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●写真は、宇都宮の俳人かさはらぱあさんの三句
◆◆☆★☆★☆★☆(^_^)v★☆★☆★ 司法の民主化と狭山事件 (勝どき書房・夢道サロン) ☆★☆★☆★☆★☆(^_^)v★☆★☆★ 2017/05/30号 ❤気がつけばなんか戦中春の果て
「夢道サロン」にかさはらぱあさんから投稿◆ 2017/05/13の「夢道サロン」に体調がすぐれず欠席した宇都宮の俳人かさはら ぱあさんから、俳句が投稿されてきました。「出席できないなら、俳句を投稿してください」とわたしがお願いしたのです。
ぱあさんはの句は三句です。
永き日よ映画のあとはなおさらに
気がつけばなんか戦中春の果て
悪友はつまり親友薄暑光
さっそく、額に入れて勝どき書房の「橋本夢道資料室」に飾りました。
第一句、ぱあさんと美樹さん夫妻は、映画好きでよく映画館に行くそうです。映画を見終わって、街に出てみると、日が暮れているかと思ったら、まだ陽が沈んでいない。映画が暗い内容だと、気分は夜になってしまうことがあります。そんなときに、えっ、まだこんな明るかったの?と思ってしまう。「映画のあとはなおさらに」という言葉にその気分がよく出ていると思いました。
第二句、「なんか戦中」に最近の世相を感じます。2020年オリンピック・パラリンピック、大阪万博、カジノ解禁などと、景気のよさそうな話が聞こえてきますが、一方で「北からのミサイルが飛んできたら、すぐ地下とか大きなビルの中に」などと注意報が流れています。米国トランプは「北の坊やの首を取る作戦」を考えているらしいという噂もまことしやかにささやかれる。一触即発、ひょんなことから、日本、朝鮮半島が火の海になるかもしれません。春の夕陽はなかなか沈まないので、真っ赤に燃える西の空がまるで戦争のように見えてきます。
政府は、その戦争の準備のために、反戦的な人たちを事前に摘発しようと、「共謀罪」(テロ等準備罪)を成立させようとしています。金田勝年法相は「一般の人は対象になりません」と官僚の作文を読んで答弁しています。しかし、昔、治安維持法改正案がほとんど反対なしに国会を通過したときには、まさか、俳句を作っただけで逮捕されるとはだれも思っていませんでした。しかし、現実には夢道ら40人の反戦俳句作家は検挙されてしまったのです。
●橋本夢道が1941年12月6日に獄中で作った句
夢道は1941年12月8日、獄中で「大戦起るこの日のために獄をたまわる」という句を作りました。この句は、いま編集している「橋本夢道の獄中句・戦中日記 大戦起るこの日のために獄をたまわる」の副題となっています。そして、長野の仏出身俳人マブソン青眼さんらが建立を計画している「昭和俳句弾圧事件の碑」に刻まれることになりました。しかし、再び、反戦を訴える文学者、作家、詩人、俳人が投獄されるような世になってはいけません。ぱあさんの「なんか戦中」にその予感のようなものが見えました。
第三句、「悪友はつまり親友」は、身に沁みて感じることです。「来るものは拒まず去る者は追わず」という言葉があります。どんなに悪友と思っても、自分の近くに来てくれる友は結局親友なのですね。去ってしまう友は追いかけても戻ってきません。だいじなのは、昨日の親友でなく、きょうの悪友でしょうか。目の前にいる友こそ、いま一番大切な人なのだと思います。
わたしも「夢道サロン」に来てくださる人たちに感謝しています。最近は来なくなってしまった人もいますが、ぱあさんのように毎回来てくれる人もいます。それでいいと思います。来てくれる人は、わたしにとって、なにか重要な意味がある人だと思います。一期一会、人生は出会いの連続、出会いこそ運命なのですね。
夢道と静子の出会いのように、一瞬の出会いを見逃さないように、大切に生きようと思います。「夢道サロン」の名付け親浅野均さんとの出会い、高校時代の友人山田観風讃さんとの出会い、「平和プラザ 平和をねがう中央区民の戦争展」の人たちとの出会い、すべての出会いが、きょうの一日とつながっている。そんな仕合わせを感じる「薄暑光」の季節です。ぱあさん投句、ありがとうございました。
◎「妻のパン料理ふとルーブルへ飛んだよ(駿星)」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ❤次回の第23回「夢道サロン」は7月8日(第2土曜日)午後2時から5時まで。勝どき書房の「橋本夢道資料室」で開催します。参加者には自由なテーマで話してもらいます。「橋本夢道・俳句」「狭山事件・えん罪」「憲法・政治」「古代史・邪馬台国」など。その内容はブログ「夢道サロン」「駿星つれづれ日記」「狭山事件の会」などで紹介します。聞くだけでもけっこうです。参加費無料、飲み物は用意します。お菓子などのお気遣いはなさらないように。できたら最近作った俳句を持って来てください。参加希望の方は事前にメール・電話をください。 syunsei777@yahoo.co.jp 090-8024-5610 …………………………………………………………………………… ★「夢道サロン」の支援カンパの募集・「平和プラザ2017 中央区の戦争展」(8月12〜13日)に参加します。 1口1000円の支援のカンパをよろしくお願いします。 なお、カンパしてくれた人には「橋本夢道物語」を進呈します。 郵便振替で NO 00120-9-538001 宛先 資)勝どき書房 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★〜★〜★〜★〜★ 勝どき書房の本紹介★〜★〜★〜★〜★ …………………………………………………………………………… ◆『狭山事件 50年目の心理分析』殿岡駿星著・四六判並製440頁
事件のデータ、家族の証言などを心理的に分析し事件の真実を追求。 400字詰め換算1200枚のノンフィクション。定価3200円・税別 ◇初版・全国で発売中・築地・弘尚堂書店に常備。(0335410333) コラム読者には2000円で割引販売 郵便振替 00120-9- 538001 資)勝どき書房 ……………………………………………………………………………… 殿岡駿星著・46判上製・360頁。 「死刑制度」のある国は民主国会ではない 真の武士道は死ぬことでもなく、殺すことでもない 切腹も仇討ちも討ち入りも間違いだ 忠臣蔵、最後の脱盟者毛利小平太の言い分 ◇全国書店で発売中 定価 2000円(税別) コラム読者には1500円で割引直売 郵便振替 00120-9- 538001 資)勝どき書房 ………………………………………………………………………… 『三億円事件の真犯人』殿岡 駿星著 ・46判上製・332ページ 真犯人は埼玉県にいた!真犯人がすべてを語る ◇第2版・全国の書店で発売中 定価1700円・税別 コラム読者には1200円で割引直売 郵便振替 00120-9- 538001 資)勝どき書房 ……………………………………………………………………………… ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★☆ 著者への連絡は syunsei777@yahoo.co.jp 郵便振替 00120-9- 538001 資)勝どき書房 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
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