チームの訪問の目的は山口大学も6月から新病院になる予定で、
NICUのチーム体制やシステムを学びたいということでした。
事前にこども医療センターに希望してくださった見学内容は
・看護師の人材育成方法や看護単位(ペア制)などのシステムについて、
・看護師と医師の連携の仕方について ・来年度より山口県が作る形で新生児救急車が導入されます。新生児救急車が当院に配備される予定であるため、新生児救急車内の機具や救急セットの内容、出動時の看護師の体制など
・新病院移行時より日本光電の部門システム(GAIA)が導入されます。PIMSとの違いはありますが、当院スタッフは私以外部門システムを運用している施設を見たことがないため、運用の方法やイベント・看護記録・看護計画などへの対応について ・病棟内の物品の配置(感染・非感染での対応)について
・薬剤の管理方法(内服薬の保管や内服方法)について
・超低出生体重児の保育器や人工呼吸器の配置・管理について ・授乳室や家族ルームの活用方法について
・病棟内外の人や物の流れ
(母乳・ミルク・機材室の配電や洗浄などの方法)について
・入院時の家族支援カンファレンスや患者の情報共有などの
方法や工夫について
・祈りの部屋の見学 などでした。
仲良く交流してくださることを心強く感じた
NICU看護師さんと一緒に1日、山口大学のNICUやGCUの
看護師さん達と意見交換しました。
木村先生が伝えて来たであろうこともあるかもしれませんが
百聞は一見に如かずということもあるかもしれません。
NICUを見学しながら新生児医療を一緒に考える
時間でした。大変素敵な山口のNICUやGCUスタッフ
の皆様でした。
ドクターカーも見学。山口は帆走距離がありますが
神奈川も渋滞などに会うことを考えると同じような長時間搬送に
なることを確認しつつ、
ドクターカーの中の物品や活用を確認しました。
救急車と違ってドクターカーは治療を優先するので
ご家族は同乗しなかったり、高速道路などで止めて
その場で治療をしたことなどを伝えたりしていました。
景色を見ながら、屋上にある
祈りの部屋も見学していただきました。霊安室の横にある
部屋、天窓がある部屋です。霊安室を地下でなく、天に
一番近い場所に設置したのはこども医療センターの
多くの人の願いを具現化してくれたアイデアだったと
思えます。
コウノドリ2017の第5話のことを
踏まえて祈りの部屋のことを伝えさせていただきました。
子宮内で人生を終えた胎児の赤ちゃんにこども医療センター
の助産師や看護師さんがどう接しているかなどを伝えたり、
この場所で多職種多診療科で見送る時間などを伝えたり
しました。 祈りの部屋があってよかった。。。だけど年々、使わなくなっている
NICU。なぜなら祈りの部屋のコンセプトは大切だけど、それをNICU
の中でもそういう空間を作ることができるような気がしているから
という話をしました。
最近、夜にご生涯を終えたお子さんのご家族が翌朝までファミリールームで
過ごしてから帰りたいというご希望してくださることが増えて来ました。
家に早く帰りたいのではなく、子供と過ごした場所に最後にもう一晩
過ごしたいという願いを伝えてくれる人たちがいることなどをお伝えしました。
一足先に開設した新しいファミリールーム、2部屋にしたけど
自分はファミリールームがないとできないというわけでなく、だんだん
ファミリールームさえ必要でないNICUの病棟の中でもご家族が穏やかに
過ごせるようなNICUに変わっていけたらと考えているということを
お伝えしたりしました。
ご訪問くださったことに自分たちにも
気づきがたくさんあって感謝でした。山口と神奈川の
NICU交流を来年度以降も深めていけたらと思えました。
2年前に山口で講演をさせていただきました。
熊本地震の中で生まれる赤ちゃんやご家族を支えようとしている人達を支えたい:第68回九州新生児研究会 in 山口の参加報告(その2)山口の皆様の一途な新生児医療への情熱を感じる
お医者さんや看護師さん達が多いことを実感しました。
木村先生を通じて山口をすごく身近に感じるようになりましたし、
ご縁が広がり、今年は6月に山口で以下の講演会にご招待いただいております。
山口は好きな憧れの場所です。
山口の皆様に1日混じれることを楽しみに
しています。
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]

