がんばれ!!小さき生命(いのち)たちよ

9年間ありがとうございました。2019/8/31に https://nicu25.blog.fc2.com/ に移行しました。

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朝の抄読会(勉強会)です。本日は本田先生がオメガベンの最新論文や
自分達の診療状況のまとめをしてくれて大変わかりやすく感じました。
診療方針をだんだん洗練していけたらと思います。

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頼もしく感じる後輩世代の先生方です。昨日,名古屋出張で不在に
していたのですが,自分がいなくても支障なく感じるNICUです。

ベビールームも本日もお子さんとママさん達が素敵な雰囲気で
1日を凄そうとされていますね。優しげな雰囲気でしたね。

本日は夕方に冬から春にNICUで担当した天使になられて
NICUを卒業されたお子さん達の
振り返りのカンファレンスがあるのでそれに出るのを役目と想い,
また,大切に感じていたのですが,
昨晩,新幹線の中から観じていた違和感が
感冒症状・咽頭痛・微熱となってきました。
スタッフに2次災害を広げそうで申し訳ないので、
残念ながら早退させてもらうことになりました。

その時に担当してくれた看護師さんや担当医の皆様のご家族と
お子さんを見送る姿や姿勢を仲間ながら素晴らしく感じていたので
その事を直に伝えたかったのですが,叶わないのでここに書かせて
頂きます。


今晩は当直予定でした。10日間で3回の当直がある
時期でのその2回目だったのですが,玉置先生と川滝先生がカバーして
くださるという優しい同僚に感謝でした。お言葉に甘えます。

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その玉置先生ですが,親しく話しをするようになったのは未熟児新生児学会の
教育セミナーでワークショップでした。
課せられたテーマが「NICUにおけるグリーフケア,看取りについて」
でした。玉置先生をはじめ,メンバーの皆様は3日間大変悩みながら
話し合い,チューターをしていて大変印象と記憶に残るワークショップでした。

その時のワークショップの提言は
「患者さんご家族のグリーフ(悲嘆)を医療者がケアするということは
上から目線かもしれない。専門家としての役目を果たしつつ,人間として
悲嘆(グリーフ)を医療チームとして一緒にシェア,分かち合うような
姿勢が大切ではないか」と報告会で提言した玉置先生達でした。
グリーフケアと言わずに,グリーフシェアと言っていこうという内容でした。
大変共感する内容でした。その後の自分の日常診療やこのブログの運営にも
意識している「グリーフシェア」という言葉です。

その時に玉置先生達がまとめた報告論文を以下に掲載します。
多くの人に一緒に読んでもらたらと感じてです。

玉置先生と一緒に働くことになったときに,
是非,一緒に「グリーフシェア」という言葉に
通じるようなNICU医療をみんなで考えていこうと
伝えた私でした。

実際に働いてみて,そういう姿勢に溢れる
玉置先生で,一緒に働けることになって
嬉しく感じています。

実際,後輩世代の先生方や最近の看護師さん達
の患者さんご家族との接し方をみると,グリーフシェアという言葉に
通じる部分があるようにも感じています。チームとしてそういう気持ちが
あるのではないかと思います。

ケアという押しつけにならず,気持ちや願いをシェアしながら
限りがあるかもしれないお子さんの時間をご家族とどう見守って
いくかを一緒に考えようとしているスタッフが多くなっている気がします。

玉置先生達をみていて,私も改めて感じたのですが,グリーフ(悲嘆)
だけをシェアするのでなく,
大変な状況の中でも喜びや楽しみもシェア
する姿勢があってこそ,グリーフ(悲嘆)をシェアできるかもしれないし,
人生の有終をみんなで讃え合う気持ちも共に持てるのかなと
最近の患者さんの側で頑張っている医師にも看護師から教えてもらって
いる気がします。

出来れば,患者さんご家族と医療スタッフだけでなく,
他の縁のある患者さんご家族も含めて,グリーフシェアができる
NICUチームになっていけたらという願いがありますし,今の後輩世代
のスタッフの皆様をみているとどんどんそういうことが出来る人達に
なるのではないかと信頼しています。

