占星術 ★連載コラム★

『超次元占星術』の生みの親、酒井日香と『インド占星術』の玉妃 による、占星術連載コラム!!

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酒井先生、ご無沙汰しています!
石川県のAです!

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↑ 私のFACEBOOK ページのメッセージ欄にいただいたご質問。
《Aさんからのメール(全文)》
 
寒くなりましたがお身体はいかがでしょうか?
冬の北陸は美味しいものが多いので、ぜひ機会があれば遊びに来てください!ご案内します。
 
私は酒井先生の区分ではゾーンピンクです。今週も忙しかったですが、冥王星のお題にまだまだ向かい合う必要があるのだと痛感しております。
 
また酒井先生のご意見を伺いたく、メッセージいたしました。
それは、潜在意識と顕在意識についてです。
 
多くのスピ系はこの2つの言葉を使い商売をしている方が多いようです。氷山の絵を用いて説明し、これを書き換えして自己実現しよう!!みたいな。まあ、うまいことお金を回収される人が多くとても残念なのです。
 
酒井先生は、潜在意識と顕在意識という言葉についてまた、潜在意識を書き換えしましょう!にハマる人が多いことについてどう思いますか?
 
またお時間があればお返事いただければと思います!
よろしくお願いいたします
 
 はい。ということで、Aさんこんにちは☆彡 ゾーンピンクのお生まれ、「土のグループ」さんなのですね。土のグループであるライム・ピンク・パープル生まれの方は、今年(2018年7月)から、来年早々(2019年1月13日)まで、冥王星の影響下です。
 
なかなかに、人生を営む根幹であるところの 「自分自身が依って立つための信念・思想・方法論・生活基盤」 そのものが、揺らいでしまう、脅かされる、という体験をした、ということが多く寄せられています。顕在意識と潜在意識、というテーマも実に冥王星期らしいです。冥王星はまさに、占星学的には、 「個人の意識と無意識がせめぎあう渚」 であり、天文学的には太陽系外縁天体、という位置づけで、超次元占星術では、冥王星単体で働くシンボルというよりかは、冥王星の軌道上にあるたくさんの小惑星群や、矮惑星たちを取りまとめた相称、として、 「冥王星」 を用いています。
 
数学にはトポロジー数学、とか、フラクタル数学、とか、幾何学集合とかいう領域の研究があって、自然界の何かが、人間の何かとすごく似ている、というものを研究する学問です。そこで近年言われているのが、実は現代天文学で解明されてきた太陽系の姿が、心理学モデルとしても活用できるという意見です。自然界のもののふるまいがしばしばフィボナッチ数列やπ、黄金比などとそっくりであるのと同じように、人間のこころや、人体内で働く分子の構造が、ある種の数列や幾何学的集合によく似てしまう、ということを研究する学問です。実は占いの母体である錬金術の世界では、昔からトポロジーやフラクタルという概念が当たり前でした。錬金術師は大昔から、数学と自然界、人間のこころとの一致を研究してきたのです。
 
さて、冥王星という星の軌道周辺には、こまかい星がたくさん存在します。ここからさらに外へ向けて観測機が飛んでいくイメージを思い浮かべてみてください。ここから先は次第に小惑星の海になっていくのです。これを 「エッジワース・カイパーベルト」 と言います。時折地球近傍に現れる彗星たちのほとんどが、冥王星の軌道のさらに奥にあるこの、エッジワース・カイパーベルトから飛んでくるのです。
 
そして、さらに外側から太陽系を眺めてみると、この 「エッジワース・カイパーベルト」 が、まるで繭のように太陽系をくるんでいるのが見えます。この 「繭」 全体がヘリオスフィア——、すなわち 「太陽圏」 であります。ここから先になってしまうとそこはもう、太陽系の隣の恒星系とか、銀河系との境目になってしまい、外宇宙の星間物質が混ざり合う領域です。私たち地球人は太陽の光から生まれてきた太陽の子どもであることは、現代の天文学や量子論で証明されておりますので、フラクタル数学的に考えるなら、その霊魂を受けてこの世にいる私たちの 「こころ」 も、太陽圏によって守られている、太陽圏までが地球人としての意識の限界であり、そこから先になると地球人としての姿・かたちはもはや保てなくなり、無限の輪廻の海になるのではないか、と、想像することができますね。
 
