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映像編集で使用しているedius。もう15年の付き合いになる。飽きない良さはリアルタイム性。HDはもちろん、4K素材でもほぼ再生してくれる。リニア編集で育った僕としては、レスポンスの良さこそが優先順位のトップだ。
しかし、弱いところも多々ある。サードパーティのプラグインが少ないこと。また、対応する周辺ハードウェアがこれまた少ない。
今回、久しぶりにブログを更新したのは、ediusの新たな発見の備忘録だ。
お題はDAWなどで使用されるフィジカルコントロール。
edisu対応のフィジカルコントローラーはベリンガーのBCF2000とediusFC1がある。
興味はあったが、使用頻度を考えると必要ではなく、あれば便利かな?という認識だった。
そんな中、先日ipad用にKORGのnanoKONTROL Studioという製品を買った。
音楽制作用に使えないかな?というのが理由だったが、弄っていくうちにひょっとしたら、NLEや他のソフトで使えるかも!という思いになった。
まず、試したのはAdobeのAudion。AudionはMackie Control に対応している。
後は設定だけだ。結果はnanoKONTROL Studio側のSONARモードで動くことを確認した。
ミキサーボタンのすべてに対応はしていないが、
まあ、使えるレベルだと思う。
続いてPremiere pro。これもAudionと同じ設定でOK。(同じAdobeだから当然かな)
続いて真打のediusである。
ediusにはデフォルトでBCF2000に対応させる項目がある。
ここで再接続し、プリセットを読み込んでみたが、
当然、反応しない。やはり、ediusでは無理だったか!と思っていたら、あるひらめきが・・・。
ediusがBCF2000に対応しているということは、MIDIのコントロールチェンジ(以下CC)を読むということ。
そのCCをnanoKONTROL Studiにアサインすれば、対応するかもしれない!ということだった。
というのも、nanoKONTROL Studiは主要DAWソフトモードの他にアサイナブルモードがあり、KORG KONTROL Editorというソフトで自由にカスタマイズできるのだ。
まずはBDF2000の取説を見つけ、プリセットのCCを調べる。
そうすると、フェーダーは81〜88(8CH)に対応していることが分かった。
早速、変更しediusとつないでみる。ミキサー画面を開いたところ、あっけなく対応する。
いけました。成功です。
となると、あとは他のボタンの設定である。
これはオープンになっていないので手探りで当てるしかない!
しかし、神様はここでも微笑んでくれた。
ediusのフェーダー項目にエキスポートボタンがあって、試したところメタファイルが保存された。
メモ帳で開くとそこには再生・巻き戻し・早送りのCCが記載されているではないか。
ちなみにそのCCは再生・停止が89.。巻き戻しが91.早送りが92.。
早速アサインしてみると、これまた動いてくれた。
こうなったら、すべてを対応させてやる!と意気込んだが、やはり世間はそんなに甘くない。
その後はトライ&エラーの連続だった。
設定を始めてから4時間が経っていた。
結果、
グライコ(41〜48)、ミュート(57〜64)、ソロ(49〜56)、セレクト(65〜72)(トラック・オフ・タッチ・ラッチなどを切り替えるボタン)と結構対応させることができた。
そして、何気に嬉しかったのがジョグコントロールの対応。キーボードのショートカットキーとは違う感覚は新鮮だった。
【使用した感想】
nanoKONTROL Studiはムービングフェーダーではないため、各トラックを操作するとき、
若干の慣れが必要だ。しかし、マウスとは違った感覚なので、気分転換にはいいかもしれない。
ただし、ミキサーを表示させるとバッファが一気に5までさがる。
そのため、MAする際は映像をレンダリングしておいたほうがベターだ。
何よりも、今回 ediusが対応してくれたことが一番嬉しかった。
やればできるじゃん!という気持ちだ。
さて、ベリンガーは現行機種としてX-touchを販売している。タッチセンシティブ・モーターフェーダーだ。
取説をみるところ、プリセットのCCが記載されている。
変更が可能なら、ediusに対応するかもしれないと考えている。
ところで、Adobe Auditionは最新のアップデートでPresonusのFaderportに完全対応させた。
NLEは進化している!というより、その中である程度、完パケまでできるようにするのが目指す姿なのかもしれない。これまで音の仕上げはMAルーム。特殊エフェクトはポストプロといった形が、コンテンツの種類によって制作の流れが少しずつだが変わってきていることを感じている今日この頃だ。
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