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私のブログのライフワークみたいなものです。
稲の自然乾燥法の一つ、「ほにお」情報をお伝えします。
ブログ内の書庫 ⇒ 稲作・ほにお・はさがけ
「ほにお」関係の記事を集めてみました。
○カシオペア連邦の友人タンさんの記事
⇒ http://fujita655.exblog.jp/7564107/ ○以前書いた私の記事 ⇒ http://geocities.yahoo.co.jp/gl/nfpmp827/view/20081103 ≪「ほにお」特集≫
さて、稲作に関して、『秋田のことば (秋田県教育委員会編、無明舎出版)』によると、いろいろ解説がでているようだ。
「ほによ」や「はさ」の解説も出ているので興味深い。
≫胆沢扇状地の最大の特色は、屋敷林(エグネ)に囲まれた家々が水田の中に点在する散居景観です。なかでも秋の「ほにお」の群は代表的な散居景色となっています。
⇒2007年10月20日の記事をご覧ください。
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「びお・稲を干す」より ⇒ http://www.bionet.jp/2008/12/ine/ 「ほんにょ」「はざ」「はさぎ」…見たことありますか? 調べてみたところ、この干し方は「ほにょ」「ほんにょ」というようです。漢字で書くと「穂仁王」。「ほにょ」「ほんにょ」という何だかかわいらしい音の響きと、漢字の持つイメージのギャップが面白いです。その他、次のような言い方もあるようです。 ほにお(穂鳰、穂仁王) くいがけ(杭がけ) 稲杭掛け 棒掛け 棒はさがけ ≪ぽにょ でなくて ほにょ≫ http://hananae-katuyama.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-ff6a.html これに対して、記者が見慣れていたのは、木を組み立てて足を作り、それに横木を渡し、横木に束ねた稲を二股にして掛けていく干し方です。代表的な呼び方では「はざ」(稲架)と言いますが、記者の住んでいる辺りでは「はず」と言います。これにはかなり多くの呼び方があるようです。調べていて出てきたものを挙げてみます。 稲架(はさ、はせ、はぜ、はで、とうか、ほぎ、いなき) 稲架掛け(はさがけ、はざかけ、はざがけ、はせかけ、はせがけ) 稲掛け(いねがけ、いねかけ、いなかけ) ハッテ 稲ハデ 稲木(いなき、いなぎ、いのき) 稲機(いなばた) 穂かけ おだがけ かけぼし これだけ多くの呼び方があるということは、それだけ米づくりが盛んであって、至るところで米が作られてきたということで、米がいかに私たちの生活に密着したものであるかということの現れであるように思います。 *************************************** 「稲の自然乾燥」関連記事の検索はこちら ⇒ http://search.yahoo.co.jp/search?fr=slv1-adbe&p=%E7%A8%B2%20%E4%B9%BE%E7%87%A5%20%E3%81%AF%E3%81%9C&ei=UTF-8 ○ 以前書いた記事 その2
≪ピンクのリボンのお嬢さん!! ≫
2009/10/24(土) 午後 8:12 (クリックしてください)
○ 以前書いた記事 その3
≪【稲作】 「ほにお」の作り方!! ≫
2010/10/5(火) 午後 8:56 (クリックしてください)
( ※「巾着田の彼岸花④」 の次の記事です。 )
さあてと、今年の二戸市金田一の稲作農家・十文字さんの田んぼの「ほにお」のショットを紹介します。
今年は、17基作られていました。
17基を全部入れてみました。
17基あるわけですが、1基1基それぞれ表情が違います。同じ表情の「ほにお」はありません。
十文字さんが丹精込めて作ったお米を、これまた時間をかけて丁寧に「ほにお」に組んだんです。
「ほにお」の作り方については、以下を参照してください。
○ 以前書いた記事 その3
≪【稲作】 「ほにお」の作り方!! ≫
2010/10/5(火) 午後 8:56 (クリックしてください)
( ※「巾着田の彼岸花④ 」の次の記事です。 )
今年も「ほにお」のレポートができて、ホッとしています。
というのも、昨年時期を逃して撮影できなかったんです。
撮影に出かけたら、もう「ほにお」で乾燥させた稲を脱穀した後だったんです。
今年も美味しいお米ができたことでしょう。
お米大好きです。
稲作万歳!!
お米万歳!!
