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●写真は、1月26日、東京高裁前で「無実」を訴え再審開始を求める石川一雄さん・撮影者はボスニア生まれの支援者スレイマンさんです。
◆◆☆★☆★☆★☆(^_^)v★☆★☆★ 司法の民主化と狭山事件 ☆★☆★☆★☆★☆(^_^)v★☆★☆★ 2017/01/26号 ◆「訂正でんでんのご指摘は当たらない」
という安倍さんに国政を任せていいのですか◆ でんでんムシムシ片頭、おまえの頭はどこにある……。
国会で、安倍晋三首相が野党に「ただ、批判に明け暮れて、言論の府である国会の中でプラカードを掲げても、何もうまれません」と発言したことに対して、野党から発言の訂正を求められたのです。これについて、24日に安倍さんは「訂正でんでんというご指摘は当たらないです」と答弁しました。
「でんでん」とはいったいなんのことだろう、と一時は野党議員も首をかしがせていましたが、結局安倍さんは「訂正云々」という文字を「訂正伝々」と読み間違えたことが分かりました。しかし、云々を伝々と読み間違えるなんて、そんな政治家がいるとは、それも総理大臣とは信じられないです。
安倍さんは本を読まない総理なんですかね。ちょっと本を読んだら「云々」という言葉はたくさん出てきます。それとも政治家は読書をしないでもできるのですかね。われわれ国民は別です。読書が嫌いな人もいます。「云々」が読めなくても問題はありません。しかし、読書をしない政治家たちに日本を任せていいいのでしょうか。
愚かな国民には愚かな政権しかできない、といいます。そうなると、役人が政治家を馬鹿にするのも当然です。退職する役人たちの再就職先、天下り先を早稲田大学に斡旋していて問題になっています。ラグビー、野球、駅伝などスポーツにも強い大学ですが、文科省から天下りを受けなければならないような問題を抱えているのでしょうか。ちょっと心配になります。一般サラリーマンの退職後の再就職先なんてみじめなものです。役人は行政権益がからんでいますから、天下り先があるのですね。そうでなかったら、高給で元役人を引きうけません。
来月初旬には、東京高裁で、狭山事件の再審請求に対して第31回三者協議が開かれます。11月に行われた第30回三者協議では、弁護団が、高検に対し石川一雄さん宅から発見された被害者の万年筆がニセモノである下山鑑定について主張し、2月の三者協議で高検が下山鑑定について反論する方向で検討することになっています。
しかし、高検はまともに反論するでしょうか。心配になってきました。「云々」を「伝々」と読むような政治家たちのいる国で、司法当局の役人たちが、まじめに事件の真相を知ろうとするでしょうか。本気になって狭山事件に関する本を読むでしょうか。鑑定書を読むでしょうか。読めば「再審開始」を決定するでしょう。しかし、事件の真相よりも、自身の立場、人事の方が気になって、まともに判断できなくなっているのではないでしょうか。役人である以上は、司法当局も次の赴任先、定年後の天下り先の方が、事件の真相よりもだいじになってしまうのではないでしょうか。
それでなくても、司法の民主化ができていない、人権侵害国の日本です。代用監獄制度による長期勾留、取り調べ中の弁護士の立ち会いも許さず、録音、ビデオ撮影による可視化も完全にはできていません。証拠の全面開示もできず、裁判は陪審員制度でなく、やっと裁判員制度になったところです。さらに、「死刑制度」もまだ廃止されていません。このような状況下で、狭山事件の再審開始を決定できるでしょうか。
司法当局は、万年筆をニセモノであるという下山鑑定を検討して、また事件に関する図書も読んで、真実を追究し裁判のやり直し、再審開始を決定してほしいです。いまこそ、2月初旬の第31回三者協議の結果に注目しなければなりません。
●写真は「狭山事件 50年目の心理分析」の表紙
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