がんばれ!!小さき生命(いのち)たちよ

9年間ありがとうございました。2019/8/31に https://nicu25.blog.fc2.com/ に移行しました。

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先週水曜日はいつもより早起きして
大阪に日帰り出張してきました。

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インターネットを利活用した医療連携に取り組んで
成果を上げていらっしゃる
のお誘いを受けて、神奈川県の未病プロジェクト
一環として取り組ませていただいている
NICU電子育児応援ナビゲーションシステムへの取り組み
についての講演のご依頼を受け、インターネットを活用した
医療連携に取り組んでいらっしゃる医療者や企業の方との
交流や連携のきっかけになればと考えて大阪までいって
参りました。

アナログ人間の自分ですのでシステムエンジニアの皆様に
向けて講演することに不安を感じ、このプロジェクトのために
当院の非常勤になってもらった盛一先生と一緒に講演させて
いただきました。

プログラムは以下でした。
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大変多くの方がお集まりの活気のある勉強会でした。

インターネットを活用しての医療情報のプラットフォームを
整備して5年先、10年先の医療にイノベーション(革新)を
もたらせたらと言うビジョンを感じるインターシステムジャパン社の
皆様と沢山お話しできて自分も希望を頂いた勉強会でした。

留守番して下さった皆様への報告としては、自分が他の講演者の
皆様の講演からもたくさんの学びがありました。

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これまでのインターネットを利活用した医療連携の歴史や
国内、国外の取り組みの成果や課題を知りました。

医療技術は日進月歩であるが、それに社会システムが
ついて行けていないのではないか、インターネットは
健康寿命につなげるためにどう日本の社会システムが
変わっていくかの中で役割がある。

社会の中で医療を考えるツールとしての
インターネットの利活用という部分が共感しました。


インターネットの医療における利活用は世界的に見ても
まだまだ成功例は多くないのかなと思いましたが、
日本の限界集落におけるインターネットシステムの
利活用には確かに意味があると思えました。

これまで行政が音頭をとって施行して
日本での成功例はない。。。医師会や現場の医師の
取り組みがあってこそ成功しているという言葉がありました。

また、システムを作っても現場が使おうと思えない限り
有効活用にはならない、行政任せ、行政の指示待ちだと
進まないということも気づかされた気がします。

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イギリスでインターネットを活用した医療連携システムを
地域に導入した結果、がん患者においては病院において
有終を迎える人達が減って、自宅やホスピスなどで有終を
迎える人が増えたという話が大変関心を覚えました。

このブログでも感じましたが、インターネットは
もしかしたら、有終を迎えるかもしれない患者さんと御家族の
生活や精神的支援ができる可能性があるのではないかと
改めて感じていました。

日本はインターネットの医療への活用において
先進国とは言えず、その理由として
費用対効果を示すのが上手でないこと、行政からの補助金がある
間は出来るが補助金がなくなると立ちゆかなくなるという
実情なども知りました。

「<経済効果>を示せない限り、継続性は
ない」という言葉が印象的でした。

効果を示すこと、補助金便りにならず
お金を掛けずに効率的にやっていく必要も
感じました。

自分は病院の倫理委員会で個人情報保護のことで
話し合いをしてきましたが、
「IDをふるから個人情報保護の問題が出てくる。
IDをふらずに情報管理する」ことを取り組んでいる
国があると言うことを興味深く感じました。


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インターシステムズジャパンやメディカルアイの取り組みなどの
成功例を知ることが出来、参考にもなりました。

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インターネットを利活用して社会や医療を良くしていきたいという
情熱を感じる方々の講演を聴けた気がしてそう言う人達の出会いが
ありがたい機会にも思えました。

様々な地域医療での医療者間の情報共有や業務負担の軽減、
患者、家族の満足度の向上などを成しえないかを様々な側面
からの取り組みは聞いていて、周産期・小児医療への応用の
ヒントも沢山頂いた気がしました。


自分の講演は自分はまずは新生児医療を知ってもらおうという趣旨で
命の授業や講演などで話している内容をコウノドリの動画などを
交えて少し話した上で、

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NICUフォローアップ外来を担当していて
感じていることをお話ししてきました。






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こどもたちの
未病(それぞれの健全なる成長や発達)を見守るためには医療・福祉・
療育・教育などの連携に活用できるようなナビゲーションシステムを
創りたいので連携や支援をお願いさせていただきました。


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一緒に講演をお願いした
盛一先生の講演は素晴らしく、盛一先生をこのプロジェクトに
スカウトしたいと思った自分の直感が正しいというか、天啓の
出会いになっていると思えました。
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医療者とシステムエンジニアの職種を越えた
通訳・相互交流を円滑にしてくれている盛一先生の
能力を改めて感じました。


出生体重がどんどん減り続けるというような日本の現状
だが、日本の新生児医療は世界一救命率が高い。
医療者は神様でないから小児医療の患者さんは
綺麗さっぱり治るわけでなく、慢性的な医療を受ける状況で
生きていくことになる。

