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* 新婚当初 姑との関係は良かったというヴ・トウ・ズンさん 。姑は、義理の娘であるズンさんの事を学歴があり合理的な思考力と伝統的な家族感を特に年上に対する尊敬の念を持ち合わせた嫁として、家族の新しいメンバーに相応しいと考えていた。しかし、蜜月期間もズンさんが初の子供を出産すると嫁姑関係に微妙な変化が現れてきたのである。先ず、嫁と姑で子育てについての考え方が異なった。
早産であったため、全ての種類の感染症に注意が必要で、その中でも食事は特に意識しなければならないとされていたという。母親のズンさんは、息子に栄養価が高い食事を規則正しく与えるのが大切と考える一方で、お姑さんは、全くその逆で、栄養などに振り回されることなく、孫が食べたいものを食べたいときに与えればいいと信じている。結果的に、ズンさんの息子は日々、キャンディーやソフトドリンクなどから多くの砂糖を摂取するようになってしまったのだ。
しかしそれも、ズンさんがお姑さんに対し、「私の息子の食事については母親の責任で自由にさせて頂きます!もし、このまま義母さんのように栄養も食事の摂取方法も考えずに続ければ、息子は栄養不良で不健康になってしまいます!!息子を甘やかすのは止めて下さい。」と口走ってしまったところで、怒りの頂点に達してしまったという。このケースは一般的に嫁姑問題の初歩に起因する見本のようなものだ。ベトナム青年同盟家族結婚愛情相談センターのチャン・ティ・ホン・ハ所長は、嫁姑問題は大抵の場合、子育ての方法論に対する意見の食い違いが原因となるのだと指摘する。ふたつの世代間の差が、その背景にあり、姑はしばしば彼女の個人的な経験値を引き合いにし、伝統的な方法を頼る傾向がある一方、嫁は近代的な育児方法を参考にするものだ。
母親と祖母が意見対立で紛糾していても、どちらかが歩み寄りを見せ妥協点を見出さなければ、子供にはことの善し悪しの判断はつかないものだし、それ以前に両者がいがみ合う姿を子に見せるのは人格形成に暗い影を落としかねないと、ハ所長は続ける。ベトナムの家族について全国から無作為に抽出した9300世帯を調査したアンケート結果から、凡そ64%の世帯が同じ屋根の下に二世帯で暮らしているという。地方に住む母親であれば子供の世話をきちんとこなすのは可能だが、都市に暮らす母親の場合、出産後4ヶ月経てば職場復帰するのが普通で、結果的に子供は両親に託すことになるのだ。
「全ての子供たちが祖父母の世話に満足を示しているわけではありません。」と話すのは二児の母 フエン・アインさん。「核家族世帯の若いカップルは、祖父母が子供たちの生活に与える効能を良く理解していないのです。私は今も私の祖母が本を読んで聞かせてくれた事を昨日のことのように覚えています。祖父母は何も子供を甘やかすだけでなく、様々な生活の知恵を彼らに与えてくれる存在でもあるのです。三世帯が共に暮らす家族の場合、孫は老人と変わりゆく世の中とを繋ぐ架け橋になるのです。例えば、インターネットや家電品の使い方 世相の移り変わりなどを孫が祖父母に教える そんな役割を果たしてもくれるのです。」と、アインさん。
それにもかかわらず、緊張は育児に対する考え方と経験の違いのため、起こることが良くあります。ハ所長に因れば、嫁は子供の子育てや躾について彼女の意見を彼女の義母に対し礼儀正しく主張する必要があります。そして過度の反応することなく、姑との意見対立が生じたとしても、それを子供の前で見せないようにしなければならない。こうすることにより、義父母に対する尊敬の念が養われるばかりでなく、大人になる途上での子供たちの規範となって心に残ってゆくと語る。その一方で ハ所長は祖父母が嫁の考えを尊重することも大切だという。そして義父母と嫁の間に立つダンナの役割も重要で、うまく両者の間を立ち回り家族が仲良く過ごせるよう気配りが求められるのである。
