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の続きです。
当院で講演してくださった大住力さんの
下記の本を読み終えています。
医療の現場でも、どんな職場でも、
「人は自分一人で成長できるわけでない」
「誰かに教わり、誰かに教えることで仕事は回っていく」
と思う自分です。
そして、「人に教わる、教える」は世代を超えて
お互いに悩みを感じる職場のストレスなのではないかと
思います。
上記の本は、仕事を教わる人も教える人も一緒に
読むと職場が前向きになる本ではないかと思いました。
今年、何度か書いていますが、ディズニーとNICUは
理念や目的に似ているところが多く、NICUスタッフに
オススメの楽しい本に思えます。
印象に残った言葉を少しだけ書くと
「働いている人は特別な人たちではない」
「働かないのではなく、働き方がわからない
(働き方を教えられていない)と視点が大切」
「スタッフが動かないというより、動けない
複雑さを求めていないか、シンプルなほど
人は動きやすい」
「小さなゲストのストーリーを考えることが
仕事の振り返りで大切」
「ゲストに<ギブハピネス>を。。。と
いうミッションの中でそれぞれの<仕事の役割>を
考えていくことが大切」
仕事に悩んだり、行き詰まりを感じたときには
「何のために、今、この場所で、この仕事を
しているのか?」を考えるのが大切
などなどです。点滴の指示をだすとか、点滴を作るとか
カテーテルを入れるとか、気管内吸引などをするとかは
業務であって、ミッションではない。。。自分たちは
職場にやってくる子供達とご家族に不安を和らげたり、
幸せを感じてもらうために働いている、そのために
その日、その日の仕事の中で自分はどんな役割を
していたかとそれぞれが日々考えていくといい
NICUになっていくかなと思えた本でした。
この夏、いい本をたくさん読んだかなと
思うのですがその中の1冊でした。
木曜日の終業後に
他職種・他部署で集まる勉強会・ミーティングがありました。
未熟児動脈管開存症に対すイブプロフェンの有効性と安全性を確かめる
臨床試験のスタートアップミーティングでした。
いくつかの全国の小児病院で一緒に準備してきた臨床試験を
開始するために多くのスタッフと情報共有するための会でした。
勉強会に先立って自分が
未熟児動脈管開存症についてを多職種向けに
少し解説させていただきました。
未熟児動脈管開存症の症状や現在の治療薬であるインドメタシンの
副作用の腎障害や消化管穿孔で苦しんでいる赤ちゃんやご家族が
いる、未熟児動脈管開存症の治療はよりよく赤ちゃんとご家族を
救い支えるために必要な診療だと思うことを伝えさせていただきました。
などの中でイブプロフェンに関する記載の部分を
紹介させていただきました。 日本ではインドメタシンのみが保険適応のある認められた治療薬ですが、
欧米諸国では7割がたはイブプロフェンが未熟児動脈管開存症の治療薬
として用いられるようになっています。
このクスリを遅ればせながら
日本でも保険適応で認められる治療薬にできないかということが
今回の臨床試験の目的であり、新しい治療薬というよりは
欧米で既に使われているクスリの日本人での安全性を
確かめるということを主眼したプロジェクトです。
自分の講演の後は、臨床試験の準備をしてくださった
製薬会社の方からの説明、そして当院の治験管理室の
皆様の講演に移っていった勉強会です。
新しい治療薬の試験を忙しい日常診療の中で
間違いなくやるためには各部署の尽力と協力が必要です。
医師・看護師・薬剤部・検査部・医事会計課など それぞれの役目を確認もしていきました。
現在・未来によりよい診療を届けるために
みんなで協力して取り組めていけたらと思いました。
休みに関わらず、自主的に学ぼうとしている看護師さんの
聞く姿勢や考える姿勢を素晴らしくも感じました。
<改善><向上>は受け身でいるより、自分で
取り組むことが何よりの力になるということを伝えてくださる
気もしました。
会議を終えて、夜のNICUに戻りました。夜の入院や緊急手術なども 多かったこの日で、会議の間、留守を守ってくださったメンバーにも
感謝でした。 麻酔科、小児外科の医師、手術室の看護師さんなどもたくさん
NICUに出入りしていた夜のNICUです。
テンパらず、忙しい中でそれぞれの仕事に集中している
夜のNICUスタッフを頼もしく思えました。
皆様、それぞれにお疲れさまでした。
1ヶ月前はたくさんの機械の中で新生児集中治療の術を尽くされていた
健くん。すっかり穏やかで身軽な様子、ママさんに抱っこされて
いる姿に奇跡を感じた夜のNICUでもありました。 思いながら、こども医療センターのある丘を下り、
「貸切、リムジンだ」と思いながら自分一人が乗客の 神奈中バスに乗って帰宅しました。
皆様、それぞれにお疲れさまでした。
明日もそれぞれの場所でそれぞれの役目を頑張っていきましょう。
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2015年08月29日
