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●写真は、「心思出会い―俳句往来・雑唱―」の著者
信田紅穂さんのお墓の前で殿岡駿星 ◆◆☆★☆★☆★☆(^_^)v★☆★☆★ 司法の民主化と言論の自由 (勝どき書房・夢道サロン) ☆★☆★☆★☆★☆(^_^)v★☆★☆★ 2018/04/24号 ◆「心思出会い―俳句往来・雑唱―」の著者
信田紅穂さんのお墓参り 奥さんの昌子さんは喜んでくれました◆ 勝どき書房から2014年(平成26)12月に出版された「心思出会い―俳句往来・雑唱―」の著者信田紅穂(廣保)さんが昨年5月29日に亡くなりました。命日にはまだ早いのですが、このほど妻浩佳と神奈川県海老名市にある墓地、メモリアルパークへお墓参りをしてきました。
「心思出会い―俳句往来・雑唱―」の紅穂さんは、俳人で新俳句人連盟に所属し、橋本夢道と一緒に活動してきました。そして東急電鉄で安全管理の仕事をしていたのですが、2013年春に勝どき書房へ来てくれて、自分史を出したいといったのです。
紅穂さんは「自分史といっても、主に東急電鉄時代に安全管理の仕事をしていたころの記録をまとめたい」といったのです。電気関係の学校を卒業した紅穂さんは、東急電鉄で働くようになり、そこで鉄道の電線の修理の仕事をしていた仲間の一人が、電線に触れて感電死してしまいました。それを見た紅穂さんは、電線に触れても感電しない安全靴を全員に履かせる必要があると思いました。
まだ、30歳前だった紅穂さんは、東急電鉄の社長に「わたしに安全管理の仕事をさせてください」と頼み、社内広報を通じて、安全靴を履くように進めました。東急電鉄の各駅で働く従業員を前に講演もしました。その結果、数年後に東急電鉄は死亡事故ゼロを記録し、全国私鉄組合から表彰されたのです。
そのことを中心にした本を出したいといったのですが、わたしは紅穂さんが夢道と一緒に新俳句人連盟で俳句を作っていたのを知っていましたので、「信田さん、俳句の本は出していますか」と聞いたのです。すると紅穂さんは「わたしは俳句が下手だから句集を出していない。出すつもりもない」といいました。
●写真は「心思出会い―俳句往来・雑唱―」の表紙
80歳を過ぎていた紅穂さんが、たくさんの俳句を作っているのに、句集を出していないのは残念です。自分史を出すなら、一緒に俳句も載せましょうといいました。すると、紅穂さんは、自宅からこれまで作った俳句のノートを持ってきました。そして、奥さんの昌子さんの俳句も持ってきたのです。
聖書讀む唯それだけのクリスマス(紅穂)
●芭蕉俳句大会の特選記念のお皿を手にした信田紅穂さん、隣は浩佳です。
紅穂さんは、大きな表彰状を見せてくれました。これは、1953年、第7回芭蕉祭俳句大会で特選となった句でした。その表彰状の写真も本に掲載しました。紅穂さんは「妻も俳句を作っていた。妻と僕とは俳句会で知り合ったのです。妻の方が俳句がうまいので、まず妻の句を最初に掲載してほしい」といったのです。
子と生きる差別の重み初日の出(昌子)
奥さんもたくさんの俳句を作っていたのですが、障害を持つ次男の誕生で、差別を感じました。1976年、「この子ども達が、大手を振って生きてゆける社会になって欲しい。今年もまた、その願いを新たにしております」という言葉を結びに、俳句作りをやめてしまいました。
奥さんの俳句、紅穂さんの俳句、エッセイ、小説、学徒動員時代の日記、そして東急電鉄時代の安全管理の仕事、横浜交響合唱団のころの話など、80年の人生を振り返る自分史となりました。
紅穂さんは「妻は俳句を載せたことに反対している」と心配していました。しかし、わたしと妻が紅穂さんのお墓の前に、本を置いて、花とお線香を置いた写真を見てもらったら「きっと夫は喜んでくれています。ありがとうございました」といってくれました。
わたしは「紅穂さんは、奥さんの俳句を載せたことに、奥さんが反対していると心配していました」というと、「わたしの俳句は人様に読んでもらえるような句ではありませんので、そういいましたが、いい本を作ってくれました」といって、さらに「もし、勝どき書房さんがあの本を作ってくれなかったら、信田はただの人で終わってしまいました。本を出してくれたので、信田の生きた証となりました。本当にありがとうございました」といってくれたのです。