仲の良い家族の中で育った子供らは、他者に対する尊敬の念を持つことや大人のいうことに耳を傾けるようになると、ハ所長。グエン・ト・ニューさんと彼女の姑さんのケースを見るとどのように仲良く過ごしているかが見て取れる。62歳になる姑は、地方から息子と妊娠5ヶ月のニューさんの家事を手伝うために、やってきた。今ではニューさんの娘も2歳を迎えた。嫁姑の関係を円滑に進める秘密はニューさんによれば、年寄りの言いつけに耳を傾けること。但し、最終判断は嫁が下せば良いとする。そして最も重要なのは、嫁として義父母を心から愛し接することだと結んだ。
(辛口寸評)
発展途上のベトナムだからこそ、時代の変化の中で人々は従来にも増して、対人関係に於ける間の取り方を常に模索しているというのが実際だと思う。あらゆる情報は以前に比べ驚くべき早さで伝搬し、瞬時に世界を駆け巡るのは、この国でも例外ではない。そして経済的ゆとりが相まって、従来の伝統的な考え方や思考法にも親の世代とは異なる概念が投影されても、もはや不思議ではない。家族間において嫁姑問題は 対人関係の間合いを取るもののうちで、最も身近な都市部での実験場といえるだろう。
とは言っても、ベトナム人の大多数は今も大家族主義の信者であり、長幼の序をわきまえ尊重しなければならない。よって、家に嫁した女性は、旦那のみならず舅姑 小姑を立て従うのが本筋とされている。しかし、嫁のそのような鬱憤は月日を重ねて行くうちに、鬱積してくるもので、義父母や小姑への愛情を持った忠誠は色褪せないが、その怒りの矛先はおのずと亭主に向かうこととなる。こんな時、亭主は嫁さんの話すことを我慢強く聞かなければならない。間違っても、「おまえにも落ち度があるだろう」なんてことは口が裂けても言ってはいけない。
そして、「今 家族皆が幸せに暮らせるのも、賢い嫁さんのお陰だ。」と、目をうるうるさせながら告げるのである。とにかく、耳を貸すことである。そうすれば大概の場合、丸く収まるものなのだ。亭主は聞く そして中立であることが、家庭内を円満にする秘訣だな〜〜と、思う昨今なのです、、、、。
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我が家の妹夫妻、、夫君もどうやらひたすら中立を保ち、
嫁姑の諍いを避けてるようですが、妹殿は今年も帰省を拒否しています。。(夫君の実家はこの近くなり。)
2008/7/31(木) 午前 8:52
スパイダーさんの妹さんご夫婦にも壮絶なバトルが潜んでいるようですね。旦那さん可愛そう〜〜。せめて、スパイダーさんが旦那さんの防波堤になってあげてください(笑う)
2008/7/31(木) 午前 9:32
国は、異なっても人間ですから同様の事が発生してますね。最後は旦那さまが、中に入って調整するしかないですね。面白レポート有難うございます。
2008/7/31(木) 午後 5:14 [ keiwaxx ]
旦那の動きってかなり重要な位置を占めるものですね。それにしても、間を取り持つのも大変です(笑う)
2008/8/1(金) 午前 0:47
きれいだなあ、うらやましい。
2008/9/4(木) 午後 4:21 [ zen*o*hara6* ]
このくらいの娘さんはベトナムにはどこにもいますよ。結婚式なので化粧がきつめですが、すっぴんがまた好いものです。
2008/9/5(金) 午後 11:25
嫁 姑に限らず人は皆 考え方が違いますね、何事も故意に邪険な
行為 行動を起こさなければいいのではないですかね、
相手の気持ちを理解する努力を心がけ 継続は力なりです、
まずは健康であることです、人間関係スムーズに行くためにも健康
第一ですね。
2009/3/2(月) 午後 5:38 [ yum*383*ai*u ]
先月38歳のお嫁さんが お姑さんを置き去りにして天国へ
旅経ちました、残念です 無念です。健康第一です。
2009/3/2(月) 午後 7:31 [ yum*383*ai*u ]
おっしゃるとおり人間は健康が一番です。38歳のお嫁さん 早すぎる旅立ちでしたね。お姑さんも慚愧に堪えない思いだったことでしょうね。ご冥福をお祈り致します(;人;)
2009/3/3(火) 午前 9:38