がんばれ!!小さき生命(いのち)たちよ

9年間ありがとうございました。2019/8/31に https://nicu25.blog.fc2.com/ に移行しました。

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2006年の日経メディカルオンラインの記事が以下です

日本のNICU医療は世界有数の治療成績と言われていますが,それでも
どのNICUに入院するかで救命率や後遺症が10倍以上異なる現状があります。

それには各施設で診療体制や方針が異なることも要因と考えられていて
日本のNICU医療の質向上,施設間差異を縮めることを目的に開始されている
厚生労働省から指定研究プロジェクトとして,全国22のNICUで協力・連携しながら
立案・実現にお手伝いしてきました。
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とこれまで横浜と浜松で双方を行き来しながら,未熟児動脈管開存症の診療の改善を
一緒に考えてきました。

半年間たっての進捗報告と次の段階への検討にむけての講演会と意見交換会への
参加をプロジェクト本部を通じてご依頼され,水曜日に浜松医科大学NICUに再度
訪問させていただきました。浜松医大NICUチームの皆様に再会し,半年間のことを
聞かせてもらえることが楽しみでした。

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新幹線の中でプロジェクト本部が分析してくれた診療プロファイルや資源・組織プロファイル
を再度確認して,また,これまでの話し合いの経緯,前回の講演スライドを確認して,
その上で浜松医大NICUの質向上プロジェクトの医師担当者の大石先生と看護担当者の川根
さんから希望の講演内容をメールでやりとりしていたのでそれを参考に準備をさせて
いただきました。

未熟児動脈管開存症の診療成績が悪いと言うよりは,増床や人員が増員されつつあり,
これからチームとして早産児の医療を整備していこうという意図での未熟児動脈管開存症
のテーマ設定でした。

質問内容などをみていると当院でも以前,話しあった疑問などもあり
自分のNICUで看護師さんや研修医達に話した勉強会の内容を10年分くらい見直した今回で
した。神奈川こどもでのチームとしての経験や改善策を伝えることで浜松医大の試行錯誤の
時間を減らし,向上のスピードを高められるかもしれないかなと思いながら過去のスライドを
見直していました。

昔は未熟児PDAの勉強会をよくしていたのですが,最近は要望が
ほとんどない,チームとして定着したのかもしれないのですが,一方で
新人さんや途中加入メンバーなどにどういうコンセプトでやっている
医療や看護なのかを伝える場面が少なくなっている自分の病院かなと
思える振り返り乃機会になりました。

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会はまず,担当の大石先生からのこの半年間の浜松医大NICUのNICU病床を
増床して新メンバーが増えたこと,早産児の患者さんが増えたこと,無事に
診療できることなどをお教えくださいました。

そして,それまでは一部のメンバーに頼り気味だった未熟児動脈管開存症を
チームでみんなでみられるようなNICUになるという目標についての改善行動
計画の進捗状況をご説明くださいました。このプロジェクトのモデル施設と
思える一致団結したチームの改善行動への取り組みを興味深く拝聴しました。


その後,未熟児PDAの看護の質改善に取り組んでいる若手の医師・看護師さん達からの
これまでの活動報告,
診療や看護手順をみせて頂きました。

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浜松医大チームは施設訪問の日をこちらの都合でいつでもいいと
いってくださいました。それは誰が訪問しても趣旨を理解して訪問でき,
                   戻ってみんなに伝えられるとチームで取り組めているからこその言葉に
感じました。みんなでチームとして取り組めているので診療の見直しや
行動が早い浜松医大NICUチームです,それを改めて感じる感慨深いご報告でした。


それを浜松医大からのお話しを聞きながら講演スライドの内容を
再度取捨選択して,私のお話をさせていただきました。カンファレンス
のつもりで途中で意見交換したり,質問したり,クイズなどをださせて
いただきながらの2時間の講演と司会をさせていただきました。

