がんばれ!!小さき生命(いのち)たちよ

9年間ありがとうございました。2019/8/31に https://nicu25.blog.fc2.com/ に移行しました。

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の続きです。

今回の九州新生児研究会は山口県で開催でした。
山口県は2008年に下関で開催される周産期医療の講演会
におよびいただいたことがあったのですが
自分の人生の中で一番驚くくらい会場いっぱいの医療者のかたが
集合してくださっている会場でお話させていただきました。

これは音楽コンサート?と思えるような多くの参加者と
その熱気に驚きました。こういう会場で医療系の講演を
させていただいたのは後にも先にも山口県だけです。

そのときにお呼びくださった産婦人科の先生が
おっしゃっていたのは「都会と違って、地方で
周産期医療に頑張っている医療スタッフは情報に飢えているし、
他の場所から講演者をお呼びする講演会があればその機会を
大切にして、例え、その晩の夜勤があったり、当直開けであろう
とその学べる機会を大切に集まるものです。。。」という
言葉を印象深く感じています。

都市部では、講演会や研究会などに参加する気になれば
しょっちょうやっている分、山口県の皆様のような一期一会を
大切に同じ空間で言葉を聞こうというような
気持ちを持ちづらいのかなと
その時、以降感じ続けていました。

8年ぶりの山口県、懇親会では山口の新生児医療に携わる
たくさんの医師や看護師の皆様とたくさんお話しできて嬉しく感じました。
昔、神奈川で一緒に働いた看護師さんが山口で今は
働いてその再会も嬉しかったですし、山口という地域と仲間を
大切に、先輩医師に憧れて新生児科医になろうと思ったという
数珠つながりのような縦の絆を大変素敵に感じていました。

大変雰囲気のよい、山口県の新生児科・小児科のチーム力を
今回実感しました。皆、優しくて、実直でいい素敵な笑顔の
人達が多いなと思えていました。

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今回、自分の山口での訪問のサポートを細やかなお気遣いでして
くださった寺地先生には同世代で、地方の新生児医療を大切に守っている
新生児科医の矜持を感じた自分でした。
日本の新生児医療の成績が世界有数なのは
機会が最先端な訳でもなく、特別いい医療をしているわけでもなく、多分、
各地域に目の前に生まれてくる赤ちゃん達をその場所で出来ることを
尽くしているNICUスタッフが各地にいるからなんだといつも思えていますが
山口県でも改めて感じました。

寺地先生と今回、お話しする時間がたくさん合ったことは
自分にとっても大変心地よく感じる時間でした。
寺地先生がつたえてくくれた
「豊島先生は<新生児医療の教育者>なんだと思ってきた」
という言葉が今回、自分の中に様々な気づきをくださった言霊でした。

研究会などにいくとどうしても臨床医としての経験や研究者としての
成果を伝えないといけないかなと思えてしまうのですが<教育者>という
言葉が意外に感じつつ、
大学などで働いていない自分をそう感じて下さることを
ありがたく嬉しくも思えていまし、そうありたいと想いました。

萩本陣という宿泊地で温泉につかったり、
深夜2時まで多くの九州の皆様と酒を酌み交わしながら語り合った
翌朝、久しぶりに2日酔いのような気持ちでしたが朝7時に起きて
温泉に入って朝8時に迎えに来て下さった寺地先生達と合流して
出発でした。

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萩焼の窯元にまずはお連れいただきました。

寺地先生と一緒に日曜日を費やして
萩市内をご案内するために来て下さったのは
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で出会った山口大学の木村先生、

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で出会った河本先生でした。


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木村先生と河本先生と一緒に萩焼に挑戦させていただきました。
はじめてのことが上手く出来ない、手先が不器用な自分には
木村先生と河本先生の手先の器用さがうらやましく感じていましたが
大変、貴重な経験でした。ろくろを回すこと、こんな風に
器ができることを知り、これから器をみる気持ちが変わって
くる気がしましたし、萩焼の色の美しさをやってみて
改めて実感する機会になりました。

後日、釜焼きで出来た世界で1つの
自分の作った萩焼を送って下さることで
今から楽しみにしていたいと想います。


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その後は、木村先生と河本先生と3名で松陰神社にいきました。
幕末の歴史小説が好きな自分にとっては聖地と言える場所です。

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<花神>という小説が特に好きな自分にとってはこの場所に
これることが今回の出張のプライスレスな機会に思えていました。

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身分を越えて志をもった若者が集まり学び合ったとも感じる
松下村塾ですね。神奈川のNICUで
松下村塾や適塾のような学び会う場所にしたいと思えていることを
二人に伝えながら、先人達のいた場所に想いを馳せていました。


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松下村塾の広くはないし、設備が整っているわけでもないけど
なぜか、熱気があるのを感じるような学舎をみながら
新生児学の学問の学び方について木村先生と河本先生
と語り合うような時間になったと思いました。
大変楽しい時間でした。

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この場所に様々な吉田松陰の名言が刻まれています。教育論の
ような言葉が多いですね。学問を学ぶ姿勢、学問を伝える側の
姿勢など、現代の私達にも腑に落ちる言霊がたくさんある気がしました。


昔、上記の格言集みたい本の感想を書いたことがありますが
上記には書かれていないような言葉も多く伝えている博物館だと思います。

木村先生と河本先生と新生児医療の昨今のガイドラインなどに
つながるねと話した格言が印象に残りました。

「経書(けいしょ)を読むの第一義は、聖賢に阿(おもね)らぬこと要なり。
若(も)し少しにても阿る所あれば道明らかならず、
学ぶとも益なくして害あり。」
という言葉です。

