がんばれ!!小さき生命(いのち)たちよ

新生児医療・NICUで頑張る早産・低体重、様々な疾患の赤ちゃんとご家族を応援します。

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神奈川こどもNICUの豊島です。
 外来で<せんせー>という女の子の声に振り向きました。修正で1歳になるちーちゃんのお姉さんがかけよってきました。ちーちゃんとお母様も一緒に駆け寄ってくれました。
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ちーちゃん(写真左)は4ヶ月早産、600g台で生まれ、NICUで生死の境を乗り越えてきた女の子です。田仲先生と私で担当していました。お姉ちゃんはお母さんがNICU面会中にNICUの外で<いい子に辛抱強く>待っていたました。

 その頃からの交流で、すっかりなついてくれている感じのお姉ちゃんです。「この調子で、病院慣れして、大きくなったらここで働いてね。」とスカウトをしています。

 過重労働と言われる小児科の医師とか看護師には自分の兄妹が病気で病院に通っているのをついてきているうちに、病気の兄妹を診るご両親や医療者などの大人の背中みているうちに、医療者になりたいと思った人が少なからずいます。兄妹が病気で不憫だと思う見方もあるけど、<優しさ>や<いたわり>を知る人間になる機会をもっているという見方もあると思います。
 
歩き始めているちーちゃんですが、1年前はまだ、NICUにいました。
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 昨年の24時間テレビなどでも紹介されたぺ・ヨンジュンんがNICU保育器をプレゼントしてくださり、激励訪問してくれたときに一緒にテレビに出て下さった上記の赤ちゃんです。
 ちょうど、明日で1年です。日本に大震災がくるなんて想いもしなかった1年前だった気がします。ぺ・ヨンジュンさんの激励訪問などを経て、NICUの状況は整備されていくだろうと明るい希望を漠然と信じていた気がします。
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 あのとき、ぺ・ヨンジュンさんはNICUの赤ちゃんとその御家族の全員の側で話に耳を傾けて、励ましてくださいました。
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なぜ、NICUに寄付をしたか?という質問には以下のように
お答えになっていました。昨年はNICUへの寄付でしたが、今回は震災地の皆様に上記の記事のように<状況にあった心のこもった支援>をしていますね。真面目で優しい方なんだと実感しました。
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 自分には子ども達のために保育器をプレゼントするくらいしかできない。。。。」ともおっしゃっていたのが、印象的です。


 私は「保育器を下さることも嬉しいけど、それ以上に、ぺ・ヨンジュンさんが自分が出来ることをしたいとして下さる背中をみつめることで、日本にいる多くのぺ・ヨンジュンさんのファンの皆様がNICUや小児医療の子ども達を皆で支えようという気持ちが広まれば、保育器という<もの>以上に素晴らしい<こころ>の寄付です。とお伝えしました。」


 これは救児募金(http://blogs.yahoo.co.jp/nicu_sp25/8524991.html)に協力して下さったベイスターズの村田修一選手にもお伝えしたことです。是非、ぺ・ヨンジュンファンの皆様で上記の募金の趣旨に共感して下さる方がいたら、子ども達のためにご無理のない範囲で募金頂ければ幸いです。額の多寡は気にしなくて構いません、多くの人の気持ちが集まることだけでも震災に見舞われながらもNICUで頑張っている赤ちゃんや御家族や医療者を励ます勇気になると思うからです。
 
ぺ・ヨンジュンさんの保育器には、下の写真(左下)のように金色のサインプレートがあります。韓流ファンのご両親や祖父母にはやはり大きな励ましになるようです。
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体温が低いときは上記のように箱形保育器ですが、体温が
保てるようになると上の壁が持ち上げることが出来、オープンカーや福岡ドームのようにオーブン型保育器にそのまま変化します。
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こどもの成長や体温にあわせて、一台で二台分の役目を果たす
高性能の保育器です。これからはこういう保育器をどんどん用意できない日本のNICUになるかもしれません。