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これまでは未熟児動脈管開存症の診療ガイドライン解説や
動物実験などの病態生理,神奈川こどもでの診療方針などを
中心に話してきたのですが,

今回は未熟児動脈管開存症のガイドライン解説などを復習しながら
根拠の少ない部分についての診療をどうするかなどを自分なりに
一緒に考えさせていただきました。

段々実践的に,今回は実際の
ベットサイドの診療や医師・看護師などで心がけている
ことなどをお話しさせていただきました。

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看護については以下の5つにわけて1時間近くお話しさせてもらいました。

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2011年のこどもケアという看護専門雑誌に
書かせていただいた
【ケアの根拠と理解でスキルアップ!小児・新生児循環器疾患看護】 未熟児動脈管開存症
という総説の内容を解説もさせていただきました。

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インドメタシン以外の内科治療,手術前後後の管理
などをお話しさせていただきました。

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浜松医大のNICUの
皆様の自分達の施設だったらどうするかなと考えるヒントになれば
と考えての情報提供をさせていただきました。講演の途中,終了後
もたくさんの意見交換できてよかったと思っています。

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看護師さんにお土産で
をプレゼントさせていただきました。

この本に出てくる患者さんや御家族,医療者の想いは特別なことで
なくどのNICUでも同じような気持ちで時を過ごしている人達は
いるんだと思います。既に読んでいる看護師さん達はさらにみんな
で読みながら気持ちの交換などをしていきたいと仰っていました
し,私はスタッフがある程度読んだら,是非,浜松医大NICUの
病棟の図書コーナーなどにおいて,いつか読みたくなった患者さん
御家族に目にとまったら読めるような状況にしてくださればと話して
きました。

新生児科医の飯嶋先生,大石先生,岩島先生などとカンファレンスの
後にお互いの近況や感じていることなどをお話し出来て,大変仲間意識を
感じる隣の県のNICUに感じました。看護師さん達にもお見送りまでして
いただき,また,バスで40分の浜松駅までの帰路を馬場先生が自家用車で
お送りくださりありがたく感じました。

バスよりは数段速く
駅に辿り着いたのですが,終電を待つ間,一緒に浜松名物浜松餃子とハイボール
をいただくのをつきあってくださった馬場先生でした。ありがとうございます。

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馬場先生はプロジェクトの一環で
1日見学をしてくださった若手であり,当院で頑張っている国内留学の先生
方と同じような志や希望をもって新生児医療を頑張っていこうという気持ちが
伝わり頼もしく感じながら,楽しく感じた語らいでした。

NICU同志のこういう交流に意義を感じている最近です。

忙しくてなかなかできないと思いがちですが,忙しい中でも
それをすることはお互いの施設の診療の変革を短期間で進める
きっかけになるように感じています。

馬場先生には最後に,<診療を変える>のがゴールでなく,<診療が変わって
それが患者さん達の診療成績の向上につながるか>を確かめるまでがみんなで
心をひとつに改善行動が続くことを願っているし,その成果を確認して計画を
見直していくカンファレンスには,また,半年後にでも参加したいですと
お話ししました。

自分の中でも講演などをした後に,それがどうその地域に根づいていくのか?
いいことにつながるのか?などを知ることはかけがえのない機会ですし,また,
浜松で生まれる早産児をよりよく救われることを浜松で頑張っているNICUの
皆様の仲間の1人として一緒に喜んだり,悩んでいけたらと思いました。
この過程を知ることはきっと神奈川の早産児の診療の質改善,人財の育成
へのヒントなどにもつながるのではないかと感じています。

このプロジェクトは立案から3年近く関わってきました。
そろそろ,前期介入群の22施設のプロジェクトの中盤から
終盤に差し掛かっています。

浜松医科大学のように頓挫せず,前向きに
NICUのチーム医療の質と安全の向上を目指していけたらと思いました。

浜松の皆様,場所は違えど各々の場所で
各々の役目を頑張っていきましょう。

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