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* 以下の文章は、20年以上にわたって医療機器の専門家としてODAのプロジェクトに関わっておいでのyozat14さんが、ご自身のブログに最近発表成されたものである。ODAに関わる内部関係者の意見として、今回のカントー大橋崩落事故のベトナム側の責任にメスを入れた論評となっている。ご本人の同意の上、転載しましたので参考までにご覧下さい。 転載開始 ODAに関する不正の根元は、現地側の腐敗官僚に支払い権限をもたせるシステムの問題、ということをこれまでのブログ記事で指摘した。しかしながら当方の稚拙なブログ記事だけでこのシステムを改善することもできないだろう。 今回私の経営するコンサルタント会社にて、初めてJBIC(国際協力銀行)のプロジェクトに応募し、その結果を待っているところだが、既に現地側責任者からは合格した場合の見返りの要求があっただけでなく、他の応募会社がその見返りに応じていることを理由として、弊社は落選との結果を伝えられた。不正に応じたものはビジネスチャンスを獲得し、応じなかった会社は落選となったのだ。 しかも合格した会社で活用している共同企業体には、何と本来審査すべき保健省の現職員が、応募会社のメンバーとして含まれていることが判明した。審査を実施するメンバーと、応募する会社のメンバーが同一人物なのである。このような状態で本当に公正な審査が行われていると言えるだろうか。 弊社では不正の状況にあきれてプロジェクトに対する関心もなくしてしまったが、このような状態でコンサルタントが選ばれているのであれば、カントーで工事中の橋が崩壊した事実もうなずける。現地側腐敗官僚達が収賄のために活用しやすい会社を下請け会社として決めているのだ。それで人命にかかわるプロジェクトなどできようもない。こういった事実こそマスコミでも伝えてほしいところだが、日本側公的機関ではそういうことも想定せずに、現地側腐敗官僚まかせにしているシステムこそが、本当の不正の根元なのだということを理解しておく必要がある。 もちろん日本側業者が全て正しいとは言わないし、言えないかもしれない。しかしながら日本側業者だけに全ての責任があるという考え方も片手落ちだ。業者側にしても一番やりづらくしているのは、現地側腐敗官僚からの見返りの要求だからだ。このような状況では人命にかかわるプロジェクトほど危険極まりない状態となってしまう。 本件について異論のある方はぜひコメントしてほしい。この記事については全て事実に基づいた意見を出している。この事実を修正できるシステムの改善が無いかぎり、今後ともODAに関わる不正がなくなることはないだろう。 続く 転載終わり |

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