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今回、紹介するのは、今年発売になったTrix社のBR38 10-40である。
この機関車は、プロイセンのP8というものであり、1906年から1930年にかけて3946両が生産された。
2’C h2という形式だが、前から2番目と3番目の動輪の感覚が広く、他の機関車とは一線を引く。
軽量で使い勝手、メンテナンス性が良いために貨物、高速客車牽引と活躍し、最高速度も100km/hとされた(計画上は110km/h)。
第二次世界大戦時に欧州中に配置され、戦後は約700両がDRに、約1200両がDBに移管された。また、製造所も多くどこでも製造できてどこでもメンテナンスできるような体制がとられたのも特徴である。
技術スペックは、
である。
模型は、Trix社から発売されたもので、T21.5のテンダーがつけられ、ビュッテ式排煙板がつけられている。サウンド付きモデルである。形式番号は、038 631-8でコンピュータ番号あることからEposch IVである。
BR38は、フラシュマンからも発売されていたが、Trixからは、2014年からである。このモデルも2014年に限定モデルと発売されたものがメインのカタログに乗るようになったようである。
まず目につくのは、テンダーも含めて美しいスポークの車輪である。Trixは、これを繊細に表現している。また他の部分もフライシュマンよりも小ぶりで、軽量なBR38らしさを出している。
ディテールの写真を見てみよう。
ボイラー、テンダーの下回りのフレームはダイキャストで重みがある。テンダーにサウンド回路とスピーカーを積み、ボイラー部分にモーターを配置する形式をとっている。前照灯は、白色LEDで3灯式である。前面の下のヘッドライトは、狭いところに入れているので若干暗めに点灯する。
テンダーは、背の低く、シンプルなデザインである。
サウンドもなかなか良くて、値段が張るが、貴重なモデルに仕上がっている。このP8もまた再販されるようであるので楽しみである。
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模型 N
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CAT(City Airport Train)は、オーストラリア ウイーン空港とウイーン中央(Wien Mitte)間20kmを14分で結ぶ、空港直通である。OBBとウイーン空港が出資したCity Air Terminal Betriebsgesellschaft mbHによって2003年12月14日から運用されている。
最初は、Rh1014で牽引されていたが、2005年末からRh1116 141, 142に交代した。機関車1台と2階建の客車3両の編成で運転されている。
2011年から現在の新塗装になっており、2013年からは1016 014と036の2両がCATデザインとなり、1116は、OBBの塗装に戻され主に貨物を牽引している。
Hobbytrainからは、機関車のみ発売になった。JorgendorferからCATの新塗装客車が発売になったことにより同じデザインの編成を組むことができる。
Hobytrainは、以前から様々な塗装のTaurusを発売してきたが、これのその一つである。形式番号は、1116 141-3である。
反対方向は塗装が異なる。通常は、こちらは客車側になる。
プラ感歪めないが、塗装は良好である。前照灯のみ点灯。白色LEDである。
詳細を見ていこう。
普段よりは少し高めにして塗装に力が入ったモデルになっている。
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Arnold(ドイツ アーノルド)社からドイツ機関車の名機 BR01が発売になった。
BR01といえば、3シリンダーの2'C1'の機関車である。C62のような大口径の動輪が精悍かつ優雅なプロポーションを作っている機関車である。ドイツに住んでいる時に一度だけ兄弟機のBR03を間近で見たが、その姿に圧倒された記憶がある。
BR01は、2シリンダー機で4シリンダーのBR02からの改造10両を加えて、241両作られた。1926年から製造されたが、軸重20tで路線が限られていたのに加えて大型のターンテーブルを必要としていたために20年代は、あまり製造されなかったが、30年代に急行牽引として活躍した。
元々は大型のワーグナー式除煙板がついていたが、途中からDBではメンテナンス性の良いビィッテ式に付け替えられた。この時に、給水ポンプの位置が変更になったりした。
模型化したメーカーは意外にも少なく、Trixだけであった。このArnoldは、今回初めてであるが、2012年に発売がアナウンスされているので、私が発見したのがたまたま2016年で、昔から発売されていたのかも知れない。ただ、これからも派生機がアナウンスされている。
形式番号から第二次型だと思われるが、前のステップが付き前照灯が3灯で下のランプに保護枠兼手摺りがついているデザインである。
最近は、Arnoldも出来が良くなってきており、ディテールも向上している。
第2動輪と第3動輪の間に給水ポンプが取り付けられている。プラスティック感は歪めないが、スポークの表現は良い。