そんなことを本日のカンファレンスでは伝えたかったのでした。

NICUで天使になるのを見届けた赤ちゃんやご家族への想いを
時間が経った後に振り返り,胸に刻み,未来を考えていこうという
看護師さん達の姿勢を素晴らしく感じます。よりよい語り合いの
場になることを願っています。

下記の報告論文への御意見御感想などもお待ちしています。

言いたかったことを書いたのでこれで本日はミッション終了で
早退します。カンファレンスで話しあわれた内容などを後日皆様から
聞けることを楽しみにしています。




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閉じる コメント(7)

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こんばんはつーちゃんママです 豊島先生ゆっくりお休みになってください 私はつーちゃんの事で愛染橋の看護師さんやカウンセラーの先生に話を聞いてもらった事でつーちゃんの手術も乗り超えられた気がします ありがとうございました

2012/10/30(火) 午後 4:45 [ つーちゃんママ ]

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「グリーフケアからグリーフシェアへ」。とても共感する内容でした。「患者さんご家族のグリーフ(悲嘆)を医療者がケアするということは上から目線かもしれない。」は、患者家族側から見ると、やはりそう感じてしまう時があります。でも、それを「専門家としての役目を果たしつつ,人間として悲嘆(グリーフ)を医療チームとして一緒にシェア、分かち合うような姿勢が大切ではないか」という玉置先生達の言葉は共感すると同時に、今後もそうであって欲しいと願う言葉に感じました。先生皆さんにこのような考え方が根本にあることで、患者家族としても救われる部分が多々あると思いますので、今後もそのような考え方をシェアして欲しいと思います。

2012/10/31(水) 午後 1:02 [ たっくんパパ ]

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(続き)
また、今回の記事を見て頭に浮かんだことですが、シラーの有名な言葉に、『友情は喜びを二倍にし、悲しみを半分にする』とあるように、寄り添う人の存在がとても大切なのかなと感じることがあります。一つの幸せを、二人で喜べば、その喜びは大きくなりますし、悲しい時にそばにいてくれる人がいれば、つらさも減ると思います。悩みを聞いてもらうだけでも、気持ちが楽になります。そんな関係性を持つ人がそばにいるだけで、入院生活も乗り越えていけると感じました。

2012/10/31(水) 午後 1:02 [ たっくんパパ ]

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内緒をクリックして相談メッセージをくださった方へ。メッセージありがとうございます。お気持ちはお察しします。医学的な相談などはこのブログではしないほうがいいと感じています。患者さんを実際に診ていない人間が的確な判断などは出来ないのがNICU医療だと思っているからです。お子さんを担当しているNICUの先生や眼科の先生達にお気持ちをお伝えしつつ、率直に相談をしていくことがひいてはお子さんの診療により良い道にもつながると感じています。神奈川から応援しております。

2012/10/31(水) 午後 7:01 [ NICUサポートプロジェクト ]

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豊島先生、お風邪の具合はいかがでしょうか。
お休みの中でもブログを更新されて、本当にすごいです。
でもどうぞお身体をやすめて、元気になって下さい。お大事になさって下さい。

2012/10/31(水) 午後 7:15 [ たいき母 ]

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「グリーフケア」に関する本は何冊か読みましたが、「グリーフシェア」という言葉は今回初めて知りました。患者家族としてとても納得出来る、素晴らしい言葉だと思います。

娘が亡くなった時、家族の他に我が家にいち早くかけつけ娘を抱っこして頑張りを褒めてくださったのは、NICUで出会ったママパパ達でした。お悔みの言葉ではなく、心の寄り添いがあったおかげでお空に見送るまでの数日間を涙にくれることがなく、皆さんに囲まれてにぎやかに過ごしました。

また、病室では数日間つきっきりで診てくださった川滝先生が、家族で最後の時間を過ごした後に「抱っこさせてください」と笑顔でしばらく抱っこして下さったことも大切な思い出です。

2012/11/2(金) 午前 11:04 [ せら母 ]

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せら母さん,「グリーフシェア」という玉置先生達が提案した言葉,広く使われていいのかなと思っています。少なくともこの2年は自分の中ではグリーフシェアという気持ちで診療しています。せら母さんに共感していただいて嬉しく感じました。ありがとうございました。

2012/11/3(土) 午前 10:12 [ NICUサポートプロジェクト ]


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