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昨晩は今年初めての当直を滋賀からきてくれているイケメン短期研修医の
山本先生と一緒にさせていただきました。
夜に低体温療法を施行した患者さんもいて,あんまり眠ることが
出来ない晩でした。今年から当直明けは早めに帰ろうを実践しようと
山本先生にもちかけた私でした。疲れを感じた私でした。。。
山本先生は爽やかに夜に入院した赤ちゃんの担当医になりたいから
帰らなくていいです。。。といいます。
そうこうしていると日中も緊急入院がたて続き,忙しいNICUです。
小児科病棟や外科病棟に移ってもらったり,転院してもらって入院スペースを
作り,次の入院をとります。
それぞれ移動してもらうことは,こどもの成長を意味する部分も感じ取って
くださり,喜びでもあるのかなと思います。
それぞれお引っ越しおめでとうございます。
みんなで協力してくれていると思います。ありがとうございます。
忙しくて,癒される空間だと思います。
夕方からさらに3名の神奈川県内では限られたNICUしかできない
診療が必要な赤ちゃん達の入院が必要になりました。
電子カルテ導入直後で皆が戸惑っている中,昨日から3名の入院が
あり,入退院,緊急手術後の帰室などが重なる当直時間帯にさらに
3名の入院は難しいのではないか?という気もしたのですが,
入院依頼がたて続いていることを伝える川滝先生に看護師さんが
誰1人として,電子カルテなどを理由に<これ以上は無理>と
いわなかったことに仲間ながら皆,こども達のためには一生懸命な
人達だなと思いました。いくつかの病院で働きましたが神奈川こどもの
看護師さん達の<こどものために!>という姿勢で働き続けている人達の
こういうときの<大変だけどなんとかしていこう>とする姿勢は
尊敬を改めて感じます。
当直の遠藤先生や夜勤の看護師さんの手の回らない部分は
研修医の皆様がそれぞれ手分けして手伝うと申し出てくれています。お互い様の笑顔に感じました。
などをする姿に皆,本当によく頑張っていると思いました。
点滴をするための輸注ポンプが全て使い切り,5台どこかの病棟から見つけてこないと
電話をかけまくってくれている看護師さんもいるし,一台しかない脳波計を
持ち回りで使おうとしている研修医もいます。
限られている医療機器をなんとか
使いこなそうとしています。
同じ県立病院の青森県立中央病院を先月訪問してきて医療機器の整備の
充実ぶりを想いだしました。
こういう部分の整備が当院,神奈川県は必要かなと
現場の人間の1名として痛感します。
でた早産児の赤ちゃんに斎藤先生・渡邉先生・小籏先生が3時間かけて血圧などの
変動が出ないように粘り強く血液を出し入れしてくれました。
経験豊かな星野先生や大山先生が交換輸血のコツを伝授してくれています。
開始してくれています。
様々な肺血管拡張薬治療,考え得る治療の全てを一刻も早くしようと
している新関先生,本田先生,山本先生,川滝先生達です。
同時進行で様々なことがあった夜でした。
外科の先生達も助太刀に来てくれて,出来ることを尽くしたいと
皆が集合した夜になりました。
感じるそれぞれが気持ちよく働いているメンバーだと思います。
とても当直医1人で太刀打ちできる仕事量ではない現状を皆で
カバーし合ってくれて,神奈川のこども達の未来を守ろうとしてくれています。
私の心エコー評価については伝授しながら,一緒に手伝わせてもらいたくなる
遠藤先生と野口先生の穏やかな診療ぶりでした。
メンバーです。こういう中からよりよい診療が見つかっていくのではないかと
感じます。未来にいい治療を伝えるのは,未来を担う後輩世代なんだと信じて
託したくなるいい雰囲気に感じました。
カンファレンス室に戻ると当直明けで夜の食事をやっととっていた山本先生
がいました。
私が
「当直明けで頭が少し冴えなくなっている気がするし,
後輩世代の診療能力の向上についていけなくなってきたし,電子カルテにもうまくまだ
適応できなくて足手まといになっている気がするし,この様な日々を
何年も続けられるかな?と実感した晩かもしれない。
最前線よりは下がった仕事を考えようかなと
思える皆の頑張りだし,自分の役目の変化や衰え?かな」と話したら
山本先生は
「そう感じるのは運命の日かもしれませんね。自分は昨晩から,
低体温療法を2名,横隔膜ヘルニアの診療,早産児の交換輸血,
心臓病のお子さんの手術に向けての準備など,たくさんのことを
学ばされてもらった運命の日に感じました。大変自分にとっても
忘れられない1日だと思います。」と当直明けとは思える
前向き発言に驚き,感動しました。
頂上をめざして登山しようとしている世代の人達と
下山に入りつつあるかもしれない世代の自分?の
交差する瞬間なのかもしれないと思ったりもしました。
