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●写真は、東京高裁前で再審開始を求める石川一雄さん(昨年11月・ボリビア生まれの支援者スレイマンさん撮影)
◆◆☆★☆★☆★☆(^_^)v★☆★☆★ 司法の民主化と狭山事件 ☆★☆★☆★☆★☆(^_^)v★☆★☆★ 2017/02/10号 ◆検察側「下山鑑定」に反論せず
今年度中に反論の見通しへ
狭山事件、2月8日第31回三者協議◆ 狭山事件の再審開始を求めている石川一雄さんを支援する弁護団は、2月8日東京高裁で裁判官、検事との三者協議を開催しました。その中で、前回の三者協議で検察側が反論・反証するとしていた、下山鑑定については今回は反論せず、「今年度中に反論・反証の見通しを示す」と回答しました。
下山鑑定とは、石川一雄さん宅から発見された被害者の万年筆がニセモノであるという主張です。その理由は、発見された万年筆のインクが、被害者が殺される前日まで使用していたインクのライトブルーでなくて、ブルーブラックであり、検察側が主張しているように被害者がインクを殺される直前に入れ替えたとしたら、少しはライトブルーのインクの成分が残っているはずである。ところが、発見された万年筆のインクにはその成分がなかったことから、被害者の万年筆でない、という鑑定です。
この下山鑑定に対して、検察側がどのような反論・反証をするのか注目していたのですが、結局答えを出せなかったのです。他に、1月に川窪鑑定も提示していますが、これは脅迫状に使用している万年筆のペン先は中字で、石川一雄さん宅で発見された万年筆のペン先は細字でした。そうなると、脅迫状に使用した万年筆は、別のものとなり、なぜ石川さん宅に細字の万年筆があったのかも疑問になってきます。この川窪鑑定についても検察側は反論・反証するとしていますが、今回の三者協議では反論できませんでした。
弁護団が次々提示している鑑定に対して、反論・反証ができない状況で、検察側はいよいよ窮地に追いやられています。わたしの著作「狭山事件 50年目の心理分析」でも、石川さん宅で発見された万年筆はニセモノと主張しておりますが、だれもが納得できる反論・反証を示すべきだと思います。それができないなら、再審開始を決意するべきです。次回の三者協議は5月上旬の予定です。
◆ブログ「冤罪狭山事件」より
☆第31回三者協議が2017年2月8日に開かれました。上申書作成経過に関する証拠1点が開示され、開示証拠は187点になりました。その他弁護団が開示請求をしていた財布、手帳に関する証拠や、脅迫状の宛名の「小時」に関わる捜査資料、自白の経過に関わる証拠などの重要な証拠開示については、検察の抵抗により、遅々として進みませんが、それでも開示された証拠によって、石川無実を明らかにする鑑定書が次々と出されています。 検察官は川窪鑑定等については反論・反証の方向で検討しているとしました。また、下山鑑定については前回の三者協議で反論・反証を検討しているとしていましたが、今年度中に反論・反証の見通しを示すとしました。このようなことはこれまでになかったように思われます。検察を追い込んでいると思われます。
下山鑑定、川窪鑑定、森鑑定、魚住鑑定などの新証拠によって、石川無実がますます明らかとなり、寺尾判決は完全に崩れています。 次回の32回三者協議は5月上旬の予定です。あと一歩の所まできている狭山再審闘争にさらなる皆さんの「証拠開示」「事実調べを」の声をお願いいたします。 ◆ブログ・冤罪狭山事件のアドレス
http://www.sayama-jiken.com/index.html ●写真は「狭山事件 50年目の心理分析」の表紙
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