わたしは、紅穂さんの希望通り、東急電鉄の安全管理の内容だけの本にしないでよかったと思いました。「生きた証」とまでいっていただき、本当に出版の仕事をしてよかったと思いました。紅穂さんは「わたしは橋本夢道の弟子です」といっていました。晩年の夢道がガンで入院したときには、交替で病院に詰めた弟子の一人です。夢道は「わたしは弟子を持った覚えはない」といっていたのですが、「それでも弟子です」といっていました。
夢道は本当に幸せな俳人です。そして、紅穂さんも夢道との出会いに感動しています。「心思出会い―俳句往来・雑唱―」の中でも、豪快な夢道との出会いを語るエッセイを書いています。
「心思出会い―俳句往来・雑唱―」は定価3000円ですが勝どき書房では2000円(送料込み)で直売します。郵便振替NO 00120-9- 538001 資)勝どき書房
◎ やさしさに石も熱もつ花の墓(駿星)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆次回の第27回「夢道サロン」は2018年5月12日(第2土曜日)午後2時から5時まで。勝どき書房の「橋本夢道資料室」で開催します。参加者には自由なテーマで話してもらいます。「橋本夢道・俳句」「狭山事件・えん罪」「憲法・政治」「古代史・邪馬台国」など。その内容はブログ「夢道サロン」などで紹介します。聞くだけでもけっこうです。参加費無料。初めて参加希望の方は事前にメール・電話をください。 syunsei777@yahoo.co.jp 090-8024-5610 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆駿星の「自由俳句」勉強会◆……2018年2月25日に長野県上田市の無言館の近くに「俳句弾圧不忘の碑」が建立されました。戦前、反戦的な俳句を作っていたために治安維持法違反容疑で44人の俳人が検挙され、そのうち13人が有罪となりました。「不忘の碑」には、その13人を含む17人の反戦句が刻まれています。 たとえば、青木村出身で橋本夢道の親友である栗林一石路の「戦争をやめろと叫べない叫びをあげている舞台だ」、夢道の「大戦起るこの日のために獄をたまわる」、渡辺白泉の「戦争が廊下の奥に立ってゐた」などです。碑の隣には、「檻の俳句館」(マブソン青眼館長)が建てられ、17人の句が、それぞれ檻の中に入れられた形で展示してあります。 わたしは、その除幕式に参加し、「不忘の碑」は「自由俳句」再興のスタートにしなければならないと思ったのです。俳句は暇人の趣味であってはならない。命の発露でなければならない、と思ったのです。一緒に学ぼうではありませんか。 syunsei777@yahoo.co.jp 携帯090-8024-5610 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★〜★〜★〜★〜★ 勝どき書房の本紹介★〜★〜★〜★〜★ ◆本にしたい原稿がありましたら、ご相談ください。 …………………………………………………………………………… ◆『狭山事件 50年目の心理分析』殿岡駿星著・46判並製440頁 「狭山事件・取材ノート」を土台に事件のデータ、 家族の証言などを心理的に分析し事件の真実を追求。 定価3200円税別・ブログ読者割引 2000円(送料込み) ◇築地・弘尚堂書店に常備しております。(0335410333) ……………………………………………………………………………… ◆「こんばんは、毛利小平太です。−霊談忠臣蔵−」 殿岡駿星著・46判上製・360頁。 切腹も仇討ちも討ち入りも人殺しは間違いだ 「死刑制度」のある国は民主国家ではない 忠臣蔵、最後の脱盟者毛利小平太の言い分とは? 