占星術 ★連載コラム★

『超次元占星術』の生みの親、酒井日香と『インド占星術』の玉妃 による、占星術連載コラム!!

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先日、ご質問をいただきました。
曰く、超次元占星術の各ゾーンとは、どのような性格や適職、恋愛傾向があるのですか? というものです。
 
 確かに、今後超次元占星術がマルチ展開されるとか、書籍化するなどの事柄があれば、12星座占いのようにそうした性格付け、イメージなどはあったほうがいいのかも知れません。読み物として一番求められる部分でもあります。
 
 しかし、私はそれについては慎重です。といいますのも、私はどうしても「星座アレルギー」だからです。西洋占星術に星座(Sign)は要らない、というのが、私の占星術鑑定のスタイルです。欧米のアストロロジャーの間でもここは意見が分かれるところであります。18世紀末から19世紀にかけて流行したロマンティック占星術、神秘主義占星術、マスコミ占星術がベースの占星家は星座がなければ商売になりません。原稿が書けませんからね。
 
 また、伝統的な「ホラリー」という技法を用いる占星家ですと、星座(Sign)によって天候や曜日、時刻、方位などを見ますので、これも用いる必要があるでしょう。
 
私は、“ハーモニック”という手法を多用する流派に属する占星家だと思います。ハーモニック使いの多くが星座(Sign)というものは、惑星同士が作る視座相(アスペクト)を知るための目盛りにすぎません。単なる目盛りに性格を与えるというのも、なんだか違和感なのです。
 
それに女性誌に占い原稿を納品していたころから、女性誌特有のアオリかたが好きになれず、根拠など何もない、いわば「うそ」の情報を繰り返しごり押しして流すことで人を洗脳する手口に見えて仕方がないのです。
 
また、「星座」などで相性とか、適職などを指定してしまうことは、下手をすれば読者の思い込みを増長し、その人の世界を狭めることになります。星座マニアにはしばしば、〇〇座だからあの人は感じが悪い、とか、○○座の人は採用しない、とか、そういうことをする人もいます。
 
すべての人間は神の元に平等である、と説くキリスト教や、すべてはアッラーがお決めになることである、とするイスラーム教や、すべてはエネルギーの循環であり実態のないものだ、と説く仏教など、今日、親しまれている宗教の教えからすると、そのような占星術の手口は悪魔以外の何物でもなく、世界3大宗教ではもれなく占いを禁止しています。
 
それはおそらく、占いというものが「差別思想」だからでしょう。宗教は逆に「平等思想」がベースになっています。平等の宗教と差別の占いですから、水と油です。たとえば○○座の人は採用しない、ということは個人の勝手ではありますが、しかし、それは反面人を差別している、自分自身も差別している、という感情とどこか地続きなのです。でも、「相性なんか気にしない」としてしまえば、それは宗教的な生き方です。占いと宗教は、どこまでも水と油でありながら、ときに混ざり合い、響きあいます。宗教家が占いを行ったり、占い師が宗教家や心理学者になってしまうということは、よくあることで、コインの裏表のような存在であると言えます。
 
そんな理由で、あまり「〇〇は▲▼だから故に◇◇なのだ」という、乱暴な三段論法で成立しているだけの、人間へのリアリティが欠落した星占いなど書きたくないのであります。
 
さて、少し話は変わりますが、心理学者・カール・ユングは、占星術を用いた心理実験を行いました。それは以下のようなものです。
 
まず、自身の診療に来ていた人々を数十名ほど集めます。彼らにそれぞれ、自分の性格の問題点や特徴を話してもらいます。そのあとで、ランダムに集められたホロスコープシートが入った箱の中から、「これはあなたの出生図だよ」といってシートを引かせます。そのホロスコープはもちろん被験者のものではなく、ユングが診療でかき集めたランダムなものですが、被験者にはあえてそれを言いません。
 
さて、受け取ったホロスコープシートを見て、被験者の多くはなんと言ったか?? なんと、多くの被験者が 「先生! このホロスコープはまさに私にピッタリです!!」 と言ったんです。たとえば躁の強い患者はなぜだか、火星(怒り)が優位な位置にあるホロスコープシートを引き当ててしまう。鬱の強い患者はなぜだか、土星(悲しみ)が優位なホロスコープを引き当ててしまう。
 