農家のみなさん、たいへんご苦労様です。
美味しいお米をありがとうございます。
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稲作・ほにお・はさがけ
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岩手県北部でも稲刈りが進んでいます。
コンバインですぐ脱穀する田んぼもありますが、天日で干してより熟成する場合もあります。
「はさがけ」「はせがけ」「ほんにょ」・・・。
地域によっていろいろな呼び名がありますが、岩手県北部では、「はせがけ」と呼ばれています。
今回は、そんな稲の自然乾燥の風景を紹介します。
岩手県一戸町小鳥谷
産直サラダボール隣の田んぼのはせがけ
岩手県九戸村戸田(かぼちゃまつりの地区)
8段のはせがけ
8段のはせがけを見たのは、久しぶりです。
9段、10段のものを見た、あるいは、撮影された方は
お知らせください。
岩手県二戸市浄法寺町岡本地区の「ほんにょ」(棒掛け)
いかがでしたか?
地域によっていろいろな乾燥形態があるでしょう。
近いうちに、エスキモーのドームのような「ほにお」という形態も紹介できるかと思います。
このような伝統的な稲作文化が存続していってほしいものですね。
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かろうじてセーフでした。
何がと言えば、私が研究(大げさかな?撮影の被写体としている程度かな。)しているほにおの撮影です。
「ほにお」は、現在プロフィールの画像にしているものです。こちらの「ほにお」画像は、2010年10月に二戸市金田一で撮影したものです。
撮ろうと思っているうちに、二戸市金田一のものは無くなってしまっていました。無くなったということは、もう脱穀が済んだということになります。
加えて、今年新たに発見し、この日撮影しようと思っていた八戸市下長地区のほにおも脱穀されて消えてしまっていました。
これはまずいと思っていました。
毎週土曜日に八戸の病院に通っていて、二戸市に出かける回数が減っていたのです。
八戸には毎週出かけているので、撮影する機会は八戸市の方が多いわけです。
ところが、土曜日がいつも晴れているは限らないのです。雨だったら、アウトです。傘をさしながら、あるいは、雨に濡れながらの撮影というのは、ちょっと厳しいですね。
でも、神様は私にチャンスをくれたのです。
整形外科への通院を済ませた後、八食センターを左に見ながら八戸中心街に向かっていたときのことです。
運転中に車窓を見ていたら、左手に何やら見覚えのある物体を目にしたのです。
「もしや・・・。」
過ぎ去った後、途中でUターンして、もう一度見直してみました。
間違いありません。例の被写体です。
私が、秋に撮影するのを楽しみにしているものです。
それは、紛れも無く 「ほにお」だったのです。
小躍りして、踏み切りそばの「ワークハウス」の駐車場に車を止めて、撮影に向かいました。
ほにおは一基、一基、顔と言いますか、体と言いますか、その表情が異なります。同じ表情のほにおは二つとありません。
向こうに見える大きな建物が八戸西健診プラザ。
1mぐらい高くなっているのは、JR八戸線の線路です。
JR八戸線の線路越しにほにおのある田んぼを臨む。
JR八戸線 下亀子谷地踏切の看板
撮影 2012.10.27
八戸近郊の方のために、撮影場所を特定できるように近くのランドマークも一緒に撮影しました。
「八食センターの通り、八戸西健診プラザ近く、ワークハウスのそば、JR八戸線下亀子谷地踏切近くの田んぼ」です。
全部で13基ありました。まずまずの数です。
こんな道路の近くにあったなんて、全然気づきませんでした。
運転中は、基本的には前方をみて運転していますからね。気づきにくかったのだ思います。
この日を逃せば、おそらく今年の「ほにおの撮影」はできなかったと思います。
ラッキーでした。来年以降は、こちらで定点観察(撮影)ができるかもしれません。
青森県、岩手県北部にお住まいの方なら、こちらの場所がだいたいお分かりだと思います。
10月中旬であれば「ほにお」を見ることができると思います。
もし、興味がありましたら、日本の稲作の伝統文化、稲の天然乾燥の一つの形態=「ほにお」をご覧になってみてくださいな。
「天然乾燥の米は、やはり美味い!!」 のです。
全国のみなさん、ギリギリセーフの状態でしたが、今年の「ほにおレポート」をお届けいたしました。
ご感想をお寄せくださいな。
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藁鳰!?
何それ? 何て読むの?
