がんばれ!!小さき生命(いのち)たちよ

新生児医療・NICUで頑張る早産・低体重、様々な疾患の赤ちゃんとご家族を応援します。

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先週の金曜日の続きです。新たに生まれてくる赤ちゃんたちは
日々います。お誕生を願いつつ、みんなで診療を開始しています。

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その診療場面を真剣に見学している新人看護師さん、

昔、自分が担当した
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に出ていたという看護師さんなので、
勝手に教え子のような気がして心強く感じていました。

この日は夕方から
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金沢八景駅にいき、

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昼顔のロケ地だった関東学院看護学部にいってきました。

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キャンパスが綺麗でした。

今年から関東学院看護大学院の非常勤講師にお誘いを受けて、
看護学部生の講義とは別に
大学院生さんの母子看護学の講義を
担当させていただくことになりました。

この日は
「NICUにおけるチーム医療と家族支援」と90分
「NICU退院後の子どもと家族への継続支援」で90分と
3時間の講義を夕方から夜にかけて15時から18時まで担当させて
いただきました。

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大学院生さんや小児看護学の先生方に
コウノドリの画像を交えつつ、

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出生前診断のご説明、NICUの医療、NICUの先にある
フォローアップ外来のお話などを自分なりにさせていただきました。

NICU卒業生のご家族だったという学生さんや先生たちも
いる場だったので
途中、ご感想やご質問を受けながら自分も意見交換しながら
お話させていただいたような時間でした。

その中で印象に残った感想やご質問は




「自分のこどもなんだけどNICUで親として何もできない
気がして、子育てに自信がなかった」
 
ファミリーセンタードケアは
自宅に帰った時の自信が違う気がするし、
 神奈川こどものNICU卒業生のご家族がお互いの
お子さんたちの成長を喜び合っている写真がよかった」

「相談しあえる家族との交流はNICU退院後も大切で、
 
個別な対応だけでは、話したくても話しづらいこともあるし、
なかなか分かってもらえないんじゃないかと思うこともある。
 同じ場所に共にいた人と話し合えることは心の支えになる
ような気がした」
 
「率直に未来の可能性を伝えて、お互いにできることを探していこう
としている神奈川こどもの病状説明の姿勢を聞いて、
早い段階での未来への告知は患者家族にとって重要なことで
ある。可能性を伝えるのを先延ばしにしすぎることが家族が
できることをはじめる支障になることある」

「10年前とNICUの家族支援が違う、
医療が進んだからこそ支援も進んでいることを感じる」

というNICUを看護師さんとして、そして患者家族として
知るからこその様々な感想や意見を聞けて自分にも様々な気づきを
いただきました。

NICUを経験しているご家族の出生前診断に
関する考えや想いを聞くと非常に興味深く感じました。

自分が答えたことは

「昔のNICUに入院したご家族には今の医療や支援が
よくなっていると思えるかもしれないけど、今はじめて
NICUにきたご家族には良くなっていることに気づけなくて
当たり前だし、今の状況の中で悩みは必ずある」

「医療や医学は人の悩みを減らすために進化し続けるけど、
人の悩みは尽きることがない。医療や医学が進化したからこその
10年前にはなかった悩みが10年後の今はあるかもしれない」



自分の中で質問に答えていて自分でも腑に落ちたのは
「ご家族の支援で一番大切なのは、新しい部署を作るとか
専門家を作るということだけでなく、スタッフ一人一人が
自分たちの仕事の目指すところを長期的なことを踏まえて
今できることを考えるチーム医療こそが大切な気がする」
ということでした。部署任せ、誰か任せでなく、
皆で上から目線でなく、患者さんの家族の言葉や想いに
心寄せながら、一緒に喜んだり悩んだり、できることを
考えるというのがチームで行う支援なのかなと
この日のやりとりの中で感じながら
夜のこども医療センターに戻りました。

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こども医療センターに戻って、診療に復帰しながら、
自分ができる診療をしておりました。

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心エコーをしてデータを移行して分析するのに一人当たり45分は
かかるのですが、反復常同的な行動を厭わない自分の特性を活かして
重症な患者さんたちの右室機能を調べて後輩世代の先生方に伝えて
終えた先週の金曜日でした。

帰り道、30歳くらいのときはいつか余裕持って仕事できる
日がくるから今は修行のつもりで日々頑張ろうと思っていた
頃を思い出しつつ、昔は確かに寝不足や身体的にはきつかったけど
年齢を経たからといって時間や気持ちに余裕ができたわけでもなく、
むしろ、日々の役目を乗り切るために忙しく感じている自分が
います。それでもその時に自分のできる役目を果たしながら
乗り切っていけたらと思う先週でした。

ご意見ご感想などお寄せくだされば心強く感じます。




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介護の現場ではご利用者様からご自宅などで出産後、死産したり、息を吹き返した話などたまにききます。また、70歳の脳性麻痺の人が「産まれたのが今の水準だったらなあ。療育なんてなかったし」ときくと、私の脳裏にも脳性麻痺ではない彼の人生を想像してしまいました。昔の人からみたら今の医療の恩恵は信じられないと思いますが、確かに悩みがない訳でもないですね。ネットで情報漁りをしたり他の選択肢を考える事が可能になりました。私が18トリソミーの子を出産後、娘に出生前診断やデザイナーズベイビーの話もしました。ウチの娘が適齢期の10年後、どんな技術が一般化されているのかわからないけどそれに伴う相談窓口?みたいな物も充実してくれたら、と思います。

2017/7/18(火) 午後 11:20 [ gako ] 返信する

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> gakoさん、いつもメッセージありがとうございます。医学が発達したり、インターネットが発達したからこそ、いいこともたくさんあると思いますし、発達したからこその新たな困惑もありますよね。そして医学や科学がどんなに進化しても<不安>や<悩み>はきっなくならないと思えている自分です。10年後はどんな医療になっているのか?自分にもわからないかなと思いつつ、医学や科学の進化でむしろ人間が悩み深くならないような支えに、もし医療者を続けていたら取り組んでいきたいなとgakoさんの言葉に思えました。いつも一緒に考えてくださりありがとうございました。

2017/7/23(日) 午後 6:03 [ NICUサポートプロジェクト ] 返信する

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