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昨日から神奈川県内にある北里大学の大村名誉教授の
ノーベル生理医学賞受賞のニュースに沸く日本ですね。
上記2つの記事の
「世の中に役立つ仕事を一つでも二つでも余計にやりたいと
思って研究を重ねてきた。それが、北里研究所の実学の精神だ」
「研究を経営する」
「実験はいつも長時間に及んだが、つらいと思ったことはない。」
などの言葉が<地道に研究をし続けてきた医学者の
重みのある言葉に思えました。医学の道の奥深さや
何歳になっても探求心を持ち続ける人達の<若さ>
を感じ,こういう人達の存在が医学を先に進める,
人間をよりよく救う方法が積み重なってきた歴史
なのかなと思いました。
自分もこういう医学の歴史の流れの<大河の1滴>
になれたらと思うニュースでした。
木曜日のこども医療センターの
の続きの午後です。
NICU卒業生のフォローアップ外来を終えた後は
そのまま,小児科病棟のカンファレンスに参加。
NICUを退院予定の患者さん達の申し送りをしつつ,
を手渡しつつ,前日のせなくんご家族の様々なお言葉や様子と共に
ハイケア病棟に伝えてきました。
ハイケア病棟にいた小児科研修医の先生の目に止まり,
読んだら涙が止まらなかったという感想を伝えに来てくださいましたが
こういう患者さんの様子やご家族の想いが研修医の人達の
心に灯す想いは大切なんだと改めてせなくん御家族に
感謝を感じていました。
NICUに戻り,繰り返し出生前診断のお話しを
してきたお子さんが元気にご出生してくださったのを
みんなで喜んでいました。気管内挿管がすばやくいったときに
ガッツポーズして一緒に喜んでくださる産科医の先生方の
存在が,コウノドリチームに負けず劣らずの自分達も
団結力のある周産期チームかなと思えていました。
午後からはNICUに復帰して後輩世代の先生方と
診療していた忙しい木曜日でした。
入院もたくさんありましたが,それでも
話し合いは大切で。。。
この日は月に1回の医師・看護師で病棟運営などを
話し合う会議室でゆっくり時間をとってのカンファレンス。
この日は看護師さん達の要望で神奈川県の医療政策
として県庁から県知事に政策提案があったという
NICU改築プロジェクトについて,神奈川県の
政策の方向性やその中でのこども医療センターの
改築にまつわる話し合いの段階,そして,自分が
目指したいNICU改築での想いなどをスライドを
この日のために前晩から準備して講演させて
いただきました。
神奈川県庁の調査では当院は全国の人口の13分の1が
いる,東京に次ぐ神奈川県の
人口の中で産まれる
超低出生体重児の26%,
先天疾患の50%と
どちらも県内で最多の診療数
であるという人口統計などからのデータを基に,
安心してこどもを産み育てられるためには
こども医療センターのNICUの整備が急務であるという
結論を出してくださったようです。
その中で神奈川県からも補助が出ての改築プロジェクト
が進んでいることを伝えました。
現段階での図面や想定される規模を伝えながら,
で提案した内容や
で講演したような内容を含めて,
生後早期から家族で一緒に過ごせるNICUベッドを
母性病棟とNICUの枠を超えて一緒に作っていきたいこと
日内変動を意識した光環境を提供できるNICUベッド
などの構想をお話しさせていたただ来ました。
事務方や設計の方々なども気合いが入って
取り組んでくださっている旨を伝えてきましたし,
県内の重症児の50%近くをみている自分達は
改築といっても診療をやめわけにいかない,,,
工事による受け入れ減少をしないつもりで
工事と診療の両立を目指しているという部分を
皆に伝えた夜でした。
そのためには自分達も働き方や役目を変えていく,
変わっていく必要がありますが,県民の期待を超えていくような
NICUをみんなで目指していきたいという気持ちを伝えてきました。
改築するためには医師も看護師も人員増員が確実な
当院です。
志を同じくする人達の継続勤務と新メンバー集めが
必要となりますが,計画が頓
挫しないようにみんなで夢見ていけたらと思う時間でした。
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