|
6月30日、木曜日は第17代目の神奈川県新生児医療短期研修医に
なってくださった柏先生の研修最終日でした。引っ越しや集中研修の
疲れを考えると最終日まで出てくる人はほとんどいなかったなか、
自発的に、淡々と最後の日までこれまで通りみんなに混じっていた
柏先生に驚きました。
夕方から地元の病院のカンファレンスに復帰
するつもりだけど、ギリギリまで研修していたいという言葉に
淡々とした中に静かな情熱を感じた最終日でした。
淡々とでも、でも、中だるみせず、1日1日を大切に
まじめに研修していたのを感じる柏先生の地道さを素敵に感じました。
昼休みを利用してさようなら講演を柏先生にしていただきました。
別れを惜しんでカンファレンス室に集まる同世代の先生達の
見守る中、さようなら講演のスタートでした。
復帰される病院、3ヶ月間の研修に送り出してくださった病院である
新宿にある国立国際医療研究センターの紹介をしてくださりつつ、
夕方から個々に復帰しますという柏先生でした。
国際医療センターの1年間の入院患者さんの診断名と人数などを
細やかに紹介してくださりながら、
神奈川で3ヶ月間で担当した患者さんのリストを出して、以下に
患者層が異なっていたかを説明してくださいました。それぞれの患者さんや
御家族への想いなどを振り返ってくださいました。
研修の中盤で宣言してもらった研修の目標の成果を自己評価して
くださいました。神奈川にこなければ経験できなかった経験をたくさんした
ということを伝えてくださいました。 グループ制で一緒に働いてくださった楢村先生や玉置先生、
星野先生、私から送別の言葉を述べさせていただきました。
異口同音に「きっちり抜けなく、しっかり仕事をする」
「先回りして、やるべきことを手を抜かずに遂行する」という
柏先生のいいところをみんなが感じていたと想います。
私も、渡した資料や論文があると、必ず読んで数日後に質問
してくる柏先生に教えがいを感じていたことを伝えさせて頂きました。
柏先生の最後の言葉は
「自分は医師になって5年目で1人前になってきたと思っていた時期だったけど、
神奈川にきて、同世代で優秀と思える人たちにたくさんであって、このNICUの
仕事の中で自分が役に立てないことを感じて、悔しく感じる日々もあった。
わからないことをわからないままにしないように毎日、紙に書き留めて
いた。調べようとして書き留めていたけど、次から次に勉強しなきゃ
と思えることを書き留めないといけなくて気づいたらA4の紙が12枚と
書き留めていた。この年で改めて初心に返らせてもらった、そして
自分の頑張っていこうという動機をもらった3ヶ月でした。
新生児科医になるのは決めたので、実力をしっかりつけてまた、
このNICUに改めて研修にこれたらと思えました」
というクールに過ごしていたようにも見える柏先生の
最後に素敵な情熱にあふれた言葉と表情に感動していました。
柏先生、お疲れさまでした。先生にきてもらって
ありがたい3ヶ月でした。また、お会いする日まで
お互いそれぞれの場所でそれぞれの役目を頑張っていきましょう。
開けて7月1日、
3月11日の病気療養を正式に追え、NICUに復帰の
大山先生に大変感慨深い1日でした。
星野先生を含め、全員が大山先生に指導医をしてもらった
研修医時代を送っており、全員が大山先生の弟子とも言える
NICUチームです。みんなが喜びを感じる1日でした。
大変様々なことがあった水曜日でしたが、
様々な場所で大山先生の復帰の心強さを感じる、
柏先生と入れ替わりになってしまいましたが、今年度の
リスタートを感じる大山先生の復帰日でした。
自分も肩の荷が少しおろさせていただいた気がして
ホッとした1日でした。
医療者も誰もが病気になることがある人間であることに変わりはないかも
しれません。自分自身も病とともに生きている気がします。病気療養の経験は
医療者にとっても心身ともに仕事の仕方が変わるかもしれない時であり。
ニュー大山先生、前と同じ働き方ではなく、療養を経ての新たな働き方を
チームの中での考えていき、お互いに継続可能な勤務の仕方を支え合って
いけたらと考えています。
ご意見ご感想などいかがでしょうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
下記に参加してみました。
下記クリックするとわかりますが,
それぞれのブログランキングで上位になって |
全体表示
[ リスト ]



豊島先生、連投失礼いたします。
大山先生のご復帰、おめでとうございます。大山先生がご不在の間、豊島先生のご心労もさぞ大きかったことだろうと思います。
医療者も人間ですから、病気にもなるし療養が必要なときもあるし、療養の必要がある家族を持ちながら働くこともあると思います。特に現場への復帰という点では、臨床から離れることを決意して出産し、在宅医療の必要な子供がいる立場になってからは、周囲の理解・協力をいただかないと復帰することは難しいと常々感じています。それでも医療の現場に復帰できる、その人のスタイルで働き続けることができる、そういう支え合いって素敵ですね。それが当たり前の社会になってほしいですね。また、医療者も病気になる・具合の悪いときだってあるということを受け入れられる患者・親でありたいと思っています。
2014/7/5(土) 午前 10:48 [ はるはは ]