がんばれ!!小さき生命(いのち)たちよ

9年間ありがとうございました。2019/8/31に https://nicu25.blog.fc2.com/ に移行しました。

全体表示

[ リスト ]

困った顔

「ニュースサイトの転載」はサービス終了になりました。

STAP細胞のニュースをテレビで見ました。
検証実験チームの記者会見をみてその答える態度に
科学者と何だろうかと改めて様々に考える気もしました。

テレビの記者会見の中では
STAP細胞の可能性を尋ねられ
「宝くじが当たる可能性をのべらない」と比喩されていました、
宝くじの当たる可能性は当選数が事前に決まっている訳ですから
<当たる可能性>は算出されているものだと思います。
この例えは少しどうかなと思いました。

「科学には時としてその人しかできないことはある」
という言葉もありました。

医学も医科学という側面もあります。
誰かしか出来ない技術とかもあるのですが、それは
科学というべきか技術と言うべきか迷う部分があるかなと
思いました。
「誰かしかできない科学」というよりは
「誰かしか出来ない技術」というほうがしっくりくる
気がしました。小保方さんしか出来ない状況だと
それは技術であり、誰にでもできるような
方法を明示してこそ科学論文として
世界的に発表する段階になると思えます。


自分も上記の記事の門間教授の基で14年間、
動脈管に関する実験参加をさせていただいてきました。

未熟児動脈管開存症の診療につながる新知見の
基礎研究の英語科学研究を
これまで5本書かせていただき、現在も執筆中です。

論文は
<背景><目的><方法><結果><考察><結論>
という流れで書きます。

この<方法>部分の書き方は
医学研究の精神を伝えてくださった恩師の門間教授には
「世界中の誰かがこの実験を再現したくなったら
それができるようにするために、再現方法を公開
するのが<方法>を書く姿勢ですということを
伝え続けていただきました。

STAP細胞がある、ないを越えて、
同じ装置をもつはずの同じ施設の
科学者が再現できない現状は<論文の方法>
部分の執筆が不十分だったと言わざるを得ないのかなと
思いました。

「STAP細胞」はないのかなと正直思いつつ、
それでも、発表当時に医療現場で恩恵を受ける
人たちの想いを考えると「STAP細胞」が
あって欲しいと願っても居る自分です。

信じる、信じないでなく、<根拠>と
なる<方法>と<結果>が示せなければ
科学ではないと思いつつ。。。

イメージ 1
木曜日の新生児集中治療室(NICU)です。木曜日は9時までは
NICU卒業間近のお子さん達へのサポートを医師・看護師で
確認し合う朝の回診があります。

イメージ 3
そして、9時からは
NICU卒業生のフォローアップ外来を担当している自分です。
夏休みだけに小学生や中学生になったNCIU卒業生のお子さん達との
再会も多かった1日でした。

たくさんの患者さんとなる8月の外来でしたが、
それぞれのお子さん達の成長や発達との再会や
御家族とお話しできることを嬉しく感じる1日でした。

NICUで月単位の集中治療を過去にお受けになった
早産低体重児、生まれつきの様々なご病気のお子さん、
妊娠・出産にまつわる状況の中で具合が悪くなって治療を要したお子さん達の
その後の就園や就学などを見守らせていただいております。

猪谷先生が在胎週数が若い早産児のフォローアップ外来は
豊島先生のところが一番多いと伝えてくださったこともあり
台湾NICU視察団の方々も代わる代わる見学してくださっていた
先週のフォローアップ外来でした。

イメージ 5
低出生体重児で心臓手術を受けたその後のお子さん達も
多くを、新生児医療と小児心臓疾患治療のコラボレーションの
その後をお子さん達の笑顔や御家族の言葉などから
追体験していただいた外来になったとも思います。

