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昨日書き残させてもらった
に続き,
日曜日も朝から東京への出張でした。
やってきたのは永田町駅近くです。
この日は自分も幹事をさせていただいている
第9回新生児内分泌研究会学術集会でした。
土曜日にも埼玉でお会いした先生方も多く,
土日は自己研鑽や相互の情報交換などを活発に
している勤勉な新生児医療者なんだなと改めて
思いました。休みたいという気持ちも多分にある
のですが,1日出るだけで自分達の知識や能力を
格段に延ばしてくださる機会にも思え,朝一から
東京にやってきました。
この日は胎児や赤ちゃんのホルモン,内分泌などの視点から
赤ちゃん達によりよい医療を提供するための意見交換をすることなど
が趣旨の研究会です。
副腎,甲状腺,血糖調節,痛みの反応,心臓血管内分泌学,
副甲状腺などをテーマに1日に学術的に話し合ってきました。
近年は,大規模臨床研究の根拠などが語り合うような
勉強会も多いのですが,この研究は病態生理や理屈を
みんなで考え合いながらよりよい医療を考えていこう
というような気概を感じる頭の柔軟性を求められるような
研究会も感じます。 上記は東北大に戻られた渡辺真平先生胎児羊における
バゾプレシンなどの反応をみる動物実験などの報告,
仙台に戻られてからの頑張りが伝わる報告で頼もしく拝聴していました。
一般演題は12でしたが渡辺真平先生だけでなく,
下風先生,友滝先生,自分が発表してきました。
3分の1は神奈川こどもNICU縁のメンバーであり,
普段のNICUの診療でもこだわって診療している部分であるのか
とこの分野の向上を目指していけたらと思いました。
下風先生はフェンタネストの副腎機能抑制の可能性,
友滝先生は持続血糖モニタリングによって低血糖をより的確早期に
診断できる可能性,私は糖尿病治療薬であるスルホニル尿素薬に
未熟児動脈管開存症治療薬になる可能性とそれをみんなで確かめて
いきたいという提言をして参りました。
自分も先輩世代の先生方からありがたい助言や
協力の申し出を受けて発表して良かったと思える
研究会でした。
3人の発表ともに大変多くのご質問や御意見を頂いて帰ってきました。
帰り道は京浜東北で3人で帰ってきたのですが
あっと言う間に横浜に着いてしまったように,この日1日の様々な
話題をどう今後に活かしていくか?自分達は次にどんな取り組みをしたいか
などを楽しく話し合いながら戻ってきました。
「最近,若手医師は研究会や学会に出る人が少ない。
インターネットなどでガイドラインの情報や教科書的
情報などを手軽に入れられるので,研究会や学会に
足を運んで勉強しようと必要性が減っている。」と
言われることもあります。
自分はガイドラインなどの作成者であるからこそ
あえて感じるのですが,
「手軽に得られるような情報は
手軽な浅い知識にしかならない。
医療者としての質を
自ら高めたければ様々な人の意見を聞き,
批判に晒されたり,
根拠だけでなく,病態生理を考えたり,
未来に向けての
基礎研究の結果などにも関心を持つことが必要。」
「直に話し合うからこそ,熱意を伝え合ったり
協力する気持ちが芽生えることもある。医学が
進化するきっかけをみんなで感じあえる」
「ガイドライン通りの医療をしていては医療は進歩しない。」
「ガイドラインをよりよく変えていくような気概をもって
勉強や臨床や研究をみんなでしていきたい」
「自分達が頑張ることでこの分野の医療が進歩するかも
しれないという願いをもって日々考え続けていきたい」
と思って横浜に戻ってきました。来年もこの研究会で
この日の発表の先を話し合えるように留守番してくださった
メンバーとも情報を共有しながら未来を目指していけたらと
思いました。 |
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2015年10月02日
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下記の記事が今週の読売新聞に出ています。
多くの方に下記お読みいただければと思います。
上記の記事になっている以下の作品展,
本日までです。
自分も今週は毎日,
こども医療センター渡り廊下を歩く度に
作品の力強さに目を奪われてしまう1週間でした。
本日が最終日です。多くの方にご覧頂き,心寄せて
いた大機,御感想など
シェアしあえたらと思います。
転送・転載・シェアなども大歓迎です。
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