がんばれ!!小さき生命(いのち)たちよ

新生児医療・NICUで頑張る早産・低体重、様々な疾患の赤ちゃんとご家族を応援します。

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]


第85回こども医療センター集談会の後は
周産期センター20周年の節目をみんなでお祝いする会でした。
クリスマスを感じる横浜駅前のホテルに移動でした。

会費は正直,高めだったのですが,20周年の誕生日をみんなで
祝うつもりで参加しました。
イメージ 7
歴代の新生児科の科長,NICU病棟の看護師長さんなどが次々に
ご挨拶や祝辞がありました。

イメージ 1

イメージ 2
イメージ 3
それぞれの時代の悩みや乗り越えてきたこと,
想いを感じるご挨拶が続きました。
イメージ 14

みんなが最後は
「本日はおめでとうございました」といって挨拶が終わります。
私はこの「おめでとう」とは誰に向かって何だろう?と疑問を思いつつ,
みんなで育ててきた,それぞれの子供?のような存在の
「こども医療センター周産期センター」であり,自分達自身であり,
そして,このNICUで生まれ育っていく子ども達やご家族に対する
おめでとうなのかなと思えました。

イメージ 4
初代の看護師長さんが当時の苦労を踏まえて素敵な挨拶をされていましたが,
途中で数年前に久し振りにボランティアとしてNICUにお邪魔していましたと
お話しくださいました。その後は私のほうをみてご挨拶をしてくださり,
うーん,どこかで逢った気がする方だと思っていたら。。。
「保育していたお子さんが私がいくと泣いてしまってチアノーゼ発作に
なってしまいご迷惑をおかけしました」という挨拶を聞いて,
そうだ,たっくんをあやしてくれていたボランティアさんだ!と
同一なのに気づき,凄く偉い婦長さんだった人が,今度はボランティアと
してさりげなく,今のNICUを支えようとしてくださった気持ちに
感動してしまいました。

イメージ 11
県の土木課から,周産期センターを建築するに当たって担当になった
という方のご挨拶も大変感動的でした。周産期という言葉すら
初めて聞いた状況で担当になり,1から,周産期センターの建築などを
様々な要望などを聞きつつ,がんばっていた,人生で一番大変だった
日々だけど,一番想い出に残っている仕事でしたというご挨拶に,
今のその場所で日々働いている人間としても感謝と感銘を受けました。




イメージ 10
イメージ 9
過去・現在の周産期医療部のスタッフだけでなく,その診療に関わる様々な
診療科や職種の人達,院外から支援してくださっている方々と大集合でした。

イメージ 5
大変多くの,過去,現在の医療スタッフが集まり,懐かしい
大同窓会のようでした。研修医時代からお世話になった先輩達,
看護師さん達,産科の先生方に再会して嬉しくも感じる時間でした。
イメージ 6
当時は忙しくて,大変だった時代を
過ごしたスタッフの皆様も今となっては自分達の頑張ってきた
大切な時間を共有した仲間なんだと思います。大変,心地の良い
交流の会に感じました。

イメージ 12
イメージ 13
現在のスタッフ陣にも歴史を感じ,今,その歴史を作り,神奈川の新生児医療の
それぞれが一員になっているんだと感じてもらえたらと思えました。


イメージ 15
恩師や後輩達と
20周年の節目にこうやって集いに参加できるご縁を感じました。

どこにいても
30周年のときにまた集まれたらいいねと伝えた私でした。

イメージ 8
最後の集合写真です。みんながいい笑顔をしているように感じました。
みんなが讃え合いたい,祝いたい1日だったのかもしれません。
それぞれにお疲れさまとおめでとうをお伝えしたい気持ちになる
写真でした。

