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金曜日は
NICUの現役医師が学校で「出張授業」(All About)
で報道された以降もずっと続けている
NICU学校プロジェクトの<授業>を
1日で3回する約束の日でした。
その学校のある場所は
高校かもしれません。
神奈川県内で初めての三部制・単位制による
新しいタイプの総合学科高校(定時制)
として設置されたことから、校名を「横浜総合高等学校」
とした上記のHPに書かれています。
三部制ということで全校生徒に同じ授業をするために
3回同じ授業をして欲しいというご依頼でした。
正直、<いのちにまつわる授業>を1回するだけでも
心身ともに疲労感をいつも感じるので1日3回は無理かなと
思い、当初は難色をしていた自分だったのですが、
他院ではありますがNICU卒業生のご家族でもある先生の
熱意に根負けして。。。自分も住み、働く街だし、
病院と学校を3往復しながらの1日3回の各300名もの
生徒さんへの授業に挑戦することにした日でした。
一部(9:30)から1時間15分の授業して、
NICUに戻り、後輩世代の先生方の相談を受けながら、
二部(13:30)から1時間15分の授業をして、
再度、こども医療センターに戻って
理学療法士さんが企画してくださった
理学療法士・臨床心理士・作業療法士・言語聴覚士・
栄養管理士とNICU卒業生の発達を一緒に見守って
くださるコメディカルの方々が集合してくだっさり
についての講演をしてきました。改めてこのことは
後日書かせていただきたいと思います。
上記の講演を終えてギリギリ最後の授業に間に合い、 三部(17:30)でそれぞれ
300名の生徒さんたちに同じ授業をさせていただきました。
一部、二部、三部の授業の流れは
がんばれ!!小さき生命たちよ―村田修一選手と閏哉くんとの41ヵ月http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ktoyoshi08-22&l=as2&o=9&a=4904345134
赤ちゃん達とご家族の物語や想いを生徒さん達に
自分なりにお伝えさせていただきました。
の宣伝をして授業を終えてきました。 自分も定時制がある
高校に通っていたのですが、定時制の生徒さんに授業を
させてもらうのははじめてでした。
正直、驚いた授業の雰囲気になりました。
授業が進むにつれて飽きるのが当たり前に思えて
いたのですが、逆に授業が進むにつれて真剣に
聞いてくださる生徒さんが増えていく雰囲気を
感じました。たくさんの生徒さんたちが授業に
心を寄せてくださる学校なんだと感じました。
学校の先生方も3回同じ話を聞いてくれている先生方も
いるのですが3回とも真剣に聞いてくださっているのを
感じました。
こんなに真剣に、、、そして、心を寄せて
授業を聞いてくださる学校はなかなか。。。なかったよう
に思えました。
自分の勝手な想像ですが、
この学校の生徒さんも先生も、他人の痛みや悲しみ、
辛さや願いなどに心寄せて感じられる心をもっているから
なんじゃないかなと思った自分でした。
様々な想いや経験をしてきたからこそ、
NICUの赤ちゃんたちやご家族の身になって
考えることができる生徒さんたちなんだと感じていました。
早産や低体重児の予防の話や妊婦検診の大切さ、
どんな命にも誰かが見守り、応援してきたから
赤ちゃんたちは生きてこれた。。。
赤ちゃんの時を
見守った大人たちはそれぞれの命が自分なりの幸せを
見つけてくれるのを願ったの想いを寄せていたと思う。。。
という気持ちを伝えてきました。
それぞれの事情や理由の中で定時制に通う生徒さん
達や生徒さんたちを支えようとしている先生たちに
1日交流できたことは自分の中でも様々な気づきを
いただいた機会に思えました。
3回の授業の中でこども医療センターに通ってきた
生徒さんたちも多数いました。
自分は先天性横隔膜ヘルニア
だったんだとみんなの前で伝えてくださる女の子の
元気な姿を嬉しく感じました。自分が担当していた
女の子かも。。。と想像しながら、自分が研修医時代に
担当したこどもたちはそろそれ成人を迎えるんだと
感慨深く感じました。
自分が研修医の時に担当した600gの超低出生体重児の
男の子が授業の前に会いに来てくれて、高校3年生の男の子として
素敵な笑顔で挨拶してくれて、ご家族の近況などを伝えてくれた
時間に感動して涙が出そうな再会でした。
先生方のその生徒さんの日常を聞いても、
爽やかな笑顔と同じように優しい男の子に成長している
