山中御殿

基本、携帯で投稿・閲覧してますので、一部機能が認識できませんです。

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

のぼうの城 ケータイ投稿記事

イメージ 1

巷で噂の「のぼうの城」をひろげ(妻)が買ってきてくれたので、読んでみました。

コレ、和田竜という人の著作。

直木賞候補にもなったこの作品、売上部数20万部を突破したそうな(と、帯に書いてあった)。


どれほどのものかと読んでみたら……

イヤ、たしかにこれは面白い!

サクッと一気に読んでしまいました。


どういう本かというと。

ジャンルとしては歴史小説で、戦国モノです。

舞台は武州忍城。

天下統一を目前にした豊臣秀吉が、抵抗する北条氏を討つために出陣。

北条方についた成田氏の居城・忍城に、秀吉の命を受けた石田三成が2万余の大軍をもって迫ります。

対するのは忍城主・成田氏長の城代、成田長親。

その兵わずか2千。

その運命やいかに……?



とまぁ、そういう筋書きではありますが。



じつはこの本の面白さは、城を巡る攻防のかけひきにあるのではなく、忍城方総大将・成田長親の特異なキャラクターにあります。


この「のぼうの城」での成田長親は、うすらぼんやりとしていて馬術も武術もからきしダメ。

家臣から領民から皆に「のぼう様」、つまりは「木偶の坊」とよばれながらも泰然としているという、およそヒーローとは程遠い人物。

一見ただのバカに見えるけど、皆には圧倒的な人気がある……



この「のぼう様」を助けて奮戦する家臣など城方の人物たちはもちろん、敵方の石田三成や大谷義継などの諸将もまた魅力的。

これらはいってみれば「よくある」キャラクターだけど、だからこそ「のぼう様」が際立って、また反対に脇役たちも魅力が増しています。


終り方もスカっとしていて清々しい。



いわゆる「歴史小説」を期待すると失望するかもしれない。

けど、歴史好きなオイラとしては、逆に歴史小説然としている小説は、説明臭くてキライっす。


歴史になんの興味を持たない人が読んで面白いのが、真に面白い歴史小説だと思うのだ。

その意味で、この「のぼうの城」はエンタテインメント作品にして、真の歴史小説であります。

開く トラックバック(2)

全1ページ

[1]


.

ブログバナー

佐々木斉久
佐々木斉久
男性 / O型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
検索 検索
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

過去の記事一覧

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事