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* グエン・タン・ズン首相は各閣僚・各自治体指導者・国営企業経営者らに価格管理を徹底し行うよう要請した。8月3日 日曜日の公務で、首相は中央直轄都市を含む各自治体首長らにインフレを抑制し、マクロ経済の安定化 それに国民の福祉を確実にするため物価監視を行うよう求めた。加えて、各自治体行政当局者らは、個人的な利益を求め意図的に噂を流したり投機を煽るような者らの取締を強化するよう要求されており、特に生活に密接に関わる電気・石炭・水道のような重要品目については価格を安定させるための政府のガイドラインを綿密に遵守し、実行に移さなければならず、これら違反者に対しては許可の剥奪や告訴も辞さないとしている。
首相は運輸行政当局に対し、輸送費の増大に目を光らせるよう呼び掛けた。特にタクシー運賃など、ガソリン代の値上がり分を客に転嫁することのないよう求めた。そして彼は、財務・産業貿易・保健・農業僻地開発各省の大臣らにハノイやホーチミン市などの都市部での乳用品・輸送費・飼料代価格などの物価動向を注意深く監視するよう指導する一方、国営企業経営者らには利益率の圧縮や生産コスト減少に邁進し、商品価格を抑えるように求めた。ズン首相は、昨今 飼料・薬品・輸送費 それに日用品の一部 価格が不自然な値上がりを見せていると訴え、これは多くの企業が政府のインフレ抑制の行政指導を無視している結果であると不快感を表明した。
(辛口寸評)
しばらくブログを更新しないつもりだったが、どうしても書いておきたい事柄が生じたので、ここに残す。実は 昨日 8月5日(火)午後 確か4時近くだったが、経理マネージャーが、ノックもせずに僕の書斎に血相変えて飛び込んできた。普段 落ち着いた身のこなしで、冷静な彼が“大変です!”と顔を青くしている。まあ、席に着きなさいと、席を勧めると、セールスマネージャーも転がりこんできた。どうしたのか、理由を尋ねると、この間 7月21日に30%上昇したガソリン価格が、更に明日から24%上昇し、25000ドン(約165円)に一斉値上げが行われると話し、愕然とした。
情報ソースはどこか?と尋ねると、ネットの掲示板だと言い、それに因ると、既に街のガソリンスタンドには大勢の人がガソリンを求めとぐろを巻いている状況とのこと。信憑性は低い。ただ、これが事実としたら、ベトナム通貨ドンは一気に対米ドル安となり、ベトナム経済を吹っ飛ばすほどの出来事だからだ。夕方、人と会う約束があったので、市内のガソリンスタンドの様子を確認してみるとどこも、大勢の人々でごった返し状態で、噂の一言で一蹴するほどの自信が自分の中で揺らいでしまった。「あり得ない・・・」
結局 一夜明けて、それは単なる噂に過ぎなかったことが判ったものの、それだけベトナムの庶民が物価高騰に敏感になっている姿を目の当たりにした気がした。企業としてうちの会社でも、毎年 予算を立てて年間計画を遂行し、完遂に向けて日々努力するわけだが、今年はもはや一週間先が見えない状況で、努力だけではしのぎ切れない企業が多くなってきていると思われる。荒海の中で、たゆたう小舟の如く ベトナムでの企業経営環境は今後も益々厳しくなるだろう。たのむぜ ベトナムよ〜〜〜(-_-;)>
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