でも、震災前の<NICUのベットも、ものも、人も足らない。。。>というような問題は、震災後に急には改善できない時代が来るのだと覚悟しています。

 1年前は<いくら現場が頑張っても、足らない、何とかして欲しい>という気持ちがありましたが、震災を経て、<ないものを嘆くより、あるもの、残ったものに感謝する気持ち>が強く芽生えた気がします。

 経済が傾くかもしれない時代に、NICUのさらなる充実は難しいかもしれないけど、決してあきらめないでいこうという気持ちになりつつあります。

 あるものに感謝して、支えようと想う人の気持ちに感謝して、あるもの・残ったものを最大限に有効活用して、<量>は変わらずとも、<質>を向上することで、まだまだ自分達で自力を尽くせるところはあると思います。そして、どんなじょうきょうになっても神奈川県の子ども達を救っていきたいという気持ちが出てきています。私達も自力を尽くしますので、皆様にも復興を担う子ども達を守る医療をそれぞれの出来る範囲で構わないので、一緒に支えようと思って、心を寄せて下さることを願っています。皆様、いかがでしょうか?

(神奈川県立こども医療センター 新生児科 豊島勝昭)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
頑張ろう!東北救児基金
●マルタ・アルゲリッチさん音楽コンサートの収益を救児募金に!
●村田修一選手のメッセージは東日本震災へのメッセージは


(本の収益は新生児・小児医療に寄付予定)


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豊島先生
医師になりたいと志してはいたのですが、その夢をかなえることはできませんでした。
ですが、豊島先生をはじめとして、医師として素晴らしい方々が
小さな命のために日々最善を尽くしていらっしゃる姿を拝見していると、やはり医師になるべくしてなられた方々なのだなと思います。
私に出来ることは、医師の方々に比べればほんの些細なことしかできませんが、出来ることがあればお手伝いをさせていただきたいと思います。
ペ・ヨンジュンさんのファンの一人として、まずはこの記事を転載させてください。
そして、一人でも多くのペ・ヨンジュンさんのファンの方に、
豊島先生のお気持ちを知って頂けるようにしたいと思います。

2011/4/5(火) 午後 6:06 Frank.S 返信する

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豊島先生、一度生を受けたと言う事はこの世に必要な人間だと言う事だと私は思います。そして、かけがえのない命であり宝です。この世の未来を担う子供達・・・NICUで育った子供達も大人になった時にきっと一人でも多くの子供達を助ける存在になるのではないでしょうか。私に出来る事は僅かですが、協力したいと思います。私もこの記事をブログとブロコリサークルのオーナーをしておりますので、ご紹介させて頂きます。よろしくお願い致します。

2011/4/7(木) 午前 0:21 [ - ] 返信する

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ぺ・ヨンジュンさんのファンの皆様、内緒をクリックした上での応援、励まし、ペヨンジュンさんのファンサイトへの救児募金の転送・転載などありがたく感じます。感謝です。事後報告は懸念不要でありがたく感じているのみです。もし宜しかったら、内緒はクリックせず、それでも匿名で住みますので、再度投稿して下されば、皆様の気持ちがこのブログをみている震災地のNICUの赤ちゃんや御家族や医療者にも伝わると嬉しいだろうなと想います。宜しかったら、是非、再度どうぞ。今後共、<ヨン様保育器>と同様に見守って下されば嬉しいです。

2011/4/7(木) 午前 9:31 [ NICUサポートプロジェクト ] 返信する

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ペヨンジュンさんのファンの皆様、神奈川県立こども医療センターへの物資のプレゼントはもう十分です。置く場所がないほどたくさんになり、皆様のお気持ちにすごく感謝します。もう十分に励まされました。今後は是非、救児募金や岩手・仙台・福島などの物資補給へのご協力を頂ければ幸いです。一緒に東北の皆様を応援しましょう。

2011/4/7(木) 午前 9:34 [ NICUサポートプロジェクト ] 返信する

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