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成育医療研究センターで小児慢性疾患の支援のために
取り組んで着ることと、日本の中でも病院・施設・学校が揃う
という神奈川県立こども医療センターだからこそ出来ると
思える取り組みがあると言うことを伝えて下さりつつ、
システムエンジニアの皆様に連携・改善のために必要な
提言などをしてくれていましたね。

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電子カルテをマイカルテにしても利活用は出来ない、
オーダーリングシステムからサマリーシステムとして
していくべき部分などを伝えて下さっていました。

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1日参加して、医療のイノベーションにつながる可能性がある
こと、医療者だけでなんとかせず、この会に集まるような方々との
連携がさらなる医療の質向上、日本の社会の未来を
よりよくしていけるのではないかと思える人達との
出会いにも思えました。

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近代的な雰囲気が漂う大阪駅の夜景を綺麗に感じながら
心配なNICUの赤ちゃん達もいるのでこの日は日帰りで
横浜に戻りました。

赤ちゃん達の医療情報、ライフログについて
社会的に共有してサポート体制をよくしていきたい
自分です。これからも多くの方と一緒に考えて行けたらと
思っているのでご意見やご感想などお寄せ下さると
ありがたく感じます。

ご意見ご感想などおよせくだされば
心強く感じます。


コメントでなくても毎日,下記をクリックしてくださっている
皆様にも新生児医療を社会に伝えるお手伝いをしていただいている
と毎日感謝しています。ありがとうございます。

以下でブログ更新をお知らせるようにしました。
NICUサポートプロジェクトTwitter
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
下記に参加してみました。
下記クリックするとわかりますが,
ブログランキングで上位になって
いました。
みんなで身近に感じてもらえるきっかけを作れたらと
思います。下記のどれかにクリックしていただけると嬉しく感じます。
(スマホの場合はパソコン版にした上でクリックが必要のようです)
医者・医師ブログランキング参加用リンク一覧 未熟児育児ブログランキング参加用リンク一覧

     

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豊島先生

先日はご多忙の折、わざわざ大阪まで御足労いただき、ありがとうございました。
聴講者の方々のみならず、弊社社員もNICUの実情について、より深く認識する事が出来、何かしなければと言う思いになりました。

当日「Our Passion」と言う部分で触れました弊社Kathleen Allerもお客様の課題を解決する際に、テクノロジーだけではなく、医療のわかる方を如何にして巻き込むかが重要と社内に説いています。

私どもは、IT業界に携わる者として、その使命を全うしていかなければならないと、今回のご講演を通じて思いました。

前を向いて進んでいくために少しでもお役に立てればと思います。

引き続きご指導頂けましたら幸いです。

宜しくお願いいたします。

InterSystems 南部

2016/11/17(木) 午後 6:19 [ nic*the*tri*p*r ]

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> 南部さん、メッセージ嬉しく感じました。素敵なメッセージありがとうございます。自分は「自分の願いに人を巻き込みたければ」「他者の願いに巻き込まれる姿勢」が大切かなと感じています。お互いに巻き込み合うことが連携を高める、垣根を越えていくと言うことなのかなと思えています。ITの皆様と医療の連携に自分も巻きこまれていきたいと思いますので、是非、新生児医療をよりよくしていくことに南部さんたちもご無理のない範囲で巻きこまれていただければ感謝です。また、お会いする機会を楽しみにしています。

2016/11/18(金) 午後 3:13 [ NICUサポートプロジェクト ]

豊島先生、
早速ご返信ありがとうございました。

>「自分の願いに人を巻き込みたければ」「他者の願いに巻き込まれる姿勢」が大切

凄い言葉だと思います。

何と言えば良いのでしょうか…
ITと医療の世界はこれまで必ずしも効率的な世界ではありませんでした。
それは多くの方が豊島先生の言われる様な事を忘れているからだと思います。

話が逸れますが、先日、少しニボルマブの件に絡めお話させて頂きましたが、薬の世界では、いよいよ、命の値段の議論まで発展出てきています。

先端医療の追求とその先にある医療の限界、死生観、経済側の論理、いろんな事をバランスを持って進めていかなければならないと思います。

もしかしてこれは永遠の課題なのかも知れませんが、常に心の何処かに置いて活動して行きたいと思います。

私も多くは出来ませんが新生児医療の世界でも何かの形でお役に立ちたいと思いますので引き続き宜しくお願い致します。

南部

2016/11/18(金) 午後 10:16 [ nic*the*tri*p*r ]

顔アイコン

>南部さん、心寄せてくださりありがとうございます。<効率的になる>ことは手段であって、それが目標になってはいけないというところでえしょうかね。「先端医療の追求とその先にある医療の限界、死生観、経済側の論理、いろんな事をバランスを持って進めていかなければならないと思います。」という言葉に共感し、そういうことを心に留めつつ医療の進歩を目指していくチームを作っていきたいですね。今後とも後連携のほどよろしくお願い致します。メッセージを嬉しく感じました。

2016/11/19(土) 午後 8:24 [ NICUサポートプロジェクト ]


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