がんばれ!!小さき生命(いのち)たちよ

9年間ありがとうございました。2019/8/31に https://nicu25.blog.fc2.com/ に移行しました。

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NICU卒業生のフォローアップ外来に
高校生になる女の子がきてくれました。

NICUの入院中、小児科に再入院しての
4年近く担当させてもらった
女の子です。

途中、留学の話があった時にこの子の顔が浮かんで
今、去るわけにもいかないかなと思えました。結果としてはその
時留学したらまた、違った人生になっていた気がして自分にとっても
人生の転機をくれた女の子です。在宅人工呼吸器管理で12年前に
退院となりました。

外来は星野先生が担当してくれました。
自分の外来に久しぶりにきてくれて
気管切開カニューレの交換や
ご家族と成人移行について相談をしました。
どう小児科を
卒業していくかを一緒に2年間考えていきますと
伝えたこの日でした。

ママさんと話して印象的だったのは
「昔は学校や支援施設にいくと気管切開や呼吸器で
過ごしているのは自分の娘を含めて少人数だった。
最近、そういうところにいくと気管切開や呼吸器など
つけているお子さん達が増えている気がする。」
と話してくれました。
自分は
「昔は人工呼吸器をもって家に帰ることは皆が大変なことだと
思っていた。今は<人工呼吸器つけて帰ればいいじゃない>
と簡単にいう若手の医療者に出会うことが増えてきた気がする。
それが医療の進化なのかどうかは自分もわからず、
医療が変わってきているのを感じて、その影響が
学校で医療的ケア児が増えていることにつながっている
と思えます」と話しました。

ママさん、素敵な笑顔で
「人工呼吸器管理で家に帰ることは当たり前の医療でないし、
やっぱり大変なことなんだと思う。それはきっと
今も昔も変わらないかな」
ずっと在宅人工呼吸器管理と共に生活してきた
人だからこその言葉をお聞きしました。

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で<障害>の形が脳性麻痺から医療的ケアとともに
生きることに変わってきて
いることを感じ、学校などでその課題を伝える活動をしている
ご家族もこの年代です。

在宅医療や医療的ケアと共に生きるこども達や
ご家族のことをNICUから続いていることと若手スタッフには
感じてもらいたいと思えています。

ちょうど、この後の第122回日本小児科学会学術集会
星野先生がシンポジストだった
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「小児在宅医療における病診間連携と小児科医の役割」という
シンポジウムがありました。
山口直人先生と共に参加してきました。

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「周産期医療と小児在宅医療」というテーマの星野先生の
講演でした。

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そのスライドを何枚か掲示します。




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星野先生はこども医療センターは小児外科系医師が多く、
胎児診断で生まれつきの御疾患のある人たちが集まっている
近年。

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様々な生まれつきの御疾患について様々な診療科と
一緒に診療しているが手術などで解決できないことは
あり在宅医療で退院となるお子さん達は少なからず
いることを伝えていました。

神奈川県全体の小児在宅医療の整備にも関わっている
星野先生、神奈川全体の調査結果も出していました。


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2015年の時点で
神奈川県の小児在宅医療の7割を担当している
ことを講演していました。

他院のNICU卒業生でもこども医療センターで
在宅医療をしているお子さん達もいて
周産期医療と在宅医療の関連性を強く感じる
部分を伝えていました。


こども医療センターでも
様々な診療科が頑張っているけど、すべての患者さんの
在宅医療をすべて十分にやれているとは言えない。
地域の病院の先生達と連携しているからこそ
たくさんの患者さんを診ているともいえる。



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そして、在宅医療の高度化、中止になる人たちより開始になる人たちが
毎年増えていく現状を伝え、
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在宅医療の高度化・増加を講演してきました。



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星野先生がよく話す、お家を病院のようにしていいのか?
こどもを含めた地域生活支援を目指していくためには地域病院や
在宅医さんとの連携が大切なことをお話ししていました。

星野先生達は、15年くらい前くらいに
在宅医療への取り組みを担当医や担当看護師さん任せにするのは
負担が大きいと考えて
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在宅医療審査会を立ち上げて、チームで
在宅医療の準備を支援することをはじめたことを
話してくれました。そのチームの取り組みを講演していました。

上記の女の子も確かに
この審査会のメンバーで在宅人工呼吸器での退院を
支援してもらいました。

たつきくんなどのNICU卒業生のお子さん達の
地域病院とのカンファレンスの様子も講演していました。

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日本全体での在宅医療の支援体制ですが
やはり地域差や病院差はある現状です。
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小児医療としても在宅医療の支援体制への
整備への提言が出ています。
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小児在宅医療を支援してくれる在宅医さんも増えつつありますが
やはり成人と小児の違いに戸惑う部分もあり、在宅医さんや
地域の病院のスタッフと出張して
連携カンファレンスを続けきたことなどを
講演していた星野先生でした。



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在宅人工呼吸器管理で帰る頃にその支援体制を作った星野先生達、今は
その子達が成人期に到達しつつあり、どう成人移行していくかをチームで
取り組もうとしていて、これも周産期医療で助かる命が増えたからこその
課題に向き合い続けているのだと思えました。


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年齢層は高めの会場でしたが、NICUで救われた命のその先を
よりよく支えようとしている小児科医が朝一番からたくさん集う
会場での講演でした。

NICUスタッフにも、こういう話し合いのことに心寄せていたいし、
NICU退院が自分たちの仕事の目標とはせず、NICUのその先を意識した
新生児医療を皆で目指してけたらと思えます。

星野先生の講演、拡大版でどこかで再演をお願いしたいと
考えています。

本日も皆様、それぞれにお疲れさまでした。
ありがとうございました。


下記、引き続きみなさまよろしくお願いいたします。



追加されました。クレジットカードで
こども医療センターへの寄附が1000円から可能です。
確定申告時の税控除の対象になります。
税金の使い道を指定する思いで
「新生児科指定」「NICU指定」の寄附と
してくださればNICUリニューアルオープンや、
一緒に過ごす時間を大切に過ごす
ご家族たちの応援のためにも
活用させていただくつもりです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


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