がんばれ!!小さき生命(いのち)たちよ

9年間ありがとうございました。2019/8/31に https://nicu25.blog.fc2.com/ に移行しました。

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日曜日は,厚労省のプロジェクトで
岡山県倉敷に朝一番で出張でした。

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大変素敵な病院全体の雰囲気を感じる
のテラスのドトールで朝食をとりました。

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院内に緑がたくさん、そして、癒しを醸し出している
気がする倉敷中央病院です。迎えにきてくださった
PDAガイドライン以来、存じ上げている
尊敬を感じる後輩世代の先生の
徳増先生にお迎えにきていただき大変近代的で大きな
新生児集中治療室(NICU)にご案内いただきました。

ご訪問の理由は
の活動の一環です。

このプロジェクトは、2006年の日経メディカルオンラインの記事
のような全国のNICU診療の質向上,
施設間差異や地域差を減らしていく方法を
多施設で探していこうというプロジェクトで
厚労省から指定研究プロジェクト
として継続しています。




\?\᡼\? 17
上記の周産期医療質向上プログラムを全国各地で導入して
その後もお互いの質向上を観察・支援し合っていくものです。
趣旨に賛同してくださった40施設のNICUを前期群と
後期群に分かれていただき,昨年度までの3年間で
前期群の20施設にこの質向上プロジェクトを導入のお手伝いに
全国23施設のNICUを訪問させていただいた自分でした。

東京女子医大,神奈川こども,福島県立医大のテスト介入を経て,
前期群の信州大,横浜労災,名古屋第1赤十字,浜松医科大,
大阪府母子,愛染橋,県立広島,久留米大,埼玉医科大総合医療センター,
石川県立中央,高槻,成育医療センター,聖隷浜松,名古屋第2日赤,
北野病院、鳥取大学、秋田赤十字病院,高知医療センター
などに訪問してきた自分の2年間を
このブログでも報告させていただいて
きました。

全国43施設のNICUの医療スタッフの皆様の尽力と協力で
プロジェクトは頓挫することなく,今年度からセカンドシーズンとも
思える,後期群のNICUに質向上プログラムを導入
が先月から開始となりました。
市立豊中病院、広島市民病院に続いて
セカンドシーズンの3カ所目の
倉敷中央病院でした。

この質向上プログラムのキックオフミーティングである
施設訪問ワークショップに
参加するために岡山県倉敷市にやって参りました。


倉敷中央病院のNICUスタッフの皆様に
東京女子医大,成育医療研究センター,
岡山医療センター,高知医療センター、
大阪発達総合療育センター,神奈川県立こども医療センターの
スタッフが施設の垣根を越えて集まっての倉敷中央病院NICUの
質向上を考えるワークショップの開始でした。

【病棟回診】
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日曜日に関わらず、活気のあるNICUの雰囲気でした。
以前訪問したときは古い建物のNICUだったので
新しくなったNICUにこられたことを嬉しくも感じました。

近代的なNICUの中で穏やかで優しげに働いている
気がしたNICUの医師・看護師さん達の醸し出す
雰囲気を素敵に感じました。

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まずは,現場をみんなで視て,NICUの状況を共有しようという
趣旨の病棟回診からスタートです。

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倉敷中央病院のこのプロジェクトの
担当者の上田先生,井上看護師さん,部長の渡部先生が
病棟を案内しながらワークショップで話しあう話題
についての診療状況を他施設からの
メンバーにお伝えくださいました。

大変興味深く感じるNICUの中での情報交換と意見交換でした。

【ワークショップの開始】
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病棟での話しあいはどうしても
慌ただしくなりがちなので,会議室などで病棟の衣装でなく話しあう
時間も大切かなと考えて,会議室へ移動です。

岡山医療センターNICUのスタッフの皆さまも多数加わって
くださり、チーム岡山の雰囲気も感じたワークショップのスタートでした。

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約7時間のワークショップのために休日を費やして
多くのNICU医療者で新生児医療を話し合った時間でした。

