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大混雑のこども医療センターの外来の本日でした。
自分も産科外来でたくさんの御家族に産科医の先生達と
一緒に胎児診断のご説明とこれからの
ご相談をたくさんしていた新年の2日間でした。
本日は2ヶ月間入院していたのぞみさんのNICU卒業の日でした。
入院していた当初、「コウノドリ」みています。。。と涙を
浮かべながら笑顔でお声かけ下さったパパさんの笑顔が今でも
脳裏に焼き付いています。
コウノドリに出てもいいと仰ってくれていましたし、
最終回に退院出来ていたらペルソナに
いってNICU卒業生を演じてもらえたらと自分も期待していたのですが
その時には退院間に合わずで、それは残念でした。
でも、
最終回に登場していた外来や子育て支援の拠点のお子さん達と
同様に可愛さにあふれるのぞみさんです。
コウノドリには間に合わなかったけど、
コウノドリ2の巨大ポスターで
退院の記念撮影。
もし、3があったら、NICU卒業生役で出てくださったらとも
思えるのぞみさんとパパさんとママさんの素敵な卒業の光景でした。
帰り際に、NICUのスタッフを気遣ってくださる想いや言葉、
新生児医療や医学を応援したいという想いに心励まされました。
また、外来に通う中でのぞみさんの成長を
一緒に見守らせていただけたらと思いました。 のぞみさん御家族を見送った後に出会ったのは
しんばくん御家族です。お兄ちゃんとお姉ちゃんが
「コウノドリみたよ」と駆け寄ってきてくれました。
の頃を思い出しつつ、
しんばくん、お兄ちゃん、おねえちゃん、それぞれの
成長ぶりを頼もしく感じました。
自分の涙を引っ込ませてしまった棒演技について
様々な御家族やセンター職員にいじられ続けている年末年始です。
それもコウノドリを多くの人達が最後まで心寄せて下さった
証かなと思えていました。
そのコウノドリの最終回で
白川先生が今橋先生に「自分は1番弟子になれましたかね?」と質問して
今橋先生が「それは無理だよ。一番のパートナーと思っているよ」という
シーンがありました。
この今橋先生の台詞のやりとりは20年前に自分が
新生児科医を一旦辞めようと思ったときに、
自分の指導医だった川滝先生が
自分に送ってくれた言葉のオマージュのように思えました。
自分にエコーを教えてくださった川滝先生です。
「マニュアルやガイドライン通りやるのが専門医ではない。
マニュアルやガイドラインを変えられる人間が真の専門医だと思う。
そういう新生児科医になってほしい」という言葉を胸に
一旦、NICUを離れたいと思っていた自分の気持ちを
応援してくれた川滝先生。
「勉強して戻ってきて、一緒に働ける日を楽しみにしている」
といってくれた川滝先生の言葉が違い場所での修行の辛かったときの
くじけないでいられた励みにもなっていた
忘れ得ぬ言葉でした。
、
3年前にこども医療センターを退職して、
東北大学に異動していた川滝先生です。
でも、1月4日付けで
神奈川県立こども医療センター新生児科に
復帰してくれました。
もう一緒に日々を過ごせないのかなと思えていた自分には、
恩師とまた一緒に日々を過ごせることが嬉しく、
復帰してくれることの心強さを感じるこの2日です。
川滝先生はこども医療センターで遠隔医療を
拡充していくという目標をもっての復帰です。
インターネットを活用しての遠隔診断や
遠隔診療支援で心臓病の胎児診断や新生児医療の施設間
連携を向上して、より多くのお子さんたちに、
今よりもよりよい未来を届けたい自分たちです。
本日、夕方、
早速、川滝先生と心臓外科の
麻生先生と遠隔医療、遠隔医療セミナーの実現に向けての
会議を経営部門の職員の皆様と語り合いました。
夢を感じ、川滝先生と再び一緒に夢を日々終えることを
幸せに感じました。
常に新しいことを挑戦し、そして、学び続けようとする誰よりも
若さを保ち続けている気がする川滝先生の
復帰はチームに
向学心と向上心を再びもたらしてくれるような気がして
いました。
NICUにいる手術を控えるお子さんと御家族の
診療方針の確認のために、小児外科・心臓外科・麻酔科・小児循環器科・
集中治療科・新生児科の医師、NICU、PICU・手術室・外来の看護師さん、
臨床工学士さんなどが大集合のカンファレンスでした。
それぞれの科で何を尽くせるか?その上でどうチームとして
自分達は協力できるかを建設的に話し合えているカンファレンス
に感じていました。考えたら、自分は発言ゼロで終わりました。
それも、担当医としてしっかり準備をしてくれて優しく、頼もしく
チームの方針を確認してくれた担当医の吉田先生の存在のおかげであり、
カンファレンスの司会をしてくれていた川滝先生より一足早く
復帰してくれた斎藤先生の尊重し合う
議事進行があってかなとそれぞれに
感謝でした。
チーム医療で皆をまとめる才能がある斎藤先生だと思います。
自分は斎藤先生の指導医でしたが、川滝先生に同様に
復帰するときには「昔のような指導医と研修医の関係性でなく、
ファミリーセンタードケアなNICUを目指す
同じ目標を実現するパートナーとして戻ってきて欲しい」
とお誘いしました。新潟大学の皆様の支援があって
再度の神奈川こども復帰してくれた斎藤先生です。
昔の指導医と研修医がだんだん、並列になっていく
自分達のチームの脈々と流れる家族的な関係性を感じる気もしました。 やりたいことがあったらそれを実現するNICUでありたい。
学びたいことがあったら、巣立ち、学んで、また、
それを実現する場所にしたから戻ってくるような
場所を作りたいと思っています。
NICU改築に向けて本当に新生児科医は増員できるのか?
と不安視され、人集めのことを病院上層部や県から尋ねられ続けている
自分ですが、夢をもって戻ってきてくれるような昔の仲間がいる
限りはきっとなんとかなるだろうと未来を信じていると
伝えた昨日でした。
戻ってきてくれたメンバーと昔に戻るのではなく、
新たな夢を一緒に目指せるようなNICUを目指していきたいと
思う年頭です。
一旦離れたメンバーがまた、別の目標をもって
新たな形で再度、仲間に加わってくれるチーム、
離れたり再集合したり繰り返せるような大きな家族の
ようなチームでいられたらと改めて思う本日でした。
ご意見ご感想など、メッセージ欄に一緒に書き残してくださると
心強いです。今年もよろしくお願い足します。
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