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●写真は「三億円事件の真犯人」の表紙
◆◆☆★☆★☆★☆(^_^)v★☆★☆★ 司法の民主化と狭山事件 ☆★☆★☆★☆★☆(^_^)v★☆★☆★ 2016/12/10号 ◆「三億円事件の真犯人」は埼玉にいた!
きょう12月10日は事件から48年目◆ きょう、12月10日は「三億円事件」が発生して48年目となります。事件は迷宮入りとなり、いまだに「三億円事件の真犯人」は誰だったのか分かっていません。しかし、わたしの著書「三億円事件の真犯人」には、犯人が登場します。その人物は埼玉県人でした。
2013年12月12日、テレビ東京「暴露ナイト」という番組に、わたしが出演し、その話をしたことがありました。ディレクターが本を読んでくれて、なぜ埼玉県人なのかを説明してほしいというのです。すでに、事件から45年も過ぎていました。でも、真犯人はまだ生きていました。ですから、わたしとしては、マスコミが動き出すのをちょっと心配したのです。しかし、はっきりと真犯人の名前や住所まではいわなかったので、一部のマニア以外は動きはなかったようです。
ただ、わたしは、この話を小説にした最大の理由は、「三億円事件」も一種のえん罪事件だからなのです。というのは、かの有名な松本清張先生とか、かなりの著名な作家さんが「三億円事件」の犯人を自殺した警察官の息子少年Aとか、容疑者として逮捕されアリバイがあったのですぐに釈放された会社員Kさん、それに、立川市内に住む飲食店主などを、まるで犯人であるかのようにかき立てていたからです。
●写真は「三億円事件」が発生した府中刑務所付近、白バイ警官に変装した犯人が現金輸送のセドリックの前に停車し場面を想像した映像
いまだに、かなり多くの人たちが「三億円事件は警察官の息子が犯人だろ」などと知ったかぶりをして話す場合が多いです。わたしが「違うよ、真犯人は別にいる。埼玉県人だ」というと、「そんなはずないだろう。犯人でもないのに、なぜ警察に呼ばれた日の朝に自殺したんだ。おかしいじゃないか」とまじめに反論する人もいます。清張先生の罪は重いですね。戦後の大事件をいろいろと考察した本を書いている先生ですから、まさか間違いを書くはずがない、と思うのは当然かもしれません。
自殺する以外に身の潔白を証明する方法を知らない弱い立場の人もいるのです。では、なぜ埼玉なのでしょうか。この本では、やはりわたしの著書「狭山事件の真犯人」に登場した、週刊誌記者上月町子(こうづきまちこ)さんが、新宿から東武東上線に乗って、埼玉のある田園都市に住む70歳代の老人を訪ねるところから始まります。町子さんは、事件について調べていくうちに、この老人にたどり着いたのです。
「なにを隠そう、あの事件をやったのはオレだよ」と老人は正直に話をしてくれます。なぞとされた、「三億円事件」の様々な問題点、犯人にしか分からないトリックを説明してくれました。本が出版されたのは、2008年ですから、8年も前なのです。ところが、最近になって、一人の青年が勝どき書房に来て、わたしに「駿星さん、わたし真犯人の家を見つけました。サインしてください」といいました。わざわざ、わたしの本を持ってきたのです。
「家の前を歩いて来ました。犯人はまだ生きているみたいですよ」というのです。わたしは最近、ほとんど東武東上線に乗っていないので、どうなっているのかしらないのですが、すでに時効になっている事件なので、なるべく近くへ行かないようにお願いしました。ただ、わたしの本を読んでくれて、「三億円事件の真犯人」が実は、自殺した少年でもなく、疑われた会社員でもなく、その他、多くの容疑者にされた人たちは関係なかったことを知ってもらえたことで、満足でした。
狭山事件の石川一雄さんもそうなのですが、一度犯人とされてしまうと、なかなかその濡れ衣を剥がすのは難しいのです。そもそも、日本の司法には問題が多すぎます。まず、「死刑制度」の廃止、代用監獄制度の廃止、長期拘留制度の廃止、取り調べの全面可視化、弁護士の立ち会いを認めるなど、改善すべき点はたくさんあります。司法の民主化に向かってがんばらなければならないのです。
●写真は「狭山事件 50年目の心理分析」の表紙
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★〜★〜★〜★〜★ 勝どき書房の本紹介★〜★〜★〜★〜★ ………………………………………………………………………………… 『三億円事件の真犯人』殿岡 駿星著 ・46判上製・332ページ 40年後、真犯人がすべてを語り、3分間の英雄の実像に迫る。 ◇第2版・全国の書店で発売中 定価1700円・税別 …………………………………………………………………………… 『狭山事件 50年目の心理分析』殿岡駿星著・四六判並製440頁 「コラムゆりかもめ」に連載した「狭山事件・取材ノート」を土台に 事件のデータ、家族の証言などを心理的に分析し事件の真実を追求。 400字詰め換算1200枚のノンフィクション。定価3200円・税別 ◇初版・全国で発売中・築地・弘尚堂書店に常備。(0335410333) ……………………………………………………………………………… 『狭山事件の真犯人』殿岡 駿星著 ・46判上製・304ページ 狭山の女子高生殺人事件、真犯人に迫るノンフィクション推理小説。 定価1800円・税別 ◇在庫が少なく一般書店では 築地の弘尚堂書店に常備。(0335410333) ………………………………………………………………………………… 『新聞記者はなぜ殺されたのか』殿岡 駿星著・46判並製・328頁 朝日・阪神支局事件の謎に挑戦し、舞台を埼玉に移して真相に迫る。 ◇全国書店で発売中 定価2300円・税別 ……………………………………………………………………………… ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★☆ 著者への連絡は syunsei777@yahoo.co.jp 勝どき書房から直売の場合はメールでご注文を 郵便振替 00120-9- 538001 資)勝どき書房 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |
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2016年12月09日
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