これだけ多くの人達が頑張ってきて,大切に祝いたいと思っているのが
周産期医療部の今日の医療を支えてきたのだと改めて感じました。

先輩達の願いを受け継ぎ,後輩達へ伝えていくつもりで
今のこども医療センターの周産期医療部で出来ることを
続けていけたらと思えた週末でした。
イメージ 16
NICUの医師・看護師で2次会にいき,

イメージ 17
横浜駅の夜を感じながら,

横浜名物崎陽軒シウマイの駅売店で
イメージ 18
NICUで留守番してくれるメンバー
にシウマイを差し入れしようという優しい柴崎先生と
ともに六ツ川に戻りました。

今週は怒濤の1週間で大阪・石川出張もあわせて毎日,何かかが
逢った週でした。無事に終わって安堵の夜でした。

開く コメント(2)

開く トラックバック(0)

 夜勤・当直,入院診療などでみんなで参加は叶わないのが
新生児集中治療室(NICU)なんだと思います。

留守番をしてくれた皆様に感謝しつつ,
第85回こども医療センター集談会の講演の時間の関係でカットしたスライドも
数枚加えて,下記に掲載します。20分お話しさせていただきました。

イメージ 1
「こども医療センターNICUの現状と未来」という講演タイトルに
しました。講演者に指名して下さった病院上層部の先生方からは
現状よりも<未来>に重点を置いての話をとご指示を頂いたので、
自分の願望も込めた内容にさせて頂きました。

イメージ 2
現在の新生児科のスタッフです。副院長の猪谷先生、6名の
スタッフと6名の専門研修医と短期研修医の稲富先生の12名の
新生児科医と小児科からのローテート研修生1名でNICU21床、
回復後病床(GCU)18名とドクターカーによる往診診療などを
担当しています。昨年の深夜0時のNICU病棟の写真を出し、
国内留学の先生方が浴玩場つてくれることを伝えました。

私の上司4名は周産期センター開設の20年前から働き続けている
スタッフであります。今回私は、周産期センターが出来た後に
研修医としてお世話になり、そして現在は研修医指導などを
している役目として新生児科の1名として講演をさせて頂きます。

イメージ 3
上記の3つをお話しさせて頂きます。
イメージ 4
まずは<ベテランと若手の融合>の大切さを振り返りました。

イメージ 29
少子高齢化と言われますが低出生体重児の出生は年々増えています。
それに対して新生児死亡率は年々低下しているのはNICUがその
セーフティーネットの役目を果たしているからかもしれません。
一方,助かる赤ちゃんが増えるからこそ,NICUのベットもまた
必要になってきます。

イメージ 30
都道府県別周産期死亡率のランキングです。平成に入る前くらいまでは
神奈川県は周産期死亡率が全国1,2を争う低さでしたが,近年は
ランキングがどんどん下がり,40位前後まで下がってきています。

イメージ 5
東京で妊婦たらい回し事件と呼ばれる報道があった頃の状況です。
東京のNICUの妊婦受け入れ困難の理由として、東京のNICUが
満杯な理由が挙げられ、さらに東京のNICUが満杯な理由として
東京近県からの母胎搬送が多いからだということもいわれていた頃です。


人口が多い、出生数が多い、その割にNICUが少なめな神奈川県は
東京、静岡などに妊婦さんをたくさん搬送せざるを得ない状況がありました。

東京の事件報道では受け入れ先決定まで1時間近くかかったと
批判されていましたが、神奈川は2時間近く搬送先決定に
かかることが半数で、妊婦たらい回しといわれるような危険が
常態化していたと言えます。

一県でスウェーデン一国以上の人口がいる神奈川県は
相対的なNICU医療過疎という状況に思えました。
そんな中、神奈川こどもNICUの増床が決まりました。

イメージ 6
早産児や胎児診断に伴う入院依頼がどんどん増えて、
患者数が1.5倍に増えていました。

イメージ 7
研修医は現在の半分の人数でしたし、
かなりしんどい勤務状況でした。
研修希望があっても公務員削減の折で断らざるを得ない状況に
憤りを感じたり、NICUの増床が決まってもスタッフの増員は
確約されないというような状況に、診療の安全や
働き続けることに不安を感じたりしていました。