そう思われた方が多かったことでしょう。
藁鳰(わらにお)と読みます。
16日(土)、八戸の病院に通院する途中で、車を運転しながら偶然見つけたのである。
にお(にほ)について、大辞泉では、次のように記述している。
つまり、「脱穀したあとの稲藁を円錐形に高く積み上げたもの」ということだ。
脱穀する前の刈り稲を積み上げたものなら、何回も見ているし、興味があるので、ここ数年取材を繰り返しているところだ。
ところが、そんな私が今回のこの藁鳰を見たのは初めてだったのだ。
さっそく、通院の帰り道、突撃取材に向かった。
≪藁鳰(わらにお)≫
高さは、高いほうが1m50cmぐらい。
向こうに写っているのは、取材に応じてくれた農家のSさん。
Sさんの話によると、昔はもっと高く積み上げて、5m以上の高さのものもあったそうだ。
積み上げておいて、必要なときに使ったそうだ。
因みに、Sさんのお宅では、昔馬を飼っていたそうだ。
敷藁にも使ったということだった。
なるほどね。
刈り稲のほかに、藁で積み上げた鳰もあったんだ。
私が知らなかっただけだったのだ。
新しい発見があったことと取材して疑問を解決できたことに満足した30分間であった。
6月16日撮影
こんな八食センターからそれほど離れていない高架橋の近くで、日本の伝統的な稲作文化に関わる新たな発見に出会うとは夢にも思わなかった。
ラッキーであった。
二戸市金田一の穂鳰(ほにお) 21年10月撮影
お米は大好きだ。毎日欠かさずいただいている。
お米に感謝し、農家のみなさんに感謝し、日本の伝統的な稲作文化に敬意を表して記事を終えることとする。
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ブログの友人、兵庫県豊岡にお住まいのカルガモ稲作農家の「池さん」の依頼を受けて、稲の自然乾燥法の一つ「ほにお」の作り方を取材してきました。
とても、ラッキーでした。私が取材できる日はこの日しかなかったのです。仕事の都合上、取材は週末しかできませんから、この日を逃したらアウトでしたね。
取材したのは、9月26日(日)でした。場所は、岩手県の最北部二戸市の金田一です、金田一と言えば、あの「座敷童子(わらし)」で有名な金田一温泉の緑風荘をご存知な方がおられるのではないでしょうか?
ところが、その「緑風荘」は、昨年(2009年)10月に火事で消失してしまいました。
緑風荘 (会社からのあいさつ)
火事で消失の緑風荘については、次のようなブログを書かれている方もおられます。
地元住民としても、全国のファンのためにも再建をお祈りしたいところです。
また、先ごろ亡くなった芥川賞作家の三浦哲郎氏の作品「忍ぶ川」の舞台になった地でもあります。
前置きはさておき、本題に入りましょう。
「ほにお」を作っている農家の方は十文字さんといいます。昨年も「ほにお」を撮影させていただいておりました。十文字さんのお話だと、金田一にも「ほにお」を作っている農家は2軒しかないということでした。
昨年十文字さんは21基ほど、作られておられましたが、今年は17基ぐらいになるかなあ、と話されていました。というのも、長雨のため、稲粒の劣化を防ぐため、多少「はさがけ」にしたものもあるからということでした。
それでは、以下は岩手県二戸市金田一版「ほにお設営のレポート」となります。
①まず、杭を3本使って三角に組みます。
②50〜60cmぐらいの高さに横棒を結びます。(頑丈にする場合は、横棒を2段に組むそうです。)作業なさっておられるのは十文字さんです。
③両手で2束ずつ、稲束を横棒に立てかけていきます。
④どんどん積み重ねていきます。この写真の状態は3段目を積んでいるところです。
⑤さらに、積み重ねていきます。4段か5段目でしょうか?
⑥後ろから見るとこうなります。6段目でしょうか?
⑦上部のUPです。こうなっています。
⑧頭頂部に、稲束6束を結び逆さにして帽子状にかぶせます。さらに、雨よけのため、肥料袋で帽子をつけています。ピンクの帽子がおしゃれです。また、風で飛ばないように、なわ(または、ロープ)で、「ほにお」全体をしばります。3週間から1ヶ月間この状態で乾燥させます。
(この写真は昨年度のものです。というのも、40分粘ったのですが、完成まで作業が進まず、頭頂部の写真は昨年のものを使いました。)
十文字さんは、お仕事でお忙しい中、私のために快く取材に答えてくださったり、写真を取らせてくださったりしてくださいました。本当にありがとうございました。
「苦労はするければ、美味しい米をつくるためだからがんばっている。タバコもやっているので、ほにおに組んだ稲藁を畜産農家が引き取ってくれて、代わりに堆肥をもらえることになっている。ほにおに組んで乾燥させた稲藁は乾燥状態もよく、泥にも汚れていないので牛も喜んで食べるそうだ。今は「ほにお」にする農家が少ないので貴重な稲藁なそうだ。私がやれるうちは続けたいと思っている。うちも畜産農家もお互い、持ちつ持たれつだな。」とお話してくださいました。
「ほにお」1基作るのに、1時間弱かかるそうです。大変な労力です。
十文字さん、本当にお疲れ様でした。そして、取材へのご協力ありがとうございました。
今年も美味しいお米、間違いなしですね。
以上、大急ぎのレポートでしたが、池さん、概要をつかんでいただけましたでしょうか。
詳細については、ご連絡を取り合って、確認し合いましょう。
これで、2010、岩手県二戸市金田一の「ほにお設営のレポート」を閉じます。
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