定価2000円・税別・ブログ読者割引 送料込み1000円 …………………………………………………………………………… ◆『三億円事件の真犯人』殿岡 駿星著 ・46判上製・332頁 現在の貨幣価値にして50億円に相当する現金強奪事件 真犯人が40年後に事件のすべてを語る BSスカパー・テレビ東京に著者が出演、真相を語る ◇第2版・好評発売中 定価1700円・税別 ブログ読者の割引 送料込み1500円 …………………………………………………………………………… ◆「橋本夢道の獄中句・戦中日記 大戦起るこの日のために獄をたまわる」 殿岡駿星編著(A5版、320頁)定価 2000円税別 全国書店で発売、勝どき書房で直売もしています 2160円(送料込み)で受け付けおります …………………………………………………………………………… ◆『橋本夢道物語 妻よおまえはなぜこんなに可愛いんだろうね』 殿岡駿星著・46判上製・424頁、口絵8頁、定価1900円・税別 激動の昭和を反骨の精神で生き抜いた自由律俳人橋本夢道の生涯 ◇全国の書店で発売・「月島・相田書店」に常備(0335312311) ブログ読者の特別割引 1000円(送料込み) ………………………………………………………………………………… ◆「火 みちのく一関忠臣蔵」小野寺苓著 46判・ハードカバー、332頁、2000円税別 全国書店で好評発売中。火は常に胸中に在り、 灯りにもなれば、火事にもなる。 小野寺苓のみちのく歴史小説シリーズ第3弾。 勝どき書房の直売はありません。書店に注文してください。 ……………………………………………………………………………… ◆「狭山事件の真犯人」殿岡 駿星著・46判上製・302頁 犯人とされている石川一雄さんは無実だ 女性週刊誌記者が1963年5月狭山市で発生の 女子高校生殺人のトリックを暴き真犯人を推理 定価1800円税別 ブログ読者割引 1000円(送料込み) ……………………………………………………………………………… ◆「新聞記者はなぜ殺されたのか」殿岡駿星著・46判並製・328頁 毎朝新聞さいたま支局記者が殺され、さいたま困民党を 名乗る犯行声明が届いた。親友の記者が編集局長から 特命を受け事件の真相を追究する 定価2300円税別・ ブログ読者割引1000円(送料込み) ……………………………………………………………………………… ◆「心思出会い―俳句往来・雑唱―」信田廣保著・46判並製398頁 <聖書読む唯それだけのクリスマス>新俳句人連盟に所属した 俳人信田紅穂が芭蕉俳句大会で優秀賞を取った俳句や エッセイ、東急電鉄の安全管理担当としての記録 など80年間の自分史をまとめる 勝どき書房直売3000円税別・ブログ読者割引2000円 ……………………………………………………………………………… □勝どき書房から直売希望の場合は下記に送金をお願いします 郵便振替NO 00120-9- 538001 資)勝どき書房 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★「勝どき書房」のネット配信ブログのアドレス ☆「勝どき書房 書籍案内」 https://blogs.yahoo.co.jp/asashiounnga ☆「殿岡駿星つれづれ日記」 http://blogs.yahoo.co.jp/syunsei777 ☆「夢道サロン・月島夢道の会」 http://blogs.yahoo.co.jp/tukisimamudou ☆「狭山事件の会(勝どき書房)」http://blogs.yahoo.co.jp/sayama506351 ☆「勝どき書房(夢道サロン)」 http://blogs.yahoo.co.jp/koureipaso ☆「最新ニュース(勝どき書房)」https://blogs.yahoo.co.jp/sen2ousyunkai ☆「司法の民主化と言論の自由」 https://blogs.yahoo.co.jp/nhksirami ☆無料メルマガ「コラムゆりかもめ」 http://www.mag2.com/ ◆ 勝どき書房へのメールでの連絡は syunsei777@yahoo.co.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
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