このことによりユングは、実は明確に 「星が人に影響することはない」 ということを証明したのです。つまり占いとは、サイキックと対象物のシンクロ(同調)なのであり、占星術も実は、生年月日を用いて不変の宿命を語っているかのように見せかけながら、実はタロット占いや易占いと同じ原理のものだった、ということなのです。
 
ユングは以前から、お忍びでユングのカウンセリングルームに通っていた量子力学者、ウォルフガング・パウリと語り合うことが多々ありました。電子や陽子など、微細なもののふるまいを研究する学問である量子力学が、心理学と異常なほどリンクしているということを、二人はなんと戦前の、今から80年も前に語り合っていたのです。
 
そして実は、16世紀に占星術師としても名高かった天文学者ヨハネス・ケプラーも、自分の著述の中で占星術が当たるのは、人間が星を “見る” からだ、と語っています。
 
つまり、占いが当たるメカニズムというのは大いに、視覚効果によるものだ、ということで、視覚や聴覚を通じてもたらされた占いの情報が、「意識」に作用しているんだということです。つまりは、星など見なければ、カードなど見なければ、易など立てなければ作用されないのに、ということです。
 
ここも踏まえて、実は超次元占星術では、2016年に私がユングの心理学実験を再現しています。私は15のゾーンそれぞれの性格を、「DSM−Ⅳ・Ⅴ」という精神医学におけるところの性格付けに分類し、描写をあたかも 「小説を描くように」 具体的な人物を思い浮かべて、まるで透視しているかのように詳細に書き、それをパーティーに集まった50名ほどの人々の生年月日を聞き出してから、太陽のゾーンカラーの小冊子をプレゼントしました。
 
そうしたら、その中の何人かが腰を抜かして「先生!! 私のことを透視したんですか!! これは何もかも当てはまっていますよ!!」 と言いました。それが元で超次元占星術講座をひらくことになってしまったのですが……。
 
このように、たとえば「やぎ座」生まれのあなたが、間違って「しし座」の星占いを読んでも、あなたは「当たった!」と感じるし、ユングはそれを「意味のある偶然性(シンクロニシティ)」と呼びました。そうして「間違えたこと」そのものに、何か、不思議な、神の関与とでもいうような、眼に見えない同調があるのだ、ということです。
 
そう考えると、例えば書店に行き、毎年刊行されている「12星座シリーズ」の前に立ち、眼をつむってそこから1冊、ランダムに引き抜いて、ぜんぜん自分の星座とは違う星座の本を買っても、そこにはなんらか、あなた自身を言い当てる描写が絶対にあるということです。この原理を利用した自己啓発が実は 「引き寄せの法則」 です。引き寄せを研究することが今後の占いと、量子力学的な心理学のテーマではないかと思います。
 
そう考えると、「生まれ星座」に固執することの意味はわからないですね。そのとき何を引くかによってしまうわけですから。まさに占星術は「命術」ではなく「卜術」であるわけです。
 
そういうことも踏まえて、固定的な、「ゾーンレッドのイメージ」とか、「ゾーンスカイのイメージ」などは作りたくないと思います。今後、書籍化のお話も来たら、未来予知の部分はいつもの超次元占星術ですけれども、性格診断の部分は、「毎年言っていることが違う星占い本」でいいのじゃないかな、と考えているんです。たとえば、去年のゾーンレッドの適職は、弁護士だったのに、今年は数学者になっているとか、来年は船乗りになる、とか。相性も毎年毎年組み合わせが変わるとか(笑)。
 
超次元占星術の週報も、当たるとかなり評判ではありますが、じゃあ、どうして当たるのかといえば、それはおそらく原理的にはユングの言う 「シンクロニシティ」 であり、ケプラーがいう 「視覚効果」 、量子力学が言うところの 「観測問題」 だろうと考えています。つまり、超次元占星術を「見る」から、その通りになる(笑)。超次元占星術など「見ない」でいれば、当たらない(笑)。私もときどき星の奴隷に成り下がるのが怖くなるので、そのときは適宜、宇宙人グレイ総裁やその他のキャラクターに代筆をお願いするかも知れません。
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