?ソレをお土産に買ってきてほしいって言われたんだけど、わからないから訊きに来たんだよ」って。
エビせん・・・って、nextは「エビせん」に救われたのか・・・(笑)


その後も外国人のお客さんの免税手続きは何度も行いましたが、まだ慣れていないとはいえ、やっぱりメンドーなんですよね。
このメンドーな手続きが、月額数万円の利用料で業者のシステムを使うコトで負担が軽減されるのなら・・・ちょっとマジで考えます。




その他の最新記事

すべて表示

記事がありません。



.


みんなの更新記事