モーニングを読みながらの発言でしたが,,,(^o^)
当直明けでもさらに次の深夜でも笑顔を絶やさない爽やかさは
素晴らしいです。
こういう後輩世代にやはり<若さの可能性><学ぼうとする気持>
を感じ,羨ましく感じた晩でした。
皆様,本当にお疲れさまでした。
明日もnICUでがんばる赤ちゃん,ご家族,医療者,それぞれにいい1日と
なることを信じたいですね。
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在庫切れになっていたのが再入荷されたそうです。
タイトルをクリックしてくださるとアマゾンに飛び,購入可能です。
(TBSサービスから出版。本の収益は新生児・小児医療に寄付予定)
●2年前に報道ステーションで松岡修造さんが神奈川県立こども医療センターのNICUを密着取材して下さいました。そのときの約10分間の特集は以下のアドレスで今も公開中です。村田さんも<NICUに入院してマイナス思考がなくなった>とインタビューに答えてくれていますね。ご覧頂ければ幸いです。
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豊島先生あけましておめでとうございます。相変わらずいそがしいですね。先生が当直明けはできるだけ早く帰ろうとおもわれるのはごもっともだと思います。私もNICUをはじめた6年前は当直あけの午後でもがんばれましたが、最近は病院にとまった翌日の午後に外来が重なるとつらいです。年々、当直あけのつらさがわかります。山本先生は元気ですね。短期研修でこられているからかもしれませんね。
期間限定だと休むのももったいないと思われるかもしれませんし。
私がいるNICUでは専属二人のみでみているので、超低出生体重児がうまれると最初の一週間は交互に泊まり込んでいます。なので明けは早く帰ってやすまないと翌日に支障を来します。年齢もあるし、どういう規模の施設かによっても当直明けの日をどう過ごせるかというのは決まりますよね。
だらだらと書いてしまいましたが、今年もよろしくお願いします。
2012/1/7(土) 午後 1:09 [ うつのみや ]
あけましておめでとうございます。NICU卒業生の親の安江です。
イケメン先生のみならず、NICUでがんばっているこども達やパパ・ママの写真、楽しみに見ています。
我が家がNICUにお世話になっている頃、ジャイアンツ村田さんをはじめパパママに声をかけづらかったのを覚えています。
お互いに生死をさまようような状況を身近に感じている中では、なかなか他のお子さんについて話題をふるのに抵抗がありました。
そのころにこのブログがあったら、不安なパパママ同士交流がもう少しできたかもしれないと思います。
NICUの様子が身近に感じられ、パパママ同士のコミュニケーションの一助になっていることも、このブログの良さがありますね。
2012/1/7(土) 午後 2:04 [ yas*es* ]
うつのみや先生,メッセージ嬉しく感じました。今年も宜しくお願いいたします。私は新生児医療の当直の回数週1.5〜2回当直しているような現状をやはりなんとかしたいと思うことがありますね。50歳過ぎている私の尊敬する上司3名がそれを続けてきたことはそれだけでも凄いことに思えますが,やはりみんなが出来ることでないのかなと感じています。夜の当直が多い科はそれを過重労働なくみんなでこなせるような常勤医師の増員をお願いしたい部分です。当院は6名の常勤医でやっていますが,来年以降の常勤医も増員も駄目と言うことになったし,研修医も希望者をお断りした来年です。病院がもう人員増は駄目という判断で,どうしたものかなと感じる最近ですね。
お互い今年も頑張りましょう。
2012/1/7(土) 午後 2:10 [ NICUサポートプロジェクト ]
頑張りには、頭が下がります。しかし…頑張りだけでは、年齢に伴い身体がついていけない事もあると思います。
医療ミスが起きたら大変ですよ。
早く人員確保できて十分な休息が出来る事を祈ってます。
2012/1/7(土) 午後 7:09 [ まき ]
こんにちは。
いつも7合目が頂上と勘違いしてた私ですが
先生スタッフの皆さん、子供たちまたご両親の笑顔で
あと3合目があることに気がついたそんな気がします。
2012/1/8(日) 午後 0:03 [ おバカなカエル ]
まきさん,おバカな宝さん,メッセージ有り難うございます。
少しずつでもよりよい状況を目指したいのが医療現場なんだと
思います。社会情勢は医療にばかりお金を投入できないことも
わかる部分で,少しずつでも良くなっていくことを信じながら
日々やっていきたいと思います。ありがとうございました。
2012/1/18(水) 午前 3:19 [ NICUサポートプロジェクト ]