意味は
「教科書(ガイドライン?)を読むに当たって最も大切なことは、
聖人賢人(根拠?)にこびへつらわないことである。
少しでも媚びへつらう気持ちがあれば、
教科書(ガイドライン?)を鵜呑みにし、
学問の道を自分なりに究めることができないだけでなく、
学んでも益がないばかりか害さえも生じることである」
だと思います。

教科書やガイドラインは過去やこれまでの医学の歴史を
受け継ぐ者であり、その先の学問を考えていくたたき台に
過ぎないということを考えていきたいねと二人に話した自分でした。

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昭和な感じ、蝋人形で吉田松陰の歴史を振り返るこの
館も雰囲気がありました。

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江戸末期に九州から東北まで見聞を広めようと歩いたり、
鎖国の外をみてみたいと黒船に小舟でのりこもうとした吉田松陰の
人生を蝋人形で追体験できます。

今月は移動距離1000キロ越えているのではないかと
神奈川で指摘された自分でしたが、新幹線やら飛行機がある
現代の移動なんて、自分の足や小舟で他の地域に行こうとした
人達の行動力に比べれば自分を惜しむことでも無いなと思えた
時間に感じました。

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疲労困憊気味で山口入りした気がしたのですが
萩の空気の中で頑張ろうという気持ちをいただいた気がしました。

この後は寺地先生と
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で素晴らしい講演をお聞かせ下さった復元納棺師の
笹原様達と合流して萩でお勧めのお寿司屋さんに
お連れいただきました。

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びっくりするくらいおいしいお寿司でした。

そして、寺地先生と復元納棺師の
笹原様と直接お話しする機会を得て、
たくさん共感しましたし、グリーフケアよりグリーフシェアと
想いたいという気持ちを伝えたら、大変共感して下さり
場所や役目は違えど同じ志を感じる皆様とのご縁を
ありがたく感じていました。

自分は笹原さん達より一足早くの帰路につきました。

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萩市から山口宇部空港まで送ってくださった木村先生と
河本先生に感謝しつつ、
お互いのそれぞれの場所で頑張りましょう。

また会える日までお互いに頑張りましょう
とお別れしたときでした。


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山口滞在はちょうど24時間でしたね。
前回同様に印象深い、人生2度目の山口の旅でした。

山口の皆様、
一緒に時間をお過ごし下さりありがとうございました。

ご意見ご感想などおよせくだされば。。。
と思います。

コメントでなくても毎日,下記をクリックしてくださっている
皆様にも新生児医療を社会に伝えるお手伝いをしていただいている
と毎日感謝しています。ありがとうございます。
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豊島先生、こんばんは(*^^*)「おいでませ、山口へ」!ついにいらっしゃったんですね〜嬉しいです。
私も去年訪れた松下村塾や松陰神社、地元の山口宇部空港の写真を懐かしく拝見しました。萩焼の体験をされたんですね。貴重な機会でしたね。作品がお手元に届いたら、是非ブログにアップしてください。山口のお寿司は美味しいでしょう。私も地元に帰る度に必ず食べるのはお寿司でした。月末に両親が神奈川に越してくることになり、もう冠婚葬祭以外では帰れないと思うととても寂しいです。地元の素晴らしさは、離れてみて改めて気付くものですね(^^;
出張続きでお疲れになったことと思います。少しでも体を休めて下さいね。

2016/6/4(土) 午後 11:58 [ きょうちゃん ]

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> きょうちゃんさん、読んでくださりありがとうございます。きょうちゃんさんやめいちゃんのルーツとも思って訪問してきました。山口は他社の考えをしっかり聞こう、読もう、心寄せよう、という姿勢が街全体にあるように感じてきました。せかいでたったひとつの自分で作った萩焼、是非アップしますよ。お寿司はびっくりするくらい美味しかったです。自分が好きな大村益次郎さんは、幕府の教授方の話よりも、長州の街に戻ることを望んだという気持ちに触れた気がしました。いい街ですね。いつかめいちゃんやお姉ちゃんと一緒にまた、行ける日が来ますよね。近すぎると見えないこと、離れるから見えてくること、そういうことがあるのが人生かなといつも思っています。いつの優しいお言葉ありがとうございます。

2016/6/5(日) 午前 9:31 [ NICUサポートプロジェクト ]

豊島先生、初めまして。
コウノドリでこちらを知って以来、毎日のようにブログを読ませていただいています。子どもと関わる仕事をしている者として、また母としても勉強になり、考えさせられることが多くあります。
今回のブログに出ている河本さん、学生時代の同級生でビックリしました‼︎学生時代の彼女は、何事に対しても真面目で、誰に対しても温かくとても丁寧でした。変わらない彼女の笑顔をこちらで拝見でき、また新生児科医として活躍していることを嬉しく思いました‼︎
これからもブログ読ませていただきます(*^^*)

2016/6/7(火) 午前 0:33 [ aka***** ]

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> aka*****さん、<毎日のように読んでいる>とお伝え下さりありがとうございます。河本先生と同級生なのですね。ご縁ですね。<何事に対しても真面目で、誰に対しても温かくとても丁寧>という印象は自分も同じです。山口県は河本先生をはじめ、若手の先生方の雰囲気が明るく前向きで優しくていい感じですよ。また、河本先生が登場して下さるときあると思いますのでその時を一緒に楽しみにしていただけたらと思いました。

2016/6/9(木) 午後 3:08 [ NICUサポートプロジェクト ]


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