占星術とは、いうなれば 「太陽系のダイナミズムをこころのフラクタル(類似性)として考える営み」 であると言えます。そして実に不思議なことなのですが、科学モデル、数理モデルとしての天文学が東洋ではあまり発達しませんでしたが、西洋では数理モデル、科学モデルとしての天文学が15世紀のコペルニクス革命を境に盛んになりました。そしてコペルニクス革命の前後というのは、魔女狩りがもっとも盛んだった時代と重なります。
 
「魔女狩りの社会史」という本を、知り合いの読書家さんが勧めておられたので私も読んでみましたが、その本によるとどうやら、ヨーロッパ人には長いこと 「潜在意識」 という概念がなかったということです。 東洋人からすると不思議です。ヒンドゥー教や仏教の伝統が強いアジアでは、潜在意識、というものこそ輪廻転生の正体であり、執着の源であり、もっとも克服しなければならないものだからです。
 
人間にはどうしても、「シャドウ(影)」 という部分があります。実はこれこそが潜在意識であり、占星学的には冥王星とその周辺の矮惑星たちが表すことなのですが——。 例えば、不倫たたき、というものがありますね。不倫した有名人をぼろかすに罵る、ということを、ワイドショーなどでは連日していますし、ネットの論調でも不倫はひどい叩かれ方をします。
 
でも、「不倫」というものは、当然結婚という法的な契約を破ることですから、違反は違反で、許されざることですけれども、世の中の不倫たたきをよくよく観察すると、背景にはその二人の 「みだらな関係」 「快楽に溺れる状態」 というものに対して怒っている、想像して腹を立てていると言えなくないでしょうか。
 
セックスのとてつもない快楽について、みんな実は知っている。知っていて、本当は自分だって性的に豪華な目に遭ってみたいけど、法とルールを言い訳にしていて、がまんしているのに、こいつらはケダモノのように衝動だけでセックス三昧しやがって、許せねぇ!! という感情がゼロではないことは、みんなわかると思います。本当はモテるのなら、機会さえあれば自分だって性欲のかぎりを果たして周囲をボロボロにしてみたい。でも、できないし、最初から美男美女ではないからモテない。ちくしょう、うらやましい!! というのも、不倫たたきの背景にはあるのではないでしょうか。
 
まぁ、この場合は単純に 「羨望」 であり、自己の気持ちにうそをついているわけではないので、まだマシというか、単純なことです。こういう風に怒りをぶつける人は人間らしく正直です。問題はそうではない人、自分の本音にうそをついているケースです。これが実に厄介なのですが、今度はそれを見ていきましょう。
 
さて、再び不倫たたきを例にとります。
 
不倫は、少し冷めた目で見ると、性的な快楽などほんの束の間であるのに対して、経済的な損害や社会的損害、単純に人付き合いが増えることによる長時間拘束、嘘をつき続けることへの心理的ストレスなどがあり、実のところ、快楽どころか、とても辛いことであるとわかります。賢明な人ならなおさらそんな真理に気づきます。こんなものに溺れるその気持ち自体が理解できない、と言う風に強く思うでしょう。実はここが厄介なのです。
 
そうすると、 「なぜそんな簡単なことを彼らはわからないのだろうか」 という、じれったさ、もどかしさが生まれてしまう。すると、 「彼らに気づいてもらうためだ」 というタテマエを笠に着た 「嘘」 になり、気づいてもらうためには言い過ぎ、やりすぎもやむなし、と考えてしまう人々もいます。教育のため、しつけのためと称して子どもを折檻する親とまったく同じです。教育といいながら、殺しかねないくらいひどいことを言う。相手の人格を言葉で殺しているのです。これでは殺人犯と同じです。物理的に殺していないからいいのだ、と、この世の法律では思われてしまいますが、こころの世界では 「言葉の暴力」や 「たましい自体を殺す意図で相手を傷つける」 行為は重大な倫理違反です。
 