私は司会進行役を担当させていただきました。

「倉敷中央病院には自分が新生児専門研修医だったときの同期だった
尊敬する兄貴分の渡部先生がいて、ガイドライン作成などで力を合わせて
きた徳増先生がいて、短期研修の指導医を過去にさせていただいた松尾先生
や上田先生がいて、身近に感じてきたNICUです。

今日という1日限りでも,倉敷中央病院の
NICUのスタッフになったつもりで一緒に診療の質改善を考えさせていただきます。
現場のスタッフが自分達のNICUのいいところや課題をみんなで感じながら,これから
2年間とかで改善していきたいことをみんなで共有し,その改善のための作戦を
考えることのお手伝いをするつもりで広島にきました」
というご挨拶をさせていただきました。

2年間の前期群の
19施設の取り組みを拝見してきた自分達としてはこのワークショップの
位置づけやワークショップですべきことが2年前と違って
意識しながらワークショップを出来るようになってきたがする自分達です。

【診療プロファイル報告】
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全国の早産児の診療データベースからみた自施設の治療成績や
得意な診療分野,課題となる診療分野などを本部の西田先生
から報告させてもらう時間です。

データベースなどのデータから導き出される
自分達のチームの診療の現状や課題,
特徴を実感してもらう時間と思います。

【患者さんの振り返り、施設の診療方針の振り返り】
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データベースだけみていても現場の状況がわかりづらい
部分に関して、倉敷中央病院の高橋先生や上田先生からの報告でした。

ケースレビュー、施設の管理方針の振り返り、
なんとかできなかったかなという想いが残る患者さんの
診療報告などがありました。

チームの診療レベルの高さとともに
患者さんとご家族への想いが伝わってくる
共感を感じる倉敷中央病院のNICUスタッフの皆様の
言葉に感じました

学会のようにうまく診療できた患者さんの報告とは違う、
自分たちでよりよく診療できなかったかと思える患者さんを
みんなで振り返ること、他施設だったらどうしていただろうという
話の意見交換は改善を目指すチームのきっかけになることがある
と実感していた自分でした。

【診療ガイドライン講義】

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倉敷中央病院の治療成績向上のために改善の余地がある診療分野に
ついての,診療ガイドラインの情報提供をガイドライン作成に
携わったメンバーからガイドラインの行間も含めての解説の
情報提供です。昼食をとりながらのランチョンセミナーでした。

今回はガイドライン解説で倉敷に出張してくださる
メンバーが見つからず、自分が司会役と兼ねてこちらも担当させて
頂きました。

先週からガイドライン解説の内容をどうするか
倉敷の担当の上田先生とメールや電話でやりとりしながら
準備していた自分でした。



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ガイドライン解説はより若い世代がしたほうが現場のスタッフには
共感を呼ぶかなと最近感じつつもなるべく難しくならないように
ガイドラインの背景や解説をさせていただきました。

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診療ガイドライン通りやれば、必ず診療成績が上がるとは限らないと
最近はいわれています。診療ガイドラインの情報を踏まえて、自分達の
NICUの診療の見つめ直すという趣旨の時間でした。

診療ガイドラインを医療の現場でどう有効活用するかの方法を
考えているこのプロジェクトともいえるという部分を伝えて
ガイドライン解説の時間終了でした。

【組織/資源プロファイル報告】
午後はチームの性格分析という意味合いもある
「組織/資源プロファイル」の本部
からの報告でした。


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NICUのチーム医療は1人の力(働いた時間、力量、やる気)
グループの力(集団の志向性、コミニケーション能力)などに
大きく関与している。1+1が1.5になったり、4になったりしうる
のが人間のチームという部分があると思います。

自分たちのメンバーやチームをよく知ること、チームの性格や
長所を生かした改善策などを考えていくために自分たちのチームを
見つめ直すためのプロファイリングを行ってくれている本部の佐々木さん
からの報告でした。

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私は、背が低い人達が多いサッカーチームがヘディングで点を
取るサッカーを目指してもうまくいかない。足が遅いメンバーが
多い野球チームが盗塁などを積極的にする機動力野球を目指しても
うまくいかない。チームのメンバーにあったNICU診療を改善する
作戦もあるのではないだろうかと感じています。
そういうことを感じさせてくださるこのプロファイリングの
時間を毎回楽しみにしています。