イメージ 8
松沢前知事の病院訪問時に会わせて意見書をまとめ、
視察時に意見交換をさせて頂きました。
松沢知事には<現場を良くできるのは現場の人なんだから、
現場から智恵を出して欲しい>といわれたことが印象的でした。

イメージ 9
その言葉を受けて、神奈川県の職員政策提案事業に応募した私です。
行政批判しているより、自分で行政への提案をしっかりしていこうと
思いました。

神奈川県職員の政策提案して採択されたら
知事の予算の中から政策実現の機会をくださるという
試みに神奈川県庁の皆様に交じって応募しました。

その時のスライドが以下です。
イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14

イメージ 15
全国的な新生児科医志望の若者の増加や各地の支援などのきっかけの1つ
になったのではないかと思っています。

イメージ 16
4年間でこの制度を15名の先生達が活用して下さいました。
NICU病棟の雰囲気を変えてくれた存在。過重労働の緩和、
診療の厚さの向上につながって下さった各々です。

イメージ 17
長期研修の先生方の志望者も増えました。他県を担う期待を
込められた方々も多く、神奈川こども診療が全国のお子さん達の
診療にも広がる可能性がありますし、逆に全国のNICUの取り組みを
研修医の皆様を通じて伝えて貰い、神奈川こどもNICUの診療の進化・
変革のきっかけをくださった若者達です。

イメージ 18
研修医が入れ替わり立ち替わりくると診療の質は低下するという
懸念も指摘された作戦でしたが、結果は逆で、むしろ入院数も
治療成績も改善しました。サッカーもベテランだけのチーム、
若手だけのチームが強いわけではありません。世代を越えた
融合がいい診療を展開できると感じるこの数年です。

年齢を経てもベテランがやりたいことを求めて働き続けられる
職場環境,そして,知識・経験・技術を受け継いでくださる
やる気のある若者達が働きやすい
職場環境をみんなで創っていけたらと感じています。



イメージ 31
全国に1000名といわれる新生児科医で38名の若手が研修し、それぞれの
地元に戻っていきました。メディカルスクールの様な存在になれたらと
願っています。一方で神奈川県のNICUの人財が今後の大きな課題に
感じます。
イメージ 32
次は神奈川こどもNICUの研修生OBやOG、現在のスタッフにも
協力と支援を受けて取り組んでいるNICU医療の質向上プロジェクト
のことを話させて頂きました。

イメージ 33
日本は世界有数の早産児の救命率の国といわれています。
それでも、
各県の主要のNICUでもどのNICUに入院するかで早産児の
死亡率は10倍以上異なる現状の報道がありました。

その地域やNICUの施設間差異を埋めるべく、
厚生労働省からの指定プロジェクトで取り組ませて頂いている
イメージ 34
東京女子医大にプロジェクト本部がありますが、
その専従スタッフに神奈川こどもジュニアレジデントの2期後輩の
西田先生が役目を果たして下さり、私は兼務として手伝わせて
いただいております。

イメージ 35
当院にやってくる研修医の皆様の研修前後の話を聞いていても、
それぞれのNICUの質や安全の改善の方法は画一的では
うまくいかず、各々の施設にあった改善への道があるのだと
思います。

イメージ 36
診療を外部から介入するように変えていくのではなく、
外部から<内部から生じる改善への案>を支援するプロジェクトです。

この取り組みの中には、神奈川こどもにきた研修医の皆様が
神奈川の美徳と伝えてくれる<スタッフ間の意見交換や話し合い>
が改善のスタートという部分を入れているプログラムだと思います。
医師・看護師協働を大切にできたらというプロジェクトです。