こうなってしまうと、不倫たたきも、「言葉の暴力をふるうための言い訳」になってしまって、実は不倫たたきを隠れ蓑にして単に他人を思い通りにコントロールしたいだけではないか、という構造にもなってくるわけです。毒親問題のみならず、会社で部下を教育と称して激しく叱責するパワハラ上司や、彼氏や彼女をいいなりにさせたい毒恋人、友達をさりげなく自分のコントロール下に置きたい毒友などなど、こんな構図はいたるところにあるでしょう。この感情を 「シャドウ」 といい、それは 「支配欲」 であるといえるわけです。そしてシャドウと支配欲こそ、冥王星の象意なのです。
 
潜在意識・顕在意識というのを、この不倫たたきの例のように、 「本音とタテマエ」 で考えると難しくありません。本音のほうが 「潜在意識」 であり、タテマエのほうが 「顕在意識」 と考えれば、そんなに難しい理屈でもない気がします。そして実はこの 「潜在意識(本音)」は、太陽系モデルにそっくりで、さらに広大な 「集合無意識」 という海のようなものに浮いている、と考えられ、ここから先になると宇宙と一つに溶け合ってしまうといいますか、あたかもエッジワース・カイパーベルトの先の空間のように、他と我とが混ざり合う、個人が個人でいられなくなる場所でもあるのでした。
 
そしてこの 「本音」 は、宇宙の海に浮いていて、広大なエネルギー源に接地しているのですから、本音から莫大なパワーを取り出すことができてしまう。不倫たたきを再び例にとりますと、不倫批判のために莫大なエネルギーを使う人もいます。赤の他人の、会ったこともない人の落ち度に狂ったように年月を捧げる人もいる。しつけのためといいながら、あらゆる手段で子どもを虐待することを考える。おそらく心的パワーを具体的にエネルギー換算する計算方法が確立されたとしたら、これらの人々の心的エネルギー指数は莫大なものになると思います。だからこそ、カトリック文化圏の人は、この感情に引きずられるままに魔女狩りを繰り返し、数十万の罪もない命を奪ったのであります。そしてその反省からフロイト心理学が生まれ、はじめてキリスト教文化圏が 「シャドウ」 「支配欲」 というものについて目を開くようになったのでした。そして仏教ではそれこそが次の輪廻を生み出すのです。
 
本音(潜在意識)にはこのように、とてつもないパワーがある。と、いうことは、この本音を正しく用いて、正しい欲望に身を投じれば成功なんてわけなどない、ということができるでしょう。これが各種自己啓発で用いられている 「潜在意識 × 顕在意識」 という概念です。これはある意味、人類の長い観察により得られた 「経験的事実」 であるので、これ自体には存在の是非はありません。しかしながら、用い方には問題がある場合もあります。一番の問題なのが、本音(潜在意識)とタテマエ(顕在意識)について論じているスピリチュアル講師本人が、自分の本音(支配欲)を隠して、「あなたのためよ」 とタテマエでごまかして、人を支配する構図です。そして受ける側も、本音(潜在意識)ではうすうす、スピ講師のうさんくささを感じているのに、タテマエ(顕在意識)では自分が騙された、とは思いたくないので、スピ講師の入れ替わった本音とタテマエを敢えて見ないようにしてしまう。
 
どこのスピリチュアルセミナーに行っても大なり小なり、この通りの構造が生まれます。だから本当に人の胸に刺さることがしたいのなら、本来は徒党を組んだり、人前でがちゃがちゃ何かする必要はないのかも知れません。普段の生活の中でしっかり実践できていればいいことであると言えますね。
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