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の続き、その4です。
大変、貪欲に見学してくださるのを感じる今年の台湾早産児基金會の
訪問チームでした。
心エコーなどについてもみんなで注視してくださり、
自分たちでも取り組もうとしてくれている熱意を感じます。 台湾で心エコーの講演はしてきましたが診療の中で質問を受けながら
伝えていけることは国内留学の先生たちと一緒ですが実学を伝えられる
機会な気がします。
急性期治療だでなく、自分の早産児のフォローアップ外来にも
交代で見学を希望してくれました。
実際のフォローアップ外来に立ち会いながら NICU卒業生のお子さんたちのその先の姿を見ながら
一緒に喜んでくれる台湾のNICU仲間の皆様でした。
自分の外来は超低出生体重児が多かったのですが、
NICUで伝えた急性期管理のその長期的な予後を一緒に確認して
もらった気がします。
自分も
2年前のチーム訪問の時に見せていただいた
台湾の早産児フォローアップのプロモーション動画
のことを思い浮かべながら質問や意見交換させていただきました。
新生児科医なのにどうして発達支援についてそんなに詳しいのか?
トレーニングを受けているのか?という質問を受けました。
担当している患者さんのご家族の言葉から学んだり、
悩みを共有するうちに気づいたことが多いと話しました。
台湾は2歳がフォローアップ終了の
目処であることも伝えてくれましたが、
2歳だとNICUのその先の未来を知らないで終わる
新生児医療な気がするとお話ししました。
自分はNICU卒業生のフォローアップ外来は
今までのNICUの診療の成果も課題も感じる場所だと
思えている。長期的なことを知れば、その長期的な
課題を解決するスタートをNICUにも置ける。
新生児科医はNICUの中で命を救うという役目ではなく、
救った命が加わる家族全体を支える役目を持った方が
いいと思うし、そういう役目を感じる新生児科医が
増えればNICUの集中治療だってまだまだよくできる
気がするという気持ちをお伝えしました。
400gだったいろはくんのNICU卒業生のフォローアップ外来。
外来の後はNICUの中を里帰り訪問しながらフォローアップ外来
をしているつもりでした。
NICU卒業生の子達の就学後の自己肯定感の維持や向上、
ご家族が初心を思い出したり、昔願った未来があることを感じたり
今、NICUにいるご家族やスタッフへのNICUの
先を知り、その上で今できることを尽くそうと思う励ましになれば
と思えて始めました。
NICU卒業生のご家族と今、
NICUにいるご家族の会話などにも立会っている様子を
温かく見守ってくれている台湾チーム。
自分の言わんとすることを理解してくださった気がする
台湾の皆様でした。
新しいNICU改築のコンセプトを
聞かせてほしいと言ってくださった先生もいて、
の話もさせていただきました。
集中治療だけでは命を救えても足らないことがある
集中治療と家族支援を併行してできるNIUCに変わっていきたい
ファミリーセンタードケアはNICUのその先にもつながっていく
という部分をお話しさせていただきました。
改築の話を聞きたいと言ってくださった
新生児科医の先生が、言ってくださった言葉は
自分たちの大きな励ましにもなりました。
それは
「神奈川こどもNICUはパイオニア( 新しい領域を切り開く人達)だと思う、
それは自分たちも台湾で後に続きたいと思えるNICUだからです、、、」
と伝えてくれた
新生児科医の先生の笑顔に涙が出そうになりました。
台湾の皆様がまた、見学に来たいと思ってもらえる
NICUであり続けられるように自分たちも成長し続けて
いけたらと思えます。
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