イメージ 37
全国各地の医師・看護師の話し合いの場にご一緒させてもらっています。

各施設でNICUのプロファイルをデータベースや施設訪問調査、
アンケート調査で作成して下さっている西田先生達の
プロジェクト本部の皆様です。

神奈川こどもの全国のNICUの中での特色は以下のようなことです。
イメージ 38
外科や心臓外科、脳外科などの小児包括医療が柱の当院ならではで
ご病気を伴った早産児の診療が多い当院のようです。
上記のようなプロファイルは参加施設それぞれにあります。

長所は自分達の中に留めず、
他のNICUの改善に協力し、課題の部分はそのことがうまくいっている
NICUの人達に協力して貰いながら改善を目指すという多施設共同プロジェクト
です。

イメージ 39
当院は課題だった慢性期のMRSA保菌率が、愛染橋病院のご協力と、
担当の看護師、医師の頑張りもあって10分の1までに減少した
最近です。このような各施設の課題の改善がいくつもの施設で既に
起こり始めている、<奇跡>を感じています。人材交流を越え、
組織交流が進めば、日本のNICU医療はまだまだよくなると実感
し始めています。人財交流の多い当院だからこそ、施設交流の要の
1つになることも役目と思えたらと思います。それは神奈川こどもの
診療の質改善にもつながるとお互い様に感じています。

今後の課題は,神奈川県内の施設交流や組織交流も増やしていけたらと
感じています。質向上プログラムのような取り組みは各地方でも
施設や病院の垣根を越えて,やっていけたらと感じています。

イメージ 40
最後は医療者だけでなく、患者家族、地域を交えたチーム医療を
神奈川こどもで展開していきたいという話をしました。

下記は短期研修制度を提案する前くらいから
担当患者さんご家族に率直に伝え始めていた内容です。
イメージ 19


その当時の患者さんご家族の1名が村田さんです。
イメージ 20
上記の様なお申し出をNICU卒業2年後にしてくださいました。

イメージ 21

イメージ 22
野球選手として出来ることを考えていきたいとNICU野球親睦会を
これまで7回開催してくださいました。車椅子のお子さん達を
招待する様な機会も創って下さっています。

イメージ 23
先週のこのブログでも紹介したNICU応援訪問です。
後輩のご家族や医療者を応援して下さいました。

今後は村田選手が引退した後も続くような、私が神奈川こどもを
去った後も継続するようなシステムモデルを創れたらと感じています。

イメージ 24
それぞれの立場で出来ることを考えるという村田選手に続いて、
NICU卒業生で学校関係者の方々も参加して下さっている
NICU学校プロジェクトです。
NICUは早産や病気をなかったことには出来ない。障害とは
<生活のしづらさ>だと思うので、地域や学校の理解や支援が
深まれば、<障害>と感じる辛さや悲しみも軽減でき
喜びや楽しみも増すのではないかと感じています。

そんなことをNICU学校プロジェクトを通じて伝えていけたらと
感じています。

イメージ 25

イメージ 26
仕事帰りに1人でも面会に来ている父様が増えたし、
フォローアップ外来への受診するパパさんも過去に比べ
格段に増えている最近です。

NICU内、卒業後も含め、父様と母様の気持ちが離れないことは
子供達の育児、成長に大切と感じています。
未熟児網膜症や脳室内出血を防ぐというようなマイナス面を
NICUは防げるかもしれないけど、NICU卒業生の可能性を
引き出す、成長のプラス面を積み重ねていけるのは
ご家族であり、地域に伝えていくご家族の姿勢だと
思います。父様を交えたチーム医療になれることが
お子さん達の未来をよりよくするためには大切かなと
感じています。

イメージ 27
在宅医療に向かうnIC卒業などをお互いに喜び、励まし合っている
NICUになってきたという近年。ご家族同士の交流や支え合いが
個々のご家族の孤独や生きづらさを軽減してくださればと感じています。