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下段のようにトラックバックしていただきありがたく感じた
ですが、以下のような報道がありました。
下記、ご覧いただければ嬉しく感じます。
また、東京交通新聞にも以下のように報道していただいております。
寄付金はNICU診療に活用してくださいというお言葉だったので
使い道をNICUスタッフで相談して決めて、用途を改めてこの
ブログなどでも報告させていただきたいと思います。
神奈川県タクシー協会に応援していただくことになった
神奈川県立こども医療センターNICUの木曜日の報告その1です。
新生児科と小児外科の合同回診とミーティングです。
今週はコラボレーションすることが多かった新生児科と小児外科、
小児外科の先生方から学ぶこともきっと多い後輩世代の新生児科医の
先生方かなと思います。
ベビールームの他職種の朝のカンファレンス、青森から国内留学の
伊藤先生、みんなにわかりやすいように情報をコンピューターを使って
スライドプレゼンテーションしてくれていました。日々の診療を
業務には終わらせず、一歩突っ込んで調べたり、まとめてくださる
伊藤先生の姿勢を素晴らしく感じた光景でした。
自分はNICU卒業生のお子さんのフォローアップ外来を
担当している木曜日です。
過去にNICUで生死のかかるお話を
しながらご家族の命を見守ってきたご家族との再会、
子供達の成長を一緒に見守らせていただく外来です。
内服薬などを調節しながら、その効果をご家族と一緒に
喜んでいるちーちゃんです。
胎児診断でお会いしてから
もう1年の月日の流れたということを感慨深く
ママさんとお話できて嬉しく感じました。
ブログを通して、親戚の方も成長を喜んでくださるという
ママさんの言葉を嬉しく感じ、今回も掲示させていただきました。
夏休みはさまざまな場所での若手セミナーの講師をさせていただております。
そのときに臍の緒からの緊急輸血のシーンを下記の映像を流しています。
奇跡に感じるそのとき、緊急輸血していた男の子の成長ぶりです。
そういうことをNICU入院当時から変わらぬ優しい笑顔とまなざしの
ご家族にお伝えできて嬉しく感じた外来でした。
しゅうやくんも会うたびに大きく、お兄ちゃんらしくなっている
のを感じて嬉しい自分でした。お母さんと様々なお話をできて
嬉しく感じました。
通信簿に<粘り強く練習を重ねて、できるようになった>
<毎朝、あさがおの水やりに熱心に取り組み、花が咲くのをとても
楽しみにしていました>というような担任の先生の通信簿の記載を
嬉しく感じたのは
いろはくんです。400g台から大きくなっていくのを
見守らせていただいた男の子です。小学校を楽しく
通っているという満面の笑顔に会えて嬉しく感じました。
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の続きです。火曜日の夜のこども医療センター
終業後にたくさんの院内外の皆様が集まっての
NICU改築会議です。2時間近い、様々な意見交換の
時間になりました。
いつかの図面をみながら、工期と予算と効果と懸念などを
様々な観点からの意見交換でした。
大規模な工事になると神奈川県内の超低出生体重児の4割、
生まれつきのご疾患の6割を担当しているNICUを休業せざるを
えなくなります。仮の庁舎を立てた上で工事という案もありましたが
予算の2倍以上を上まる工事になるということで断念。
診療を続けながらどう工事をしていくかなども合わせて
みんなで意見を出しました。
や
で自分が構想を述べさせていただいたことを応援してくださる
皆様も多く、NICU病棟の改築について、
「本当にいいの?」と思えるようなありがたい提案も多く、
新生児医療の整備・充実を一緒に考えてくださる方々が多いことに
感動していた会議でした。
この日の会議などで総意形成した内容としては
・家族で一緒に過ごせるようなNICU病床を作っていくこと
・産婦人科や新生児科という縦割りをなくすような
チーム医療を目指していくこと
・NICUスタッフの増員を病院として支援すること
・職員家族の託児、休憩スペースなど要望してきたことを
検討してくださるということ という夢を実現に向かう可能性を感じた感謝を感じる会議でした。
会議を終えてNICUのカンファレンス室に戻ると
後輩世代の先生方の居残り仕事組のデリバリー夕食
風景です。
インドネパールカレー店の多い病院周辺、
ナンとインドカレーで英気を日々養っている感じです。
それぞれの明るさと前向きさを素敵に感じていた光景です。
NICUの中に戻ると若手の看護師さんたちが多い夜勤帯でした。
病棟の患者さんの安定ぶりをお聞きしつつ、
での出演者の皆様のご訪問のときにいなかった
メンバーにそのときのことを伝えあったり、
弘明寺でロケしていた。。。という噂がある<恋仲>の
感想交換などで
和んでいた夜のNICUでした。緊張感だけでなく、
笑顔を忘れず、優しい雰囲気があるNICUで
あれたらと若手の看護師さんたちの様子をみながら
思っていた夜でした。
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