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金曜日の新生児集中治療室(NICU)です。
一酸化窒素吸入療法をたくさんの赤ちゃんが必要としているような
様々な赤ちゃん達が入院して御家族と医療者と一緒に頑張っているNICUです。
理学療法士・作業療法士の合同の半年間の振り返りのカンファレンスです。
という理学療法士さん達の報告であり,脳性麻痺への理学療法や作業療法
の頻度が激減している。という状況をみんなで確認しました。
その上で,哺乳障害・摂食障害・発達障害についての理学療法や作業療法に
よる早期介入を目指していくチームになろうという趣旨の話し合いになった
この日でした。
後遺症を少なく早産低体重児を救いたいという願いをもって
国内留学してくれている楢村先生と小豆澤先生のコンビ,今週も
その願いを大切に神奈川でのNICU診療を頑張ってくださっていました。
この2人の今週の感想が興味深かったのは
「三流の医師は想定外に対応できないんだと思う。
二流の医師は想定外にしっかり対応できるんだと思う。
でも,一流の医師は想定外のことを未然に防いでいるんだと思った。
様々な予測をたてながらそれに備えつつの今の医療方針を
決めていけたら。。。と自分たちに想う」
という言葉でした。
自分は2名に
「でも,想定外のことに対応しようとしない,想定外の状況になって
いることに気遣ない医師もいるんじゃないのかな。想定外のことが
おきている事に気づかなければ原因不明で急に具合が悪くなったと
言われる赤ちゃん達もいると思う。先生達の言葉を借りたら
それは四流ということかもしれませんね」
「後ほど、名医。」という言葉はあります。
時間が経って症状が出てきて診断がしやすいということは
あるので専門病院は前医でなぜわからなかった。。。と
いうべきではないという大原則の姿勢が必要とは思います。
しかし、
自分たちの病院で産まれる赤ちゃん達に対しては最初から
診ている訳で、
合併症に対応するのではなく、合併症をおこさないような
新生児医療を目指していきたいと思います。
「みんなで一流の新生児医療チームになれるように目指そう。
合併症を起こしたけど救えたということではなく,合併症が
起こらず目立たず退院していくような診療を目指そう」
と伝えた金曜日でした。
金曜日は産科・新生児科・小児循環器科・遺伝科・外科・心臓外科
たくさんの診療科の医師・多職種が集まっての今週の12家族の
胎児診断を受けたお子さん達の胎児診断を見直し,共有し,
診療方針や説明のメンバーや内容を決めるカンファレンスでした。
真剣に赤ちゃんとご家族の未来をみんなで考えていると
思う胎児カンファレンスでした。
自分も50年後のNICUへの提言という内容を講演させて
頂きました。このことはまた,改めて書かせていただきます。
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木曜日の朝,外科と新生児科の合同回診からスタートでした。
自分はNICU卒業生のフォローアップ外来の日です。
月単位でNICUに入院したNICU卒業生の御家族との再会の日です。
夏休みに突入で就園・就学後のお子さんと御家族が多い1日でした。
それぞれのお子さんが起こしてきた奇跡を感じながら
大人になるに向かって家族と医療者で準備してあげる支援を
話し合う時間に思えます。
保育器の中で多くの人達に守られた命が
すくすくとそれぞれに成長しています。
様々なことを懸念しながら育ててきた親御さんや
医療者の想いを受けて,力強く成長している姿を
心強くも感じました。
NICUで多くの人達が見守ったからこその命の
成長を喜びながら, 御家族が心強く生きていくことが出来る
世の中をみんなで目指していけたらと思います。
管理棟とよばれる建物が機能失うという心配な状況です。
昼食をとれず,,,悩んでいましたが 研修医達が激しく喜んでいた大変美味しいおそばを
自分もいただき午後の仕事に迎えました。
午後はハイケアユニットにいき,NICUから在宅医療に移行予定の
お子さん達やNICUの中や在宅医療で過ごして居る7名の13トリソミーや
18トリソミーのお子さん達の状況やご家族の健康状態やご家族の想いなどを
小児科病棟の皆様に毎週伝えている時間です。
NICUに戻ってくる外来図書館で一心不乱に遊ぶそらくん。
この日も逢えてうれしかったひかちゃん。
今度,学校に命の授業を企画してくださったNICU卒業生の
御家族にお逢い出来て嬉しく感じつつNICUに戻りました。
後輩世代の先生方が頑張っている姿を心強く感じる午後でした。
夕方はNICU医療関連企業の開発の皆様と
病棟で頑張るメンバーで使いやすいNICUの医療物品の
開発についての意見交換会などもありつつ,
自分は救急外来で
しゅんたろうくんとパパさんとママさんとお話しして過ごした
夕方でした。8ヶ月間,様々なことを話し合い,心打ち解けてきた,
役割は違えど,しゅんたろうくんを可愛く感じ,応援する出会い
を大切に感じた時間でした。
このブログをパパさん、ママさん、よく読み込んでくださり
様々なご感想をくださり、
「論文を書くのも大切だけど、このブログを続けていることの
大切に感じている気持ち」などを話していた時間になりました。
しゅんたろうくんのくれたご縁に感謝を感じています。
しゅんたろうくんと過ごしていると
「パッパッ」と唇を鳴らす音で少しはかなげな
笑顔を向けてくれていたのは
たっくん,救急外来もNICU卒業生を支えてくださっている
場所なんだと看護師さんと話し合いながら感じた夕方でした。
しゅんたろうくん御家族には
この日は早く病院を出ないといけない理由を伝えつつ,
また,逢える日を信じて楽しみにしていることを
お伝えして救急外来を後にしました。
その後は,ジュニアレジデント同期の医師になった最初から
机を並べて一緒に頑張ってきた戦友と思える集中治療科の永渕先生
と一緒に自分達が初期研修医だった頃の指導医,診療科は違えど
恩師と思う先生のお通夜に向かいました。
自分達が初期研修医だった頃に出会った多くの医師や看護師さん達
と再会する悲しみと懐かしさを感じるたくさんの弔問だった
お通夜でした。子ども達を愛し,こども医療センターの臨床にこだわり
定年まで勤め上げ,そして,多くの医療者や病院の様々な事務方の
人達に人柄を慕われ愛され続けていたのだということを感じる
お通夜に思えました。
自分は手を合わせながら
「ありがとうございます。ありがとうございました。」
と心の中でそれ以外の言葉が見つからない気持ちでした。
お通夜や告別式では天に還られた人の思し召しで
懐かしい再会があるように感じます。天に還れた
人にご恩を感じ,昔の気持ちを想い出したりします。
様々なことを話し合える時間を天から下さった気がして
地上に遺っている人間には遺っている役目があると考え,
天で見守ってくださっていると思える人達に恥ずかしくないような
病院での役目を果たしていけたらと想いながらみあげていた
夕焼けの綺麗な雲でした。
心寄せてくださった皆様,ありがとうございます。
御意見御感想などがあると心強く感じます。
コメントでなくても毎日,下記をクリックしてくださっている
皆様にも新生児医療を社会に伝えるお手伝いをしていただいている
と毎日感謝しています。ありがとうございます。
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