それがNICU卒業後も自然発生的にご家族同士の
交流が増している現状を諸先輩方に伝えた講演でした。
イメージ 28
周産期センター20周年、そのNICUの昨年卒業さらたり、今も
入院している赤ちゃんやご家族の笑顔です。
救命や合併症を防ぐだけでなく、NICUにやってくることになった
赤ちゃんやご家族が嘆くだけでなく、その場にきたからこそ、
得られるご縁や喜び、NICUの日々を糧にその後の人生を
誇りを持っていきていってもらえるようなNICUになっていけたら、
そういう周産期センターの存在を神奈川県の皆様が身近に感じ
大切に想い、そこで頑張る赤ちゃんやご家族、医療者を支えて
いこうと思ってもらえるような周産期センターをみんなで
目指せたらと語りました。
イメージ 41
働いている人達も誇りを持ち続けられる、そして
神奈川県の大切な場所に思ってもらえるような周産期センターに
なって、もっと多くの人達、みんなで祝える
30周年記念になってその参加者の1名になれたらと
話して,講演を終えました。

長文お付き合い下さりありがとうございました。
皆様、ご意見ご感想いかがでしょうか?



開く コメント(0)

開く トラックバック(0)


昨日は昼から病院から車と電車で30分弱でつく横浜駅西口に
いきました。石川は戻って,講演の準備に必死だった午前中でしたが
トップバッターなので慌てて横浜駅前を走って会場に向かいました。

イメージ 1
西口からすぐのかながわ県民センターです。

学術集談会という年2回の公開フォーラムでした。
プログラムは以下です。
今回は神奈川県で初めての総合周産期センターと
なって20周年を記念しての公開フォーラムでした。

イメージ 6
プログラムは上記です。

イメージ 5
猪谷先生の司会進行で第一部は
新生児科・母性内科・産科の医師,
新生児病棟と母性病棟の看護師,社会保健師と
センター職員のリレー方式の講演を約2時間でした。

このブログをお読みになってお集まりになってくださった皆様には
ありがとうございます。スライド作りをギリギリで完成したので
焦っていて,ご挨拶もままならなくて申し訳ありませんでした。
私の講演は次のブログに掲載ししています。

イメージ 7
職員を含め,80名の参加者での公開フォーラムでした。

お集まりくださった皆様に感謝と共に,地方のこのような
周産期医療の集まりに招待されたことがあるのですが
人口が少ない県なのに会場いっぱいに周産期医療関係者や
県民の皆様が集まっている状況を存じ上げています。

当院の認知度や宣伝が県内で上手でないのかもしれませんが,
こういう公開フォーラムの参加者が少なめの神奈川県に感じます。

県全体での私達県民の危機意識や改善意識に課題を感じる部分
ではありました。関心が少なければ,整備や支援,改善は進まないと
現場にいて感じるこの数年でした。講演でも話しましたが
5年前に比べると状況の改善は続いていると思いますが,
それでも,まだまだよりよくしていける課題はある神奈川県
だと思っています。

イメージ 8
しかしながら,講演者のお話を聞いているとこども医療センターで
それぞれの立場で妊婦さんや胎児・新生児・家族にそれぞれの出来る
ことをしていこうとしている気持ちが伝わる講演だったと私自身,
拝聴できて,様々な気づきをもらえた気がします。

人口が多い,出生数が多い,胎児診断が盛ん,様々な理由で
当院にいらっしゃる患者さん達は多いけど,総ての患者さんを収容
仕切れなくている現状,おそらく総合周産期センターで診るべき
患者さん達が他県に比べて地域の病院で診てもらっている現状など,
県全体の現状がわかるような気もしました。

イメージ 11

イメージ 9
イメージ 2
また,重症な患者さんが集まる当院で取り組んでいる
家族ケアやグリーフケアなど,例え,救命できないとしても
限りがあるかもしれないお子さんとご家族の時間をどう支えて
いけたらと20年間考え続けてきた看護師さんやコメディカルの
皆様の願いや取り組みを伝わる内容もあった様に感じます。