DBのEpoche IVのロゴがつけられている。モーターはテンダーに入っており、動輪まで駆動軸で伝達をしている。動輪は集電もしているので、電気を伝えるためのリード線が見える。
テンダーは、T30,32,34が使用されたようである。どれも車輪構成は、2'2である。
同時に発売されたDRのBR01 2207(HN2158)も写真で紹介する。
基本的な構成は同じだが、ワーグナー式の除煙板であるためにボディが違う型になっている。
DRでは、オリジナルからあまり変更されないで運用されていた。
中央の給水ポンプがないのに注目である。ワーグナー式では、除煙板の裏(正面から左)につけれているので、すっきりしたデザインになっている。
テンダーは同じだが、ドクロのマークで「飲み水ではない」と注意書きがあるのが面白い。
デジタルデコーダーは、NEM651ソケットで対応しており、走りもスムーズである。愛好家なら揃えておきたいモデルである。
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Trix社から待望のディーゼル電気機関車が発売になった。それは、GoggleともCobraとも言われているユニークな全面を持つ機関車である。
この機関車は、1970年から77年の間に408両生産された。チェコソロバキアが1993年1月に2つの国に分かれた時に、チェコ国鉄(CD)に117両、ソロバキア国鉄(ZSSR)に46両が行ッた。
ディーゼルで発電をし、この電力でモータを駆動する、ディーゼル電気機関車の方式を取っている。試作量産は、プラハのCKDで行われた。
最高速度100km/h、出力1472kWなので、1974馬力(bhp)となります。
旅客でも貨物でも両方対応の汎用機関車となっていますが、最高時速が100km/hなので、急行には使用できないので、地域もしくは、貨物となります。
もともと、数年前にKuhn社が予告を出しており、発売を待ちわびていましたが、 Trix社からやっと発売になったというのが状況で、それでもTrix社は力が入っており、ZSSRの赤/白塗装以外は、サウンド付きとなっており、ZSSRもデジタルデコーダー内臓となっています。
Minitrixの中でもディテールにこだわった出来でカプラーもダミーと交換可能である。
今回発売された塗装は、
Nr.16731 CSD T478 3189 褐色
Nr.16732 CD Rh750 CD Cargo色(青/濃紺)
Nr.16733 ZSSR Rh750 白+青に黄色イナズマライン
Nr.16734 FNM (Ferrovie Nord Milano) E 520 ミラノの私鉄
Nr.16735 CD Rh750 白/緑
Nr.16736 ZSSR Th750 白/赤
の6タイプである。
特徴のあるゴーグルを真正面から見てみよう。曇り防止のため(?)のガラスが一枚多く重なっており、非常にユニークなデザインとなっている。
この塗装は、古くもなく新しくもなく、客車を引いでも、貨車を引いても似合っており、なかなか洗練されてると感じている。プラスチック感は歪めないが、つや消しで、精度も高いので、それほど安っぽくない。また、色もかなり細かいところの塗り分けをしている。
中央に記名板がある。チェコソロバキアでは、1988年にコンピュータ番号が導入された。以前は、T478という番号であったが、この新番号で750シリーズとなった。
運転席は対称な作りになっている。
サウンドもなかなか力の入ったものに仕上がっている。機会があれば紹介したい。
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L.S.Modelsからモスクワとパリを結ぶ寝台列車の客車が発売になった。この列車は、モスクワとパリ3169kmをパリ行きは、37時間21分、モスクワ行きは37時間23分で結んでいる。
途中経由するのは、ミンスク、ワルシャワ、ベルリン、フランクフルトとなっている。
欧州内では、EuroNightの番号が付いており
EN452 Paris -> Moscow
EN453 Moscow -> Paris である。この客車は、RZDがジーメンスに発注したRIC客車が用いられ、2015年1月から運用されている。
車両は、ドアが片側に付いており1等と2等が混在しているWLABmzの形式である。下記の写真は、居室側である。ドアにはサボが付いている。また、所々にはブラインドが閉まっている形になっている。
横に大きく書かれたRZDの国際列車につけられた赤いロゴが大きく書かれているデザインでなかなか目を引くものとなっている。下記の写真は、通路側である。こちらは、ドアもロゴががぶっており、両側にドアが付いている。下記の写真は、廊下側である。 下記は、2015年に発売されたWLABmzである。廊下側の写真であるが、上と比較すると屋根、幌、台車、行き先表示板、ドア位置、形状が違うことがわかる。
昨年もモデルを発売したが、屋根の形状が違う。下記写真の左が2016年版で、右が2015年版である。このほかに行き先表示の違い、台車の違いが見られる。
2016年版のクローズアップ写真を見てみよう。 デザインの良さも手伝って、魅力的な客車に仕上がっている。ぜひ、WRも加えて、フル編成で楽しみたい。
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