渋谷レコード店日記-アナログレコードコレクションのススメ

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SHURE(シュア)が、レコード用カートリッジ&交換針の生産を終了したよ。

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アナログレコード関連のニュースからです。
アメリカのSHURE(シュア)が、2018年夏にアナログレコード用フォノカートリッジの生産を終了するそうです。
以下は、そのニュース本文
シュアがフォノカートリッジ生産を終了へ


 米Shure(シュア)は5月1日、アナログレコードの再生に必要なカートリッジの生産を終了すると発表した。近年、アナログレコードの人気が再燃しているが、同社は「フォノグラフカートリッジ製品部門でシュアの厳しい基準を維持することが困難になっている」とし、「18年夏にフォノ製品の生産を終了する」という。
https://image.itmedia.co.jp/news/articles/1805/01/ts0153_shure02.jpg


ナンていうかヤッパリココ最近の「アナログレコード人気」っていうトレンド的な流れでいうと、「新製品出しちゃます!」っていうニュースだと「やっぱりね〜」って共感できるのですが、世界的にもアナログレコードが売れているっていう中で、レコード用のカートリッジを作るの止めますっていうのは「ナンで?」って思っちゃいますよね。
記事の中では、シュア社が定めているキビシイの基準を維持するのが困難になったってコトを生産を終える理由にしていますね。
なんかカートリッジの生産を止める理由が、ちょっとコジツケっぽい印象が受けますが・・・(笑)
タブン、企業規模からして生産ラインの維持やコストに見合うロット数なんかを勘案すると採算が合わなくなったんじゃないかな・・・なんて勝手に想像してしまいます。
あと、やっぱりレコード針を作る職人さんが少なったとか・・・もあるんじゃないかなぁ。

ちなみにアナログレコード用のカートリッジを作っている会社ってイロイロありますよね。
SHUREやortofon、ナガオカ、next.のお隣、Disc Jamさんとこの樽屋などなど・・・。
で、世界で一番レコード針のシェアを持っているのがSHUREなんだそうです(Disc Jam社長談)
どれくらいのシェアがあるのか・・・?っていうのは定かではないのですが、世界中のターンテーブルのトーンアームに繋がっているカートリッジの半分以上はSHURE社じゃないか・・・とも言われています。
このブログを読んでくれている人は、多少DJ的なプレイをした経験がある人も多いと思うのですが、タブンSHUREのM44GやM44-7等を一度は使ったコトあると思います。
で、そのSHUREが、もうカートリッジや交換針の生産を止めちゃうっというのは、その業界内では結構なインパクトがあるようなんです。
SHURE社の公式サイトを見てみるともう既に全てのカートリッジが「生産終了」の表示になってますね。
ニュースの最後に、
「各国で状況が異なるため、回答は難しい。個人で販売店に問い合わせるのが一番確実な手段になるのではないか」
書いてますが、もうタブン、店頭在庫のみって状況のようです。
SHUREのカートリッジを販売しているイロイロなサイトを見て回ったのですが、カートリッジ本体はまだ販売しているようですが、既にSOLD OUTのお店も出始めています。
交換針の方は、あ〜コレは結構もう入手が難しい様ですね。

レコードのカートリッジってよほどの機会がないとなかなか買い替えが起きないんじゃないかなって思うんですよね。
カートリッジを買ったあとは、消耗品である交換針を買い続けるみたいなね。
ま〜クルマのホイールがカートリッジでタイヤが交換針みたいなイメージですね。
で、今まさにもう生産を終えるSHUREのカートリッジ本体を買うっていうのはちょっと、交換針自体が無くなるってコトは継続的にそのカートリッジを使い続けるコトが出来ないという意味なような気がします。
しかし、SHURE社のカートリッジを愛用している人からすると、もうホント今、買い占めておかないとヤバイのかもしれませんね。
SHURE社の純正の交換針以外にも互換する他社製の交換針っていうのもありますね。
レコードで例えるとオリジナル盤とブート盤みたいなカンケーみたいな(笑)
他社製の交換針がカートリッジが持つ本来のオリジナル・パフォーマンスを維持出来るのかどうかは解りませんが・・・。


先に書いた「その業界内では結構なインパクトがあるようなんです。」っていう件ですが、このSHUREがカートリッジ&交換針の生産を終えたっていうのがキッカケでカートリッジの買い替え需要が起きそうなんですよね。
事実、このニュースが報道されてからnext.のお隣Disc Jamの樽屋カートリッジが結構売れ行きがイイって社長さんがコーフン気味に語ってました(笑)
SHUREのカートリッジってDJニーズが結構、多いと思うんですよ。
そういったDJニーズでは、交換針ってホント、消耗品なんですよね。
フツーに時々、家でレコードを聴くリスナー用途だと交換針を5年とか10年とか使うみたいですが、DJニーズだとホント、数ヶ月で交換しちゃう人もいますしね。
世界でも一番シェアがあるSHURE社のカートリッジの交換需要が一斉に起きたら・・・しかも、DJさん達の間ではSHURE社のカートリッジを使っている人は、結構多いとなると・・・。
クラブ系サウンドに特化したカートリッジを作っているメーカーは、コレを契機イロイロ動きがありそうな予感がします。



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