こういうことを神奈川県に住む多くの皆様に知って貰い,
明日の自分や自分の大切な人達が当事者になるかもしれない
周産期医療を身近に感じてもらって,よりよくしていきたいと
感じてもらえたらとも思います。
イメージ 3
こども医療センター新生児科の歴代の新生児科長の諸先輩です。
私を新生児科に導き,育ててくださった恩師の先生方が大集合でした。
大変,懐かしく,心強く感じる再会であり,久し振りに自分の今の悩み
や進路などについての相談や助言をそれぞれからいただき,
大変ありがたく感じる時間でした。誰にでも先輩はいる,
道を示してくださった恩師はいると改めて思えました。

逆に,国内留学の先生方もNICUから会場に来れる人達は
きてくれて,講演会を
聞いてくださっていました。それぞれが<神奈川こどもNICU>
なんだよと伝えたかった私には嬉しく感じました。

20年間のうち,1~2年であっても
それぞれの人生が注ぎ込まれた時間があり,1人1人が神奈川こども
NICUなんだと思います。その積み重ねの20年を感じ,そして
自分達の研修期間の意味,それぞれの今後の進むべき道などを
考える上での何らかのきっかけになってくれたらと思いました。

斎藤純一先生が
「新生児科に改めてなりたくなった。そして,なぜ,
自分が神奈川こどもで研修したいと思ったのかの神髄を
感じるような講演会だった」と<熱さ>を感じたという
感想を伝えてくれました。

歴史や伝統から人は何かを気づけることもあると感じています。
研修医の人達と先輩達の融合の時間をみていて,そんなことを
願っていました。

今,当たり前にあるようなことが実は誰かが頑張って築いてきた
歴史がある。

そして,自分が頑張っていることが未来に何かを届ける歴史に1時点
になるんだというようなそれぞれが<大河の一滴>である
というような気持ちをもって,
今の周産期医療を未来に向かってよりよくしていってくれたら
と思える後輩世代の先生方です。

イメージ 4
後半は産科医療補償制度について初代の産科科長だった先生からの
特別講演でした。

胎児・新生児仮死の診療は産科医療補償制度,新生児蘇生講習,
脳保護のための低体温療法などこの数年で,様々な取り組みが
進んでいると感じます。妊婦さんや赤ちゃん達の出産に伴う
トラブルを何とか少しでも軽減・軽症化しようとする試みだと
思います。

イメージ 10
脳保護のための低体温療法の神奈川県全体の整備を悲願のように
頑張ってくれている柴崎先生も講演後に意見交換していましたね。
大変勉強になる特別講演でした。


参加したメンバーは「元気をもらえた公開フォーラム」
という感想が多かったように感じています。
私自身も20年の歴史を感じ,その中で役目を果たせる
喜びを感じ,元気を頂いた会に感じました。


自分の講演では,
NICUで頑張った赤ちゃんやご家族,働いてきたスタッフが<誇り>
に思える様なNICUを目指したいし,神奈川県の人達が存在を<誇り>
に思える様な周産期センター,こども医療センターがあるから神奈川県で
出産したり子育てしたり生活していきたいんだと身近に感じ,大切に
感じてもらえるような周産期センターになれたらと話しました。

自分もずっといるかはわからないのですが,それでも30周年の時には
より多くの人達がお互いに讃え合える,喜び合えるような<自分達の
周産期センター>にみんなで育てていけたらという気持ちがしました。

神奈川県で生まれるたくさんの赤ちゃん,そのご家族を支える
こども医療センター周産期医療部をどう育てていくか,支えていくかを
次の10年に向けてみんなで考え,行動していけたらと思えます。

皆様,御意見御感想いかがでしょうか?

\?\᡼\? 6

開く コメント(0)

開く トラックバック(0)

全1ページ

[1]


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事