ことを感じ、17年前の自分や一緒にこの命を守ろうと
必死だった仲間に伝えたい、、、姿でした。
その生徒さんがいる授業では
「新生児医療はその赤ちゃんが助かって、その赤ちゃんが
大人になって周りの人たちを幸せにしてくれたり、また、
自分が父や母になってくれたら、、、多くの人たちの
未来や笑顔を守ることにつながるんだと思えている。
そんな多くの人たちに守られた命を大切に生きて欲しい
と思ってNICU卒業を見守ってきた」
と伝えてきました。こういう自分の言葉の
意味を感じてくれるだろう、人の悲しみや願いに
心寄せられる大人になってくれるだろうと思えて
メッセージを残してきたいと思いました。
3回授業を聞いてくださったような先生方が校門まで
見送りにきてくださいました。
「自分たちの生徒のために3回も授業を無理言って
申し訳ありませんでした」
という言葉に
「自分は学校に頼まれて授業をするという気持ちではなく、
自分たちが救った命たちのその後を頼まれてくれている
支えてくださっている学校なんだと感じ、
むしろ、お礼を言いたい気持ちです。」
「医療者による学校の授業は、
学校に頼まれて付き合うという気持ちではなく、NICUで
救った命や家族がその後、生きづらさを感じ辛く支えて
くれようとしている学校に感謝し、自分も一緒に支えたいという
気持ちになった今日でした。今後とも小児医療と学校が
近くに感じあえる街を目指せたらと思います」
と伝えてきました。
<小児医療・福祉・教育>の三位一体こそ
こども医療センターの<強み>だと思ってきたのですが
近隣に横浜総合高校のような学校があるありがたさを肌で
感じました。
弘明寺は老人の街だけでなく、子供達のためにも
みんなが協力できる街になれるような気がして
心強く、新たなご縁を大切に感じてきました。
熱心に誘い、この授業の企画・調整・準備をしてくださった
先生方に感謝です。
いつもは距離を感じない弘明寺商店街が
長く感じる、足が重い、、、燃え尽き感を感じながら
下校の横浜総合高校の生徒さんたちに次々に
抜かれていくのを感じつつ
トボトボと歩いて帰った金曜日です。
祈りの寺 弘明寺という看板を改めて
みながら<祈りの街>をみんなで感じていけたらと
思いつつ1週間の終わりでした。
どなたでも、ご感想などをお寄せいただけたらと
願っています。長文おつきあいくださりありがとうございました。 是非,研修してみたいと考えている若手の
小児科医や新生児科の方には
お問い合わせは <ktoyoshima@kcmc.jp>
までメールを頂ければ嬉しく感じます。 |
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2015年10月12日
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日本シリーズ出場をかけた敗者復活戦、
クライマックスシリーズ第1ステージ、
1勝1敗で本日、今年最後の巨人阪神戦です。
村田選手、第1戦、第2戦ともに途中出場で
2打数1安打のクライマックスシリーズです。
キーマンに指名されていた村田選手、
出番があればきっちり役目を果たすような
予感がする自分です。最終戦の勝利を決める
打棒を信じて応援したいなと思っています。
がんばれ!!小さき生命たちよ―村田修一選手と閏哉くんとの41ヵ月http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ktoyoshi08-22&l=as2&o=9&a=4904345134
の出版以降も地道に継続的に新生児医療支援を
続けてきてくださった村田選手です。
野球選手として出来る応援をしていきたいという
想いを持ち続けてくださる姿勢に今年も感謝でした。
のベイスターズ時代から続けてくださっている
今年も3試合、400名近いNICU卒業生のご家族やNICUスタッフを
東京ドームにご招待くださりました。
本日、巨人負ければ今シーズンは終了。勝てば
セリーグ優勝チームのヤクルトへのリベンジマッチ、
そして、パリーグ優勝チームとの日本シリーズへと続きます。
新生児医療を応援してくださった村田選手の今シーズンが
まだまだ続くことを願いながら、応援してくださる人たちを
お互い様で応援できたらと願っています。
是非,研修してみたいと考えている若手の
小児科医や新生児科の方には
お問い合わせは <ktoyoshima@kcmc.jp>
までメールを頂ければ嬉しく感じます。 |
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