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ERSは、オランダのロッテルダムに本社を置く、貨物輸送を専業にしている私鉄である。
コンテナー会社であるP&O, Sealand Services, NedlloydとNS Cargoの4社によって1994年に設立された。正式名称は、European Ral Shuttleという。NS Cargoが、その後DB Shenkerになり抜けたので、その後Maersk Lineに吸収された。貨物輸送の私鉄としては先駆けで早くからイタリア、ドイツを入れた輸送網を築いた。
ERSは、電気機関車をES64 F4に統一しており、そのほとんどをDispolok(MRCE)からのからのリースで賄っている。このES64 F4 206もその一両であり、この機関車だけはゴッホの絵でペイントされている。これは、2015年が没後125年にあたるのに記念してのものである。
欧州では、このような特別ラッピングをした機関車が多くなっているが、これほどカラフルなものは稀である。このラッピングは、メルクリン社も協賛しており、Nゲージは、Trixがモデル化した。 全面にゴッホの絵が描かれた色彩豊かで、鮮やかな機関車に仕上がっている。このERSは、このようにラッピング機関車を多く走らせている。
全面も違う顔をもっている。 ERSは9両の189を所有し、この206は、2015年の7月に導入された。 アップを見てみよう。 パンタグラフは4基搭載で、シューの形状が外側と内側で違う。これは、スイスと他国で規格が違うためと思われる。 運転席も作りこまれている。最近は前照灯がLEDになったためにほとんどの模型で運転席が表現できるようになった。 ケースも最近、よくある通常のプラケースが解説とともに紙のケースに入っている。ゴッホ没後125年を記念するワンタイム生産として発売された。デジタルは、mTC14ソケットですでに実装済みの販売である。
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模型 N
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2016年6月1日にこれまで鉄道トンネルで一番長かった青函トンネルを抜いて世界最長鉄道トンネルのゴッタルドベーストンネル(Gotthard-Basistunnel)が開通した。工期17年の歳月を経て、ウーリ州のエルストフェルト(Erstfeld)とティチーノ州ボディオ(Bodio)を結ぶ57kmの単線2本のトンネルである。一番深いところは、2300mである。
これまでは、ゴッタルゴ鉄道トンネルとアルプス山岳越えの路線(上記地図の左側)により行き来していた路線が、チューリッヒ/ミラノ間が50分短縮されると言われている。
この記念の塗装した電気機関車としてRe420 268-5とRe460 098-7が塗り替えられた。両方ともフライシュマンが発売になったが、今回は、Re420を紹介する。
EUに加盟していないスイスにとって、フランス/ドイツとイタリアを結ぶこのルートは、交通の要所として重要な意味を持つ。従って、オープニングセレモニーにもドイツ、フランスの両国の代表が参加したものとなった。スイス、とりわけSBBにとっては、この間を通過する旅客、貨物列車が増えると私鉄会社からの収入が増えるので歓迎されているが、工事には1兆4800億円と巨額になったので一部には回収に疑問視する向きもある。
パンタグラフを2つ持つRe420で下のヘッドライトが角型に変更されている。
モデルは、これまでのFleischmannらしい完成度の高いものになっている。
前面のステップは、金属製で滑り止めの表現もちゃんとなされている。
詳細の文字もできるだけ印刷されており良いが、正面の右側の縦の手すりが省略されているのが残念である。
真っ白な塗装がなかなか眩しいものがある。
SBBのロゴの下にある山のアイコンが、今回工事をSBBから請け負ったAlpTransit Gotthard AGnのロゴである。
今回入手したモデルは、サウンドモデルであるが、ドイツの模型店では早々に売り切れてきており、再販の計画がないということでカタログからも落ちている。日本の模型店には在庫もあるようなので、希望の方は急がれたい。
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ついにオーストリアの模型メーカーであるJ?gerndorferからSpurNのRh1014が発売になった。
今回の発売は、
OBB新ロゴ 1014 007
旧ロゴ 1014 003
CAT(旧塗装) 1014 005
Rail Cargo Austria 1014 011
の種類の塗装バージョンである。今回入手したモデルは、新ロゴである。
実車の写真をBahnbuilderから転機する。
このRh1014は、1993年から1994年にかけて、機構系はSGP、 電装系はELINで製造された。全部で18台ですぐ引退すると思われていたが、未だに現役である。15kV 16.7Hzだけではなく25kV 50Hzにも対応しており、チェコ、ハンガリー間走行も可能である。同じ2電源対応の機種としては、これまで越境できるものにはRh1063があったが、最高速度が100km/hと遅く、この機関車の登場により175km/hに引き上げられた。
1014はのちに1114に改造され、重量が、74tから66tと軽量化された。軸受け重量は、1016が20t以上に対し18.5t(1014), 16.5t(1114)と軽い。連続出力は、3000kW。発車時牽引力は、190kN(1114), 210kN(1014)で比較的出力が小さい。このため、後にRh1016/1116が開発されることになる。
