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前回の更新から相当の間が空いてしまいました。昔話の次は、伝説です。
よく「昔話と伝説は同じ?」「どう違うの?」と聞かれます。民俗学では、特定の場所・人物・時にまつわる話を「伝説」といい、場所・人物・時が特定されていない話を「昔話」といっています。
つまり、「むかし、むかし、あるところに・・・」という語り口で始まるのは、場所も時も不特定なので、「昔話」です。それに対して、具体的な地名や場所が示されていたり、その話にまつわる特定の木や石が存在したり、特定の人物にまつわる話は、「伝説」ということになります。
例えば、「おじいさん」や「おばあさん」は登場するが、その名前が定かでなければ「昔話」です。日本を代表する昔話である「桃太郎」も「鶴の恩返し」も「かさ地蔵」も、皆「おじいさん」「おばあさん」の名前が特定されず、しかも似通った話が全国各地に存在するので、「昔話」です。「桃太郎」は、あたかも特定の人物名のようですが、単に「桃から生まれた長男」といってるだけです。「浦島太郎」も、似たような話が全国にあり、あちこちで「浦島太郎」といって、具体的にどこの誰かが定かでない(そもそも実在した証拠がない)ので、「昔話」ということになります。
一方、「弘法大師」「平将門」「聖徳太子」など、歴史上の人物にまつわる話や、「富士山」「筑波山」など、特定の場所にまつわる話は、「伝説」です。また、先に「桃太郎」「浦島太郎」は「昔話」といいましたが、実は「桃太郎が生まれた」とか「浦島太郎が住んでいた」と伝えられる場所があり、そういった場所にまつわる話は、「伝説」ということになります。このように、実際には「昔話」と「伝説」の区別は曖昧な部分もあり、特に地域に伝わる語りや言い伝えには、そのような曖昧さが付き物であって、必ずしも厳密には区別しきれないのも事実です。
前置きはそのくらいにして、『富岡町史 考古・民俗編』から、富岡町の代表的な伝説ともいえる、「高津戸館と高津戸餅」に関する部分を引用します。
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震災前、分布調査で縄張り図片手に入ったのが懐かしいです。
ありがとうございました。
2012/5/21(月) 午前 6:17
本格的調査もまだこれからだった、というのは、残念至極ですね。
2012/5/21(月) 午後 6:30
近所だったので行った事があるのですが、館山稲荷の右手側にある鉄塔より東側になるんですが。
石垣跡のような石積みと、その石積みの上に倒れた大きな馬頭観音の碑、石垣跡の脇を直っすぐ山の奥へとのびる人工的に造られたと思われる道の後、その道の跡をしばらく進んだところに丸く木が開けて地面に円形型に苔が生えている場所があります。
入口は現在存在する山へ立ち入れる場所では無いところになるのでてっきりそこが噂の井戸なのかと思っていましたが、井戸は井戸として現存しているのですね。
あの場所は一体何なのか気になってきました(^_^;)
2014/12/8(月) 午後 1:23 [ moe*o*usuus* ]
すぐお近くに住まれてたんですね!
現地はもはや荒れ果てて確認しようもない状況かも知れませんね・・( ´△`)
2015/1/15(木) 午後 11:01