がんばれ!!小さき生命(いのち)たちよ

9年間ありがとうございました。2019/8/31に https://nicu25.blog.fc2.com/ に移行しました。

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NICUメディカルスクール:それぞれの夢や目標を応援しあえるNICU目指して
に続いて先週の金曜日のことを書かせていただきます。

この日はジュニアレジデントの勝又先生・飯田先生の研修終了
だけでなく、台湾早産児基金でNICU訪問してくださった7名の
台湾のNICUスタッフの皆様の訪問終了の日でもありました。
5日間、行動を共にしてきた自分には淋しく感じつつ、
大切にしたいと思える1日でもありました。

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小児循環器科と新生児科の合同回診に参加してくださり、

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日本では慢性肺疾患予防の十二指腸チューブを挿入しているNICUが
多いのですが、これは世界的に見て標準的な治療ではないと思うので
下風先生に紹介してもらいました。予想通り、驚き、関心をもって
くださった皆様でした。

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この日は毎月1回のNICU卒業生の外来継続カンファレンスで
NICU卒業生の外来診療に関わる医師・看護師・理学療法・
作業療法・言語聴覚・臨床心理士・保健師などが集合する
多職種カンファレンスの日でした。


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そのカンファレンスに参加してくれていた台湾の皆様でした。
NICU卒業生のその後の発達や生活を漢字を頼りに少しでも
理解しようとしてくれていた台湾の皆様に感じていました。

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このカンファレンスの後は台湾早産児基金が国に
NICU卒業生の早期療育の支援を伝えるために作成したという
20分間の動画に江原先生が字幕とつけてくださった
動画の上映会としました。

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この動画、いつかこのブログで紹介したいと思う感動的な
ものでした、ドキュメンタリー映画をみているような
日本でも台湾でも気持ち通じる思いを願いを感じる素敵な
上映会でした。

早産児の命が救われる機会だけでなく、
「早産児に2度目のチャンス」、
よりよく生きていくための療育の支援を国を挙げて
していこうというメッセージ性を感じる動画です。

世界的に救命率は高いけど、NICUのフォローアップ外来の
受診率は低いという日本の現状は、早産児達に2度目のチャンスを
提供できている国と言えるだろうかと自問自答していました。

台湾早産児基金の願いを感じて
胸が熱くなりました。

最終日ですので
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ドクターカーを見学しつつ、迎え搬送や三角搬送のことを
話し合いました。

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チアノーゼ(低酸素血症)があるときはこのドクターカーで
産院などにいって、総肺静脈還流異常症や完全大血管転換症などの
心臓病があるときは当院に戻り、心臓病がない場合は近隣の重症度に
あったNICUに三角搬送すると伝えたところ、
総肺静脈還流異常症や完全大血管転換症などの診断はみんな出来るのか?
という質問を受けました。

昔は限られたドクターでその往診診断をしていたいたが、最近の
国内留学の先生方はほぼ見逃しなく、現地で診断してきてくれる
それだけでも新生児科医の心エコーの診断能力はこの10年で
確実に進化しているかなと伝えたところ、素晴らしいといって
くださった台湾の先生方でした。

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5日間で病院の中で見学していないところを聞き、
南養護学校を案内しました。授業の様子をチラッと見させていただき
つつ、理学療法室や言語聴覚室などを案内していきました。

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重症心身障害児施設もご案内しました。ちょうど、重心施設にも
出張の授業の時間でした。先生達が音楽に合わせて1人1人に
声をかけ、拍手しながら授業をしてくださっている様子を
自分も見学できてよかったと思う時間でした。台湾の皆様も
感じるところがあった重心見学だったと思います。

重心施設のお子さんの教育を担当して下さっている先生方の
様子に命を大切にするという意味を改めて伝えてもらった気もしました。

自分は台湾の先生方に、
「重心施設や在宅医療を担当する医師は、その前提として
NICUや小児の集中治療を学ぶべきという言葉があったが、
その逆も真であり、重心施設や在宅医療のお子さんと御家族の生活
について知らないで新生児医療ばかり究めようとするのもどうかなと
思えている」という気持ちを伝えたところ、共感したように
頷いて下さる台湾の皆様との関わりの時間でした。
日本の新生児医療だけでなく、その後の医療や教育の様子を
感じて帰っていただければと思う時間でした。

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毎日、お昼を一緒にしていて最後に何が食べたい
という話になり、広浜の海鮮丼、天ざるそば、親子丼が
人気でしたね。こうやって食事できるのも最後かと
思うと淋しくも感じました。

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昼食後の記念撮影、看護師さん達とです。

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午後は看護師さんはNICUの見学、

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医師は柴崎先生にMRI検査の話をききつつ情報交換です。
極低出生体重児全員にMRI検査をしていることに驚き、
また、無鎮静でMRIをとることが多いことなどに関心をもって
聴いてくれていましたね。

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さらにその後は川滝先生に心臓病の胎児診断についてのレクチャーを
お願いしました。

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神奈川県の胎児心臓病の診断の現状、単心室系は9割以上、
完全大血管転換症でも5割、総肺静脈環流異常でも2割5分
くらいは胎児診断の上でお誕生になっていることを伝えつつ、
日本の中でも診断率には差違があり、誰かがとりくまないことには
診断率は上がらない分野であり、台湾とも連携して一緒によくしていきたい
という部分を伝えて下さるような講演だったと思います。

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夕方は多診療科・多職種の出生前診断のカンファレンスに
参加、台湾の方々に通訳しながらの時間でした。

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神奈川の胎児診断の現状や若手産科医の頑張りを
感じてもらえる機会だったと思いました。

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そして、5日間のNICU訪問の終了となりました。

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自分と一緒に通訳係をしてくれた伊藤先生、伊藤先生に
感謝してくれている台湾の皆様ですね。こういう出会いやご縁が
未来の台湾と日本の連携のきっかけになればと思います。

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最後の記念撮影です。
台湾とか日本とか、言葉の壁とかを越えて
同じ想いを感じる人達との集合写真を心強く感じる
時間でした。

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台湾の皆様を見送って、NICUに戻り、
ゆうのさんとママさんの風景に和ませていただきました。

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夜は看護師さん達のカンファレンスでNICU電子育児応援手帳についての
構想の話をさせていただきました。このことはまた、改めて
書かせていただきます。


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入院が多かった1週間、台湾の方々のご案内もあり
それぞれにさらに忙しい時間を乗り越えて下さった皆様、
それぞれの感謝と労いを感じた夜です。

皆様、それぞれにお疲れ様でした




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夢や希望を持った後輩世代の先生方が集いつづけてもらえる
ようなNICUチームになっていけたらと思っています。

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