模型も見てみよう。第一印象は「随分小さいな」というものであった。これは、TrixのRh1012を見慣れているせいである。1012は、バッファー間(全長)が19,300mmに対し、1014は、17,500mmであるのでサイズが違うのは当然である。台車間も2,800mmに対し2,600mmと200mmほど短い。
この新ロゴは、最近のOBBはほとんどの車両につけられているものである。スタイイングは、非常に均等が取れているものになっている。
角ばった正面は、特徴的でCityShuttleの2階建て車両ともデザインが合う。運転席も作りこまれており手すり部分が別部品になっており手抜きの少ない模型に仕上がっている。塗装も非常に鮮明である。
パンタグラフは、金属製で、実車と同じような黒っぽい塗装だとなお良かったと思う。
サイドミラーがないのも特徴である。
ライトは、前照灯は3灯、後退灯は2灯である。カブラーは、NEM355なので、脱着可能である。
デジタルは、NEM651で対応する。走りも低速が効きスムーズである。
おまけとして、TrixのRh1012との比較写真を掲載する。こう見ると全長だけではなく一回り小さく感じる。
側面を並べた写真でもやはりTrixの方は、車輪、パンタグラフの大きさも含めてオーバースケールのような気がする。
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ArnoldからBR171が昨年末に発売になった。このDR時代の機関車がSpurNでモデル化されたのは、なんと初めてである。これまで模型にならなかった本当の理由はわからないが、この機関車はドイツでは、珍しい25kV 50Hzという電源システムにしか対応していないので、 R?belandbahnにしか走行していないのが原因ではないかと推測している。
ドイツのDB路線はそのほとんどが、15kV 16 2/3Hzであるが、この路線だけは、東欧やフランスの一部と同じ電圧になっている。このR?belandbahnは、LeipzigとHannoverの中心に位置する路線で、 BlankenburgからR?benlandとK?nigsh?tteを経由してTanne in Sachsen-Anhaltまでの30.3kmの路線である。R?benlandは、石灰石の採掘上があり、人口1400名の小さな町である。
この路線には、BR171のような25kV専用電気機関車の他に多電源対応のBR185や、ディーゼル機関車も走行している。
モデルは、もちろん型は新規で駆動系は、オーソドックスなArnoldのメカ構造でデジタル基板は、NEM651ソケットのものを採用している。Arnoldは、Next18を採用したモデルを発売していただけにちょっと意外である。
今回、購入したモデルは、Verkehrsrot色のDB Cargoモデルである。この他にDR時代の4塗装やOrientrot色のDB AGモデル( HN2200)が同時に発売されるなど、積極的な展開となった。
四角い顔付の前面のステップが目立つデザインである。1965年に15両がLEW Hennigsdorfで製造され、DR時代は、E251 001-015の型式を持った。 Co'Co'の駆動輪構成で 18.640mmnの全長に20.7tと重く最高速度は、80km/hと設定された。牽引力は、373kNで貨物用と思われるが、客車を牽引して写真も多く見られる。
アップ写真も耐える緻密な印刷を持ち、窓枠の黒パッキング表現もなかなか良い。プラスチックの加工精度も高い。
パンタグラフは今は珍しくなった架線集電に対応している。
台車の凹凸の表現も楽しめるものとなっている。
照明はLEDで前照灯、後退灯切り替えのタイプである。
屋根上機器の表現も金属線を使用して細かく再現している。
走りも静かで、一時のArnoldからは隔世の感がある。
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しばらく間が空いてしまいました。少し新製品が入手できたので紹介します。
今回は、BRAWAのBR232で今年新たに発売になったモデルです。以前もここでDRモデルを紹介しましたが、今回は待望のサウンドモデルが発売になったのである。旧ソ連製のディーゼル機関車。M62に引き続き、その騒音ぶり(?)を聞いてみたくて、つい購入をかけてしまいました。
今回は、DB AG塗装のBR232である。といっても写真を見てお分かりのように非常に評判が悪く短命に終わった前掛け(エプロン)塗装である。BR103は似合わないのですが、この機関車には合ってる気がします。モデルと同じ232 297-2の実写をBR232サイトから転記する。
BRAWAは、1998年頃から、このLudmillaのモデルを発売している。以前ここにBR132を紹介した。
BR232は、DR BR132を改良、番号を付け直したものである。297−2は、天井についている冷却ファンの部分が煙突のように筒状にになっている。
基本的な型は以前と同じだと思われるが、デジタルに対応するソケット(Next18)に対応したのが新設計である。
アップの写真を見てみよう。
プラスティックの質感、印刷ともに良い出来である。一昔のBRAWAのようなプラ感ではなく硬質の感じがよく出ている。特に、下記の写真のような通風孔の感じはSpurNと思えないような出来映えである。
バファーは、これまでの丸型ではなく角形である。 このモデルの一番の特徴は、サウンドチップを搭載していることである。USSR製を代表する重量級の サウンドを搭載したモデルを待ち望んでいただけに嬉しいモデルとなった。 これまでの機構を最大限に流用しながら薄型のスピーカーを載せている。 サウンドボードは、床下機器の部分である。コネクターは、Next18 (NEM662)であり、メーカーは、D&Hである。 音は、録音できたら後で追加する。 |