イメージ 4
4ヶ月以上早産だったお子さん達のその後の姿や御家族の
外来での伝えてくださるメッセージを一緒に関心をもって
聞いてくださっていました。

イメージ 2
療育センターや保育園や幼稚園の様子などを御家族それぞれが
それぞれの方法で伝えてくだろうしてくださっている。

イメージ 6
パパさんたちが多く外来で意見交換している様子が
印象的だったという感想もお聞かせくださいました。


イメージ 8
毎日の夕方、第3会議室で誰かが台湾NICU視察団の皆さまに
ミニレクチャーや意見交換の場を創っているのですが、
木曜日は柴崎先生と小児科後期研修医(ジュニアレジデント)
の池田先生が志願してくださいました。

早産児や低酸素虚血性脳症に対する低体温療法や
NICUの感染対策、NICUにおける鎮静治療などに
ついて事前に質問事項を頂いていたのでそれを
叩き台に意見交換の会になっていました。

英語が堪能な池田先生の存在は私たちにとっても
台湾メンバーに取っても心強い志願でした。

イメージ 9
早産児に鎮静をしている当院ですが、それにはいくつかの
注意点もあり、過剰な鎮静になると弊害もあるので他施設や他国で
<やらないといけない治療><やるべき治療>とは思っていないと
言う部分を伝えてくれた柴崎先生ですが、台湾の人たちは
診療成績が極めていいと感じてくださった台湾の人たちは
<適切な鎮静>はいいことをしているのではないかと思えると
いい熱心に質問してくださっていました。


イメージ 7

<科学>といえるか?
<技術>といえるのか?
<どの施設でも同じようにいいことが起きると言えるか?>
この部分は難しく感じつつ、それでも台湾の人たちにも
一緒に科学的な根拠を検証していただけたらと思いつつ
意見交換していたように思えます。

イメージ 10
大変長い時間にお呼び意見交換会でした。国を担って
横浜にきてくださっている皆さまで、1日1日、1時間1時間を
大切に他国の医療を吸収しようとする御姿勢に自分たちも
大変刺激を受けた気がしました。

イメージ 11
他国の同世代の医師との交流は医師としての研修や専門医を目指しての
モチベーションの向上にもつながるだと池田先生の姿をみていて
感じていました。異文化コミニケーションを後輩世代の先生方にも
大切に感じてもられたらと思いました。

イメージ 12
木曜日で一足先に帰国する必要がある看護師さんもいたので
台湾と横浜の新生児医療の交流の記念撮影です。
お互いのためにこういう交流を密にしていけたらという
願いと約束をした木曜日の晩でした。

論文など世界とつながる部分ももちろん大切ですが
こういう風にフェイストゥーフェイスで気持ちや願い、
技術を共有するということも大切に改めて感じました。

ご意見ご感想などお寄せくだされば
嬉しく感じます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
下記に参加してみました。
下記クリックするとわかりますが,
それぞれのブログランキングで上位になって
いました。
みんなで身近に感じてもらえるきっかけを作れたらと
思います。下記のどれかにクリックしていただけると嬉しく感じます。

医療情報ブログランキング参加用リンク一覧 未熟児育児ブログランキング参加用リンク一覧                   

閉じる コメント(2)

顔アイコン

そういえば昨年の川滝先生のエコーの時も留学生の方がいらっしゃったと思います。お互い会釈しかしませんでしたが、一生懸命学んでいたようですね。ウチの子のエコー画像も国を超え誰かの記憶となり、経験となっているのかと思うと勝手に国際貢献した事にしておきます
(笑)

2014/9/1(月) 午前 1:25 [ 隆ママ ]

顔アイコン

隆ママさん,メッセージありがとうございました。確かに昨年,台湾から胎児エコーの短期留学生いましたね。上記のお言葉,その通りだと思いました。いつもこのブログに心をお寄せくださりありがとうございます。

2014/9/2(火) 午後 0:13 [ NICUサポートプロジェクト ]

開く トラックバック(1)


.
NICUサポートプロジェクト
NICUサポートプロジェクトオフィシャルブログ
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
検索 検索
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

ブログバナー

過去の記事一覧

標準グループ

登録されていません

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事