今回のプロファイルは過去に自分がみた24施設のNICUの
中でも際立っている,<目標達成>などを重視している
看護師さん達のプロファイルということに大変興味深く
感じた佐々木さんと自分でした。

<決められたことをしっかりする>というところを
越え、<目的、目標をしっかり定めてそれを目指して看護を
している>ということがこのプロファイルに現れているのかなあ
とベテラン世代の看護師さん達も多い倉敷中央病院のNICUの
文化を感じた時間でした。

チームの特徴を自覚しつつ,どうチームの
改善行動計画に立案していくかを考えていっていただければと
感じました。

【グループワーク】
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外部の人間が提供できるのは改善のための材料だけであり、
その施設にあった改善策を見つけられるのは現場の人間であるという
趣旨から、改善策を参加者全員で考えるグループワークに移りました。

私が司会として注意事項としてあげたのは
「ベテランや役職などの普段の上下関係をいったん忘れてフラットに
お互いの意見を傾聴し合いましょう。途中でそれは無理とか、わかって
いないというような判断を入れず、ゼロベースでこれからを考えましょう」
ということでした。


自分にとってはこの時間は休憩時間にさせていただき、
昼食を取らせていただきつつ、他のプロジェクトの準備の
時間に費やさせていただきました。

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本部の三ツ橋先生、チューターを買って出てくださった
大阪の和田先生、高知の中田先生、岡山の森田先生などの先生方、
徳増先生、以前の所属NICUですでにワークショップを経験している
上田先生や玉井先生と盛り上げてくださる先生方も多く感じ、
その方々とともに倉敷中央病院の皆さまの前向きな話し合いの
雰囲気を感じていました。

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どの班も順調に話し合いが進んでいたことを感じつつ,
最後の1時間は各グループの改善策の発表会としました。


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各班の改善行動計画を興味深くお聞きしつつ、
改善行動計画に対する意見交換も自分にとっても有意義に感じていました。

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このプロジェクトが奏功したと感じるNICUでの取り組みのことを
ご紹介していた訪問チームでありました。

先に取り組んでいる施設の改善行動計画とその効果などを
伝達できることが増えてきたことはこのプロジェクト自体の
改善かなと思えました。

また、自分が指導したことがある後輩世代の先生方が
その後に選択した研修先でさらに成長されているのを
松尾先生や上田先生の意見から感じ、どこのNICUで
働こうが成長してくださる姿に再度出会えることの
喜びを感じていました。

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グループワークの後は4グループの意見を統合しての
今後の改善行動計画の方向性を話し合う時間でした。
上田先生と井上看護師さんを中心に

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みんなで目指していこうというNICUチームとして
結束力を感じました。

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訪問チームに優しげな御礼の言葉を述べてくださった
渡部先生にありがたく感じつつ、西田先生も
これからも<一緒に考えていきます>という
メッセージで終了の倉敷訪問ワークショップでした。

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ゆっくりしていきたい気持ちがありつつも、
プロジェクト費用を大切にするためにも日帰り原則の
このプロジェクト、倉敷の夕焼けをみながら電車で
約4時間の帰路につきました。

新幹線の中はむしろ集中できる場所と考え、
翌日に依頼されていた講演の準備と週明け締め切りの
原稿書きに没頭しながら戻った新横浜です。

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22時を越えているけどたくさんの人通りがあった
新横浜です。横浜アリーナからの帰りの人の流れの
ようですね。

back numberというバンドの
というコンサートの後のようですね。

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新横浜から弘明寺への25分の地下鉄ですが、
このコンサートのTシャツを着た若者達で
溢れていました。熱気の後を感じる匂いも
強かった地下鉄に乗って弘明寺に戻ってきたの
京都・倉敷への旅の終了でした。

これで終わりでなく、翌日は未知の場所への出張、
勉強会での講演があり、その準備に入りました。
様々な場所でそれぞれの環境の中で頑張っている人たちが
いると感じた3連休の最後の日